「本のまち」宣言(4)です。昨日の(3)で「城と冬対策」が「追分コロニー」の作戦と書きました。田舎では都会の本屋のように店前にトラフィックがないわけですから、お客様にわざわざ来てもらう必要があります。

それで「城」である店舗で今回の写真展や昨年の「河村目呂二展」、普段は園芸教室や自然散策からエコセミナーなどのイベントをして浅間山麓のお客様に来てもらう努力を日常的にしています。また本棚の拡充と在庫の回転とを目的に古書組合に加入して長野と東京の市場を積極的に活用して仕入れやお客様から買取った本を売ったりしています。

それでも冬はどんな努力をしても人がいなくなるわけですから、冬対策はネットを活用した通販ということになります。

そういうことで今は古本屋をやりくりすることに必死で、「本のまち」活動=「ほかの古本屋さんを誘って一緒に活動することなど」に挑戦するのは、もう少し先(中山道の「町づくり事業」が完成する2年後くらいか)と漠然と思っていました。

そこへ今年の4月の末に「軽井沢町で本の仕事をしている関係者で集まらないか」というメール連絡が入ったのでした。つづく..