近所の古本屋さんで聞いたのですが、古本屋という商売は天気に非常に弱いそうです。
快晴ですと、平均的な人は行楽や散歩・町のイベントなどに行くので古本屋には行きません。
また雨ですと外出はしませんし、古本屋も傘の雨で本が濡れるのは困ります。
そうなると「古本屋日和」というのは、曇りで気温が20度前後となります。つまり季節的には春と秋になります。

その秋の最初の古本市である早稲田の「青空古本祭」は、毎年我々もかならず掘り出し本を探しに行くのですが、今年は雨にたたられました。青空古本祭の準備を中心となってした皆さんはさぞ落胆したことかと思います。でも終了後のブログを見て、そのたくましさに感心しました。少しくらいの逆風でめげていては古本屋はつとまらないのだ、見習わなくては、と思ったのでした。