〜 透明樹脂粘土ってどんなもの? 〜
ここでは植物性樹脂粘土の中で、乾燥すると半透明になるものをご紹介します。
ソフト粘土に比べてキメ細かく、細かい細工に向いています。

■グレイス/信和サービス
特徴は透明感と弾力性。透明感と柔らかさが魅力の粘土です。乾いても透明感があり、割れにくく弾力性が残ります。着彩用のカラー粘土「「グレイスカラー」もありますが、油絵の具でも着色できます。濃い色を作る時はグレイスカラーを使ったほうが簡単です。

■コスモス/信和サービス
特徴は弾力性と延展性。グレイスよりも硬く、水分量が少ない感じがしますが練っていくうちに柔らかくなります。乾燥すると透明感は薄れ白くなります。こちらも着色は油絵の具かグレイスカラーで。

■エクセレント/信和サービス
シャッキリ感が魅力・・・と書いてあります。なんとなくわかる気が・・・。べたつきもあまりなく、形成しやすい気がします。コスモスとグレイス、どちらの要素も持っているような感じ。乾くと透明感はあまりなくなります。

■モデナ/パジコ
色は真っ白ではなくセラミックのような色。さらさらしていてベタつきにくいのが特徴です。乾くと弾力があり、耐水性になります。最初に色を出して完成というよりは油絵の具などで最後にもう一度着彩した方がいい気がします。

■プロフェッショナルA/ジャックス
とにかく薄くよくのびます。きめが細かく透明感が魅力の粘土です。ベタつきにくい。乾いても透明感があり、かなり弾力性が残ります。完全乾燥した後でも熱を加えると形を直せます。油絵の具で着色できます。プロフェッショナルのほうは油絵の具が使えないので注意。

〜 お道具 〜

■ピンセット・細工棒 ■ハサミ
花びらの細工や葉脈をつけたりするのに。プラスチックの方が粘土につきにくくて使い易いけど、慣れれば何でも。
細かい細工に使うので、先が尖っていて刃が薄いもの。
■ニッパー、ラジオペンチ ■フローラテープ
花芯や茎にはワイヤを使います。ニッパーはワイヤの切断に。ペンチはワイヤを加工する時使います。
ワイヤに巻いて茎を作ったり、小さな花をまとめる時に。いろんな色があります。
■プレス板 ■葉型・葉脈
葉っぱを作る時など粘土を均一に薄く延ばすために。
これに押し当てて葉脈をつけます。さまざまな大きさや種類があります。特になくても出来るので私はほとんど持っていません。左のはバラの葉脈。
■接着剤 ■スタイロフォーム
ボンドでくっつきます。ワイヤーとしっかり固定する時などに。
作りかけのお花はこうやってスタイロフォームに刺して乾かします。