光文社のPR誌「本が好き!」の4月号が発行されていて、その中の南陀楼綾繁(ナンダロウアヤシゲ)さんのエッセイ「本町通り(ブックストリート)を歩こう」で「追分コロニー」が紹介されています。ナンダロウさんは、今全国各地で大きな動きに拡大しつつある「一箱古本市」の仕掛け人で、本好きや町の本屋さんの活動を取材して紹介するなかで、当店も記事を載せてくれました。

本については本を読む人が減少しているということで、出版社から本屋まで業界全体が大不況に陥っているといわれているが、自分の印象だけで言えば、雑誌やコミックなどの大量出版物を除けば、本を読む人は岩盤のようにしっかりと存在しているような気がしていて、それを証明するかのように「一箱古本市」はどこでも大盛況だ。「一箱古本市」については、今後、本の存在感を掘り起こす起爆剤のような活動になる可能性があると思う。