追分は例年であると12月から3月の4ヶ月は人通りがまったくといっていいほどなくなる。でも今年は暖冬で気温はともかく、雪がないのがありがたい。散歩している人をみかけることもある。とういうことで店舗での週末営業を開始することを決心する。当初思っていたスケジュールでもっとも早い開店となる。

朝、店に到着してすぐストーブに火を入れる。気温もそれほど寒くはなく、薄日もさしている。薪を裏庭の薪置き場から補充して、店内を掃き掃除。時幻さんと亀田屋に週末営業するので挨拶に行く。店に帰って、外の文庫3冊500円、新書2冊500円の棚を出して営業開始だ。営業中の看板と張り紙も出す。まもなく今年初めてのお客さまとして時幻さんの店員さんが来店。正直文庫でも初売りのお客様、そして大阪から軽井沢に遊びに来たというお客様が絵本をお買い上げと順調なスタートだ。売り上げは今日はないと思っていたが、開店して良かった。探求書のオーダーを受けていたお客様に本が手に入ったことを電話したら明日にでも取りに来るとのことだった。少し本の整理もできて充実した開店初日となった。しかし、夕方に店を閉めるころ、雪が降り出す。3月もずっと暖かいということはないだろうから、本の整理をしながらじっくりとはじめよう。インターネットの目録入力もできるだけ早く再開しますので、いましばらくお待ちください。