池袋ジュンク堂での北尾トロ・斉木博司「新世紀書店トークセッション」に行ってきました。追分村で古本屋を開業する我々にとって、古本村の話は聞き逃せません。北尾トロさんの話を聞くのはは、2年ほど前に参加したネット古本屋開業講座以来です。我々も時々行く古本屋「ハートランド」店主の斉木さんとの絶妙のコンビで、写真を見ながら、イギリスのヘイオンワイとベルギーのルデユの訪問記をたっぷり聞けました。

田舎の村の古本屋キーワードは「マザー」と「冬」だそうです。ヘイオンワイの中心には古城があり、それが古本屋になっているわけですが、「マザー」とは村の中心となって人をひきつける建物、「冬」とは、販売ができない冬をどう乗り越えるかということだそうです。追分コロニーの場合、中仙道の古い民家を再現した建物を借りるわけですので、その建物が「マザー」になります。そして、冬をどうするか?東京の古本屋か古書展でバイトかなとおもったりしますが、これからゆっくり考えます。