「境内アート小布施」に「麦小舎」さんとペアを組んで「ブックカフェ」として参加しました。

イベント初日の朝4時半に起床、コーヒーをポットに入れて5時半に山小屋を出発、6時半に小布施着。玄照寺のお寺の境内のアートスペースに9時頃までに設営完了。設営後、お寺の外にあるクラフトスペースを見学、テントを自前で持ってきている人が多く店の数も100店とかなり賑やか。アートスペースに40店、参道に苗木市や骨董市があるので「境内アート小布施」は想像していたよりはるかに大規模なイベントです。

初日は10時過ぎに「小布施」を店主に任せて、番頭は「追分」に戻ってきて店を開ける。「境内アート小布施」の2日目は番頭が「小布施」の店番ということで5時起床、6時に追分を出発。7時に小布施・玄照寺に到着。早速、お堂に格納した本を境内に運びだして開店準備。

「境内アート小布施」に出店することにした理由は三つほどあります。ひとつは追分の店が未だGW前で観光シーズンに入る前の閑散期であること、ふたつ目の理由は地元信州での人気イベントに出店することで宣伝になること、そして三つ目が、アートとクラフトのイベントを通じて古本とは異なる人たちと出会いがあるのではないかと思ったからです。

ということで古本市ではなく「アートとクラフト」の展示会に出店したわけですが、小布施には新刊書店も古本屋がないこともありお店を覗いてくれた地元の多くの方が、本を楽しんで、そしてたくさん買っていただきました。古本屋として店を出して良かったと本当に嬉しく感じました。

また次の企画につながるようなお話もいくつかいただきました。本が好きな人の輪が少しずつ広がっていくことを実感できた2日間でもありました。ご来店いただきました皆様、本当にありがとうございました。「麦小舎」さんもお疲れ様でした。そしてなにより「境内アート小布施」の関係者の皆様、お世話になりました。