月曜日の市場で買った本をチェックしていたら、数年前の古本屋事情の新聞切り抜きを発見。秋の読書ということで、この時期は本屋の取材が増えるのだが、当時はブックカフェとかマンションの一室で予約制とか、奇抜なアイデアの古本屋が取材の対象になっていた。今、それらの「前衛」古本屋の多くは消えて無くなってしまっている。

結局、マスコミや雑誌などは、非日常的な珍しいことや事件性のある出来事を追っかけて記事にしているが、柳田國男ではないが、大事なことは残りの99%だということ。本屋の場合、イベントとかカフェとかは1%の部分で、99%である本屋の活動が生き残りを決めると思います。

現在「本のまち・軽井沢」のプレス準備をしており、この秋はイベントもいくつか企画しているが、「本のまち・軽井沢」は奇抜なイベントやお祭りごとではなく、毎日の「本の仕事」を充実させることが基本。ということで「本のまち・軽井沢」は365日、面白くなるよう、本の仲間で協力して頑張っていきたいです。