偽 物 百 科
現在、英語表記のFake Galleryには、一部別の画像を掲載していますので、興味ある方は見て下さい。

 中国切手研究会の会報「中国郵便史研究」において、不定期で「偽物百科」の記事を連載しています。中国も各分野において、古くから偽物がある程度存在していましたが、特にここ10年〜15年程度は、非常に多くの偽物が出現しており、憂慮すべき状況になっております。
ここでは、特にインターネット・オークションに出現した偽物を中心に紹介したいと考えております。
なお、会報では、より詳しい説明をする予定ですので、興味ある方はそちらをご覧になって下さい。

 

上の図は、過去にeBayに出品されたものである。偽造加工前が、左図であり、中国切手を加貼して、コンビネーションの葉書に変造してある。
 一見して違和感があるし、郵便史の知識がある方にとっては、見分けることはそれほど難しいことはないかも知れないが、中国の郵便史の知識のない方にとっては、危険である。
 この変造品の出品者は、北京在住であるが、別名を次々と使用して出品しているようであり、また在中国日本局の使用例を購入していることを確認しているので、珍しいコンビネーションの使用例として出現出現しないとも限らないので、注意が必要である。特に、最近の中国からの偽造品は巧妙になってきており、他にも複数の出品者が偽物を売っているので、インターネット・オークション等は注意したい。

右の図は、ジャパン・スタンプ商会発行の「にせものグラフNo.2」に掲載されているもので、同商会のご了承を得てここに掲載したものである。
 これらは、ほとんどが在中国日本局の偽造消印であり(一部に日本の南方占領の偽消しを含む)、すべてオーストラリアで偽造されたものと推測されており、eBayにおいて、住所は「オーストラリア;N.S.W.」、IDは「rpl・・・」からの出品に見ることができる。その出品物は、すべて偽物というわけではなく、偽物はロットの中に何点か「珍しい消印」として紛れ込んでいることがあり、画像が小さいこともあって、引っかかりやすく、注意が必要である。なお、同人が、偽物と理解しているかどうかはわからない。

 このページは、偽造品の画像がかなりストックできているので、いずれ機会を見て変更いたします。

中華人民共和国関係でも偽物がたくさん作製されている。上は、普10の「花切手」の無目打とされているが、実際の切手を写真撮りし、印刷複製されたもののようだ。カタログ値段が数千円以上の切手には、すべてこのような複製があると考えた方が良い。7

左は、香港中銀ビルの落成記念として発行予定のものであったが、英文の綴りに誤りがあったため、急遽発行中止になったが、事前に市場に出ていたため、現在値段が高くなっている記念葉書を、複製し実逓(?)としたもので、価値がないので注意して下さい。