弁護士報酬の敗訴者負担に反対
裁判では、弁護士の力量によって、本来勝つべき者が必ず勝つとは思えない現状があります。大企業の擁する大弁護士団に対して、孤立無援でもその大企業に対して戦っている者も居ます。(あたかも、風車に立ち向かっているドンキホーテです。)しかしながら、それが、個人的利益のためだけでなく、国民的あるいは全人類的な利益の為に行っている場合も有ります。しかし、前記のような状況では、正しい者はやがて必ず勝つというのは、時代劇の終盤だけです。しばしば物語の途中で返り討ちに遭う場合も多々あります。 仮に、『よく分からないが、何か変。』と言うような事から、重大事件が発覚する場合も有りますが、このような場合上記の制度が成立してしまうと、疑問に思った程度では裁判を諦めざるを得ません。 このような観点から「弁護士報酬の敗訴者負担」には絶対反対です。 |