開店後に買取が2件、そのあとはお客様がなく売上が坊主かと思いきや、夕方に一人の青年が。1時間ほど店にいてたくさん本を買ってくれたのですが、話を聞くと将来は古本屋をしたいとのこと。いろいろ質問をされたので、知っている範囲でお答えしました。

今、若い人で古本屋になろうというのは勇気がいると思います。アマゾンや一箱古本市で少し本を売るのと、古本屋で365日生計を立てるというのは本質的に違うと思う。2割の打率のバッターと3割のバッターでは10打席のうち違いはたったの1本のヒットだが、本質的に違うというのと似ている。

うまく言えませんが、2割から3割に打率を上げるためには、かなり難しいボールをヒットしなくてはいけない。古本屋も365日生計を立てると言うのは、アマゾンや一箱古本市では見られないような良書を扱う必要があるという感じでしょうか。自分もそのへんでまだまだ腕を上げていきたいと思うのです