春がついに来ました。我々が賃貸予定の建物は昔の中仙道に面した建物を復元するプロジェクト、昔風に造るため木の家です。木はある一定期間乾燥させる必要があるため冬の間がちょうどその準備期間でした。大工さんの手仕事は見事、くぎをつかわず木を組合せるだけで一気に建物を立ち上げます。

我々が到着した土曜日の夕方には既に屋根の大部分が出来上がっていました。翌日曜日、雨の予想にもかかわらず、天気は快晴、神様ありがとうございます、上棟式の参加者は、建築士のMさん、地元でコーディネートしてくれているHさん、工務店のU社長、現場監督のM部長、大工さん他の工事関係者の皆様、そして追分プロジェクトの大家さんであり施主であるTさんと我々二人、骨組みが立ち上がった二階部分で上棟式を無事に行うことができました。

建物が完成するのは7月下旬、ちょうど、追分馬子唄道中のイベントがあるころだ、そのときには立派な建物の前で「一箱古本市」を企画しよう。立派な建物に負けないよう本屋も頑張るゾ!