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2.2 重み付き残差方程式の積分


 いま、式(3)を図4(b)の節点s上で考えると結局次式を得ます。

(ここで図4(b)よりW(x)はx<rとx>tではゼロとなることに注意 して下さい。)

                (14)

なお、Rs(e)とRs(e+1)は要素(e)と(e+1)の節点sに関する

残差方程式への寄与を表しています。いま、次式のような積の微分を考えます。


              (15)

したがって、

              (16)

となり、次式を得ます。

    (17)

同様の変形により、次式を得ます。

    (18)

ここで形状関数Nsはx=Xrまたはx=Xtでゼロ、x=Xsで1となりますので、

式(17)、(18)を式(14)に代入して次式を得ます。


                     

      (19)