5月第3月曜日、長野古書組合の大市がある日。今回の大市は松本にある「細田書店」さんの古希祝いを兼ねているということで、参加店は気合が入った市場。いつもと同じように「ヨ〜ォ」というかけ声、そして「定価x万円の本がx千円!」という感じの和やかな雰囲気でスタート。夕方6時過ぎまで休憩を2回挟んでフリは続き、大商いとなりました。集計が終わったのは浅間温泉のある宿屋で宴会が始まる直前でした。宴会とカラオケで無事一日が終了。

大市翌日の朝は長野県古書組合の総会でスタート。司会は「山崎書店」さん、議長は「ピープル」さん、雛壇には「りんどう文庫」の大久保理事長と「ほその書店」の細野副理事長。決算報告から始まって、規約の改定、新企画などが報告されました。

面白いのは新企画。昨年度は長野の古書組合に3人が新加入したということもあり、これからもますます盛り上げていこうということで、古書研究会を開催していくことが決定しました。研究会は、長野県の古書組合を長年支えてきた先輩古書店が、私などを含む新加入の古書店に古本のこと、業界のことなどを口承するかたちで行われるとのことで、開催場所は長野県の地元に加えて、他県の古書組合の市場にも参加して、一泊して行うときもあるということでした。楽しみであり、しっかり勉強しなくては。