とらちゃんの山行記
Part 4
雲の平

アイコン 2000 夏山

長野県側から裏銀座ルートで雲の平を経て新穂高温泉へ至る。

アイコン 日時
アイコン 行程
  高瀬ダム→烏帽子岳→野口五郎岳→水晶岳→祖父岳→雲の平→三俣蓮華岳→双六岳→双六小屋→新穂高温泉
アイコン 温泉
  新穂高温泉

高瀬ダムまでタクシー

烏帽子小屋

野口五郎小屋のテントサイト
アイコン コメント T
 

 夜中に七倉へ着き、朝のタクシーに乗る。ちょっと出遅れたのだが、ちょうど前から2台目に空席があり、その車へ乗ることが出来た。出発してからはタクシーの行列だ。高瀬ダムのつづら折れをタクシーだけが行列をなして登っていく光景はなかなか面白く感じたのだが、俺だけ?
 ブナ立尾根は三大急登の一つだそうでテント装備のせいかトレーニング不足のせいかバテバテ。後続タクシーに乗った皆さんが次々と追い越して登っていった。烏帽子小屋に着いたときには二番目のタクシーに乗ったにも関わらず最後尾になってしまったようだ。しかし、予定では野口五郎小屋で野営予定なのでヒョウタン池のテントの皆さんに挨拶をしながら先を急ぐ。
 野口五郎小屋へはやはり最後だったようでスタッフの方が小屋の横で待っていてくれた。「もう、後ろを歩いている人はいませんか?」の言葉に最後尾であることを確信した。キャンプ場は斜面ではあるがテントサイトはちゃんと整地してあるので寝るのに不具合は無い。



水晶小屋から黒部湖

やっと見えてきた雲の平
アイコン コメント U
 

野口五郎を出発して尾根筋をマイペースで歩く。快晴だ。体中から汗が吹き出す。「水晶小屋で買えばいいや。」とポリタンの水を飲みながら何とか水晶小屋に到着したのだが、ここでは宿泊者のみへの飲料水の販売なのだそうだ。一時間弱、先のところへ水場が在るそうなので我慢して出発。 水場が在るはずのところはかなりの勾配だったので諦めていると向こうから来た人が「もう少し先に雪渓があり、雪解け水があるとの情報を得たので取り合えず先を目指す。
 ある、ある。右に小さな雪渓が点在し、そこから解けた水が集まり水溜りとなって、マグカップでかろうじてすくえるのだ。多少のゴミなど気にせずゴクゴク、ゴクゴク。そこから先は水晶までの苦しさが一転、水だらけ。祖父岳を越えて雲の平が見えてからの下りなどは下っては飲みの繰り返しで雲の平に着いた時にはお腹がパンパンになっていた。着いてみると雲の平の水場は物凄い勢いで水が噴出していた。「ここで空身になって飲めばよかった。」と反省。



雲の平
スイス庭園

雲の平
日本庭園
アイコン コメント V
 

 「ついに憧れの雲の平に来たのだ。」という感動を実感しながら幕営料を支払いに雲の平山荘へ歩く。スイス庭園・日本庭園・ギリシャ庭園とニコニコしながら歩いている自分が自分自身ででわかった。雲の平山荘は写真で見た感じではヨーロッパ風の赤い屋根の山荘というイメージだったのだが、小さくて古さが目立ち、中は暗くて大分イメージとは違った。しかし、ベンチで乾杯をしている中高年のグループやカップルなどがくつろぐ光景はのんびりとして穴場的な高原リゾートのような雰囲気があった。来るのは大変だけどね。



三俣山荘

双六小屋キャンプ地
アイコン コメント W
 

 雲の平を出発し、黒部五郎岳・三俣蓮華岳の山容を満喫しながら祖父岳の山腹を横断して行き、黒部源流へ一気に下る。かなりの急坂だ。正面に下るからには必ず登る斜面が見える。仕方ない。
 黒部源流は地図で見ると川としてあるのかどうかという感じなのだが轟々と流れる急流だ。渡河地点を探して対岸に渡るとビバーク?の跡があり、その横にやはり小さな野火の跡。「きっと美味しい物でも焼いて頂いたのだろうな。」
 三俣山荘でアイスクリームを食べながら地図を見ていて、双六小屋へのルートを巻き道に決定した。地図上に水場マークがあったからであり、決して双六岳の登りを避けたのではない。ゼッタイに・・・
 確かに水場はあった。昨日の事もあったので安心した。小雨&雷にあいながら双六小屋へ到着。ここも水が滾々と湧き出ていて流しっ放しだった。それにしても山での雷はすぐそこで轟くので迫力十分。チビるかと思った。


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「甲斐駒ケ岳・北岳」編

山行記 Part2へ

「燕・大天井・槍ヶ岳」編

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「立山から黒部へ」編


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「毛無山」編


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