本白根山のコマクサ

野反湖は群馬、長野、新潟県の県境に位置し、標高1,514m、周囲12kmのダム湖で、その湖水は魚野川から信濃川に合流し日本海に注いでいます。気候は表日本式気候と裏日本式気候の中間にあるので、変化が激しく降雨量、積雪量も多く冷涼な厳しい気候ですが、初夏から初秋に掛けて多くの高山植物が周囲を彩ります。

イブキトラノオ

草原に生えている多年生の草本で、丈は1.5mほどになる。花期は7月から8月で淡紅色の小花を密に開く。

野反湖

和名はゼンテイカですが、日光の山に多いのでニッコウキスゲの別名が一般的です。野反湖では「ノゾリキスゲ」と呼んでいます。

ノゾリキスゲ

シロバナニガナ:ニガナに似るが舌状花が8〜10個で白花のものを言う。和名は苦菜で苦みのある乳液を含むから

カラマツソウ:山地の草原に生える草本。和名は唐松草で花がからまつの葉の出方に似るため。

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