今年2回目の長野古書組合の古本市へ。今日は1月の時より本は多く、窓からドアぎりぎりまで荷物が一杯に埋まる。朝10時から市が始まり、長野組合の市は競り市である。今日は荷物が多いせいかセリのテンポが早い。セリで難しいのは買いたい本だけでなく束になった本を買うので、あれは欲しいけどこれはいらないナ〜など思っていると、アッというまに競り落とされてしまう。東京の中央市だと入札方式なのでじっくり考えて入札できるのと大きな違いがある。それにくわえて今日は、古文書とか古地図とか詩集とか雑誌とか、追分コロニーの守備範囲外の出品が多かったような気がするのだが、結局、何も買えなかった。最後に古書店主達と会話するが、なにも買わないと何を買いたいのか皆もわからないとのことであった。たしかに追分コロニーがあの本を買うのだとわかれば、その手の本をセリに持ってきてくれるということもできるのだ。次回の3月はもう少し積極的にしなくてはいけないと反省。