今年は13日の月曜日から水曜日までがお盆の日。毎日日が暮れると盆踊りの音楽が風に乗って聞こえてくる。14日の火曜日は店番の疲れもあったが、盆踊りの音に誘われて会場である浅間神社に行く。浅間神社の真ん中にやぐらが組まれており、既に皆がやぐらの周りに輪を作って踊っている。自分は踊りはできないので、屋台でお好み焼きやフランクフルト、焼き鳥などを食べながら、盆踊りを見て楽しみました。盆踊りの昼間に岩波文庫の日本民謡集というのを棚に差しながら思ったのだが、歳をとるにつれブルースやマイナー長の民謡のようなメロディが好きになってくるのは不思議だ。久々に炭坑節を聞いたが名曲だ。追分が、そして日本の田舎がもっとも賑やかな時に、そこで古本屋ができることを嬉しく思う。