ダイビングツアーLOG

パラオツアー
日 時 2005年12月8〜12日 ポイント ジャーマンチャネル・コーナー・ホールetc
天 気 曇り STAFF 上田
水 温 30℃
透明度 20m 海洋状況

合計5名でパラオのカープアイランドへ行ってきました。関空を午前中に出発して、グアムを経由して、パラオに着いたと思ったらヤップ島でした。飛行機の半分の人だけ降ろされて、蝋みたいな所に入れられるみたいで、その間に飛行機の中はシートの下から荷物まで徹底的にチェックが入ります。週に何回かあるらしく、ヤップ島で保安チェックを受けてパラオに到着したのは夜でした。
ホテルに入り、早朝にカープアイランドに向けて出発です。
カープアイランドまでは船で約40分くらいで到着です。
相変わらず、のんびりした雰囲気でコロールとは全く異なった感じです。
到着後、すぐに1本目のダイビングがスタートです。ポイントは「ジャーマンチャネル」カープ島からだとポイントまではすぐ行けるので、かなり楽チンです。潜ってみるとガーデンイールが沢山いて、マダラタルミが群れになって泳いでます。その横にはマンタが悠々と泳いでいて、いきなりのマンタに皆も大満足!

2本目は「タートルコーブ」へ。ここはニチリンダテハゼやロウニンアジ・ホワイトチップシャークなど、大物からマクロ系の生物まで楽しめるポイントで、のんびりゆっくりとしたダイビングでした。もちろんカメも何匹か見れましたよ。

2時くらいにはダイビングも終わり、部屋にチェックイン。

TVも無ければ音楽も無く、風の音と波の音だけが聞こえるのんびりとした場所なので、読書をしたり散歩をしたり、ビリヤードをしたりと、日本で時間に追われながら働いてる我々にとっては、ものすごく贅沢な時間の過ごし方です。

2日目はいよいよ「ブルーコーナー」へ。あまり流れも無く、ナポレオンフィッシュやバラクーダの群れを見ながらのんびりダイビング。2本目の「ニュードロップオフ」は流れも出てきて、ギンガメアジの群れに巻かれながらパラオの海を満喫してきました。



この日はダイビングが終わってから、ジャングルの中を散歩してきました。険しいジャングルを30分程歩いていくと、ストーンマネーと言う石で作られた昔のお金が落ちています。昔のギャートルズを思わせるような大きなお金は、今ではどのいくらいの価値なんでしょうかね?





カープ最終日のダイビングは流れている時間を狙って、「ブルーホールからコーナー」へドリフト。2本目も「ブルーコーナー」へ入ってきました。
気持ちいいくらいの流れがあり、カレントフックも大いに役立ちました。
壁沿いには大量のギンガメアジやバラクーダ・マダラタルミ・各種サメがウジャウジャ出てくれ、目の前は魚の壁ができていて、まるで水族館の中にでもいるような感覚です。

カープアイランドでの滞在もあっという間で、帰りに「シャンデリアケーブ」と言う水中にある鍾乳洞を潜ってきました。中は真っ暗なのでライトは必需品で、何箇所か水中ドームになってるので、途中で浮上して鍾乳洞を眺めることもできます。

しかし個人的には水中でライトを照らして見える鍾乳石が一番キレイに感じました。地形派ダイバーにはたまらないポイントですね。
外に出るとマンジュウイシモチやニシキテグリなどのかわいい魚も見れ、深度も浅いのでじ〜っくりと楽しんできました。

あっと言う間のパラオツアーでしたが、のんびりとした時間を味わいつつも、水中はダイナミックでアドレナリン分泌と癒しの空間の繰り返しのような所でした。帰りはグアムで半日観光をして、夜には関空に到着。皆さんお疲れさまでした。