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新刊本コーナーからお薦めの一冊】 店主(Y)、番頭(N)が読んだ本、お気に入りの本です。

お薦めの1冊(H20/9/9記) : 「折り返し点」宮崎駿 − 岩波書店
子どもとビデオで一緒に見て出会ったのが「トトロ」、それ以来、宮崎駿の映画の虜になり、宮崎アニメはすべて見て来ました。そのような宮崎駿のファンは無数にいると思いますが、その宮崎ファン必携の本です。
日和文庫8月号から(H20/7/18): 「洲之内徹が盗んでも自分のものにしたかった絵」 洲之内徹・文/画・洲之内コレクション「気まぐれ美術館」 − 求龍堂
没後20年記念刊行。洲之内徹の「気まぐれ美術館」シリーズは5冊あって、しかも品切れ本ですからなかなか全部読むのは難しい。この新刊本は「気まぐれ美術館」から選ばれた文と絵が選ばれており、洲之内徹入門書としてお薦めです。
日和文庫7月号から(H20/6/23記) :『ビートルズへの旅』 リリー・フランキー/福岡耕造 新潮社・とんぼの本
ビールズゆかりの地を写真と文で辿ります。私が中学・高校時代によく聞いたビートルズ。当時はメロディが好きでよく聞いたのですが、歌詞の良さを再認識した今は、町の風景をうたった歌を気に入っています。リヴァプールのペニー・レインから、最後のアビイ・ロードまで、巡礼の旅ともいえる一冊です。(N)
日和文庫7月号から(H20/6/23記) :『エルマーのぼうけん3冊セット』 ガネット作 渡辺茂男訳 福音館
黄色と空色の縞々の竜に乗ったエルマーを見かけたことのある人もない人にもお勧めの冒険物語。シリーズ3冊どれも愉快で楽しく、チョコレートは便利な非常食だとか、猫の言うことは聞くものだというためになることも。この本が出てから今年で60年を記念してポケット版もでました。この機会に是非もう一度。(Y)
日和文庫6月号から(H20/5/28記) :『古本道場』角田光代・岡崎武志  ポプラ文庫
直木賞作家の角田光代さんが古本修行のため宿題持参で古本屋へ。指南役は古本の造詣が深いライターの岡崎武志さん。この本を読めば、敷居が高いと思っていた古本の世界がぐっと身近に感じられ、本に出遭う古本屋巡りをしたくなります。古本屋の写真も素敵。古本で買う文庫10冊のガイド付き。(Y)
日和文庫6月号から(H20/5/28記) :『「最長片道切符の旅」取材ノート』 宮脇俊三 新潮社
鉄道ファンおなじみの宮脇俊三さんの「最長片道切符の旅」に取材ノートが見つかり、本として出版されました。この本は昭和50年代の鉄道事情がわかる資料性の高い本であると同時に、鉄道紀行文の第一人者が車窓から見ていた視点がわかる興味深い本です。鉄道ファン必見の本!信州のことも載っていますヨ。(N)
お薦めの1冊(H19/9/27記) :「信州かやぶき民家」 林安直 − しなのき書房
信州の古い民家の写真集です。90年代以降古い民家は急速に姿を消していますが、この写真集の建物の大半も現存していないといいます。著者はこの写真を肴にして酒を飲むそうですが、貴重な写真をよくぞ本にしてくれたという本です。(N)
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