最期のとき
私があなたに最初に持った感情は「嫉妬」でした。

あなたの見事な策にはめられ、
天才と呼ばれた所以を肌で感じた瞬間の
あの感情を・・・。

あなたが言ったあの言葉で

「私がこれまで学んだ事の全て、
 受けてはくれませんか?」

「嫉妬」から「希望」へ、
そして「嫉妬」へとーーーーーーー


あなたの迷いのない眼差しは私を見ていない。
あなたはあの殿(かた)とあの殿(かた)のために
未来(さき)を見つめている。
でも、あなたのためなら この身、この体、
歴史という大きな流れの藻屑となろう。
この名、この地位、
雨という小さな流れとともに消えよう。

丞相 いつになれば
ーーーー私はあなたに近づけますか?

この手は何をつかもうとしているのでしょう・・・


ーーーー私の声はあなたに届きましたかーーーー
ムフフなプレゼントをゲットいたしました!
イラストの下にある小説は、開設祝いにゆきん子から
いただいた小説ですvv
このイラストにってことだったのでこのページに掲載させて
いただくことにしました。
出だしからしてめさくさ好きなんですが(笑)
ありがとねーゆきん子!!
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