『鞭打ち損傷』とオウム真理教
読売新聞の記事(H07.05.18、H07.05.22、H16.01.30、H16.01.31)ですが、オウム真理教の土谷正実化学班キャップ(39)は、交通事故による『鞭打ち損傷』に苦しみ、ヨガでの回復を求めて問題の教団に入信した等の記事が掲載されていました。その過去の経歴は素晴らしいものでしたが、不幸にも交通事故による『鞭打ち損傷』の治療が充分でなかったことから、重大な犯罪(地下鉄サリン事件では12人の死者と、その他に多数の被害者を出した。)の幹部になってしまったようです。又、このオウム真理教の事件では元信者で現在服役中の林郁夫、りら夫妻も共に医師ですが、やはり交通事故に関係しております。この様に医師でさえ治療方法の選択に悩み、苦しむ『鞭打ち損傷』は、その複雑性等から単純に加療方法をきめられる筈がないものです。 次の条件の内1つでも満たされていれば、オウム真理教の土谷正実化学班キャップらによる地下鉄サリン事件等は起こらなかった様にも思えます。
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