店の向かって左奥がカウンター、その左側の壁は欧州・アメリカの旅行本から始まって、哲学・思想、そして日本と世界の歴史、心理学、精神世界、占い、童話、絵本、民話などです。追分ゆかりの作家である堀辰雄、室生犀星、福永武彦、後藤明生、佐多稲子などの本もすこしですが置いてみました。ということで、東京のアパートから運んだ本のほぼ全部と、追分の山小屋にある本の半分くらいを、作業を開始して1週間くらいで棚にとりあえず並べることができましたが、かなり、ヘトヘトです、古本屋は体力勝負というのを身にしみてわかったという感じです。

その週末土曜日に、馬子唄道中のガレージセールスのときも手伝ってくれたAさん夫婦が開店のお祝いをもって来てくれました。開店お祝いは立派な軽井沢彫のキャッシュトレーと花瓶でした。お心使いに感謝しながら、では夕食を一緒にということで、その夜は我々夫婦とAさん夫婦の4人で小諸に行ったところ、良さそうな天麩羅屋さんを発見、値段も手頃で満腹となり、山の夜気が心地よく日中の疲れを癒してくれました。

つづく...