物産展の出展者の中には本当の産地製造メーカーとメーカーから仕入れをしあたかもメーカーの様にふるまう催事屋の2種類があります。
 全国に名の知れた製造メーカーであれば価格も商品も問題ないのですが、後者の催事屋には気をつけて下さい。
 まず、価格。自分達の利益を確保する為に通常の2倍近い値段を付けます。そしてその価格がばれないようにパッケージを変え内容量を変えます。 そして更に2個でいくらでいいよとか、これもおまけと一見サービスをしている様な方法で販売します。が初めから計算済みの価格で一個当りを高めに設定して販売します。
 つまり安いのではなく騙されていると言う事です。次に商品内容。産地表示を免れる為に業務用で仕入れ現場で商品を計り売りします。 これだと表示義務が無いので産地を聞かれてもいくらでも嘘をつけます。表示義務の無い商品は「佃煮、惣菜、計り売り」これらの販売業者は要注意です。 袋詰めされている商品でも佃煮、惣菜の分類は表示義務がありません。平気で嘘をついているのが現状です。
 例えば「いなごの佃煮」。田舎の無農薬の田んぼだからいっぱい取れる等と平気で言っています。実は中国、ベトナムです。

 では、まともな業者を見分ける秘訣はというと「販売店がある、HPがある、スーパー等に卸している」この3点が確認できればまともなメーカーです。 (卸はメーカーによりしてない所もある。)以上、これが物産展の実態です。 そして百貨店側もよほどクレームが無い限り、売上を作ってもらえば、その手数料が店にはいるので見てみぬふりをしています。問題が起きても業者のせいにし表面上頭を下げる程度でしょう。 業者の代わりはいくらでも入ると言う事です。
 どの業界も必ず表があれば裏があります。一人一人がもっと 勉強し騙されないように賢く生きましょう。



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