ブルーレッド

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 俺はお前が大好きだ! さりげなく告白してこんばんは。 夢と希望で羽ばたく翼の色は何色? 世界で二番目にモテ気配がない男、 ブルーレッド管理人ゆう20歳です。 ん? 一番は誰かって? もちろんディスプレイの前に座る、あ・な・た。(挨拶)

 といった、ケンカ売るようなスタートで始めてみちゃったわけなんですが、 もちろんそんなこと思っていません。ごめんなさい。むしろそうだったらいいなぁ、ぐらいの 僕の希望、願望が漏れ出してしまいました、ごめんなさい。 あなた方が大好き、好き、でも好き。ぐらいに大好き。 毎日、死にたい、死にたいという深層意識が文章にまで滲み出ている私めのサイトに はるばる来てくださる皆様方を僕が嫌うわけが無いのです。 しかし、ギャグではなくとうとうこの日がやって参りました。 門出でございます。人生の門出の瞬間です。 ついにこの家、この街を出るときがやって参りました。 愛しのあの子と海を隔てて! それでも大好き、皆、好き。 ありがとう、そしてさようなら。 や、そんな人は北海道にはいません。 むしろ今現在進行形で海を隔てているばかりでございます。 繋がるために僕は飛び立つ。空で繋がっててもこの大地で繋がっていなきゃ、 僕はダメになってしまうんだ!

 と、ラストまで妄言、奇言を残し去り行くゆうさんを生暖かい目で見守っていただけると、 僕は興奮ばかりで夜も眠れなくなると思うので、皆さんそうしてください。 というか、それはヲッチ対象ということなのですが。(実時間3月27日現在)






4月5日(金)

 さぁー! 出発だぁー!(でっぱつと読みます)という特攻(ぶっこみと読みます)の拓 でしか通じないありえない読み方を強要させて今日の日記は始まるわけですが、 ついに出発(でっぱつ)なのです。 今まで半年間、最果ての北の国からHOTなユニークライフ、ブルーレッドをお送りしてきたわけなのですが、 いよいよ次回からはさらにHOTな大地、トーキーオーに参りますので HOTを通り越してボイル? 沸点を超えた灼熱の熱さのライフを描いていきたいと思います。

 東京に行って僕が欲しいものはただ一つ、愛なのです。って、うっわー、言ってて恥ずかしい。 とても20を過ぎた人間の発する言葉だとは思えない。いや、しかし、それこそが僕の欲する唯一のもの。欲しいのです、愛が。手に入れたことがないので、たとえそれがまがいものだとしても欲しいのです、愛が。 お金も割とあるならばありったけ欲しいのですが、それは二の次です。 ひたすらに求めます、愛を。欲しいのです。愛したいのね〜♪ 愛されたいのね〜♪  そんなことを延々言うお前は早くdeathね!(死ねと読みます)

 それじゃ。日付が追いつく頃までに何もなかったかのように向こうで更新したいなぁ、と思います。(実時間3月26日現在)  あと、移転に際してリンクの変更なんぞはどうでもいいのですが、 皆さんのブックマークを変更してくれたらなぁ、なんて思います。
 






4月4日(木)

 最近、主に大学生の方ばかりと遊んでいたわけなのですが、 実のところやはり羨ましいと感じてしまいます。 ああ……こいつらは毎日キャンパスをおしゃれトークを交えて闊歩しながら、青春を謳歌しているのかと 思うと、義憤の念にとらわれて頭が痛くなってしまうのです。うん、実に楽しそうだ。 授業など受けたくはないのですが僕はキャンパスライフを送ってみたい。 など妄言を吐きますと会社の人に貴様はまだ学生ランラン気分なのかね?  と、恐い笑顔でリストラリストに入れられるのでしょうが、やはりそう思ってしまうのです。

 サークルに入らない? なんてきれいなお姉さんに誘われるがまま向かった先はテニスサークル。 ひらめくスコートが目に眩しい。そんな観衆の中、サーブをいっちょ、ばしっ! っと決めてキャー! などと黄色い声援を受けてみたいものです。 ついでに夜のサーブも決めちゃったりしてみてー! ギャハハ! ああん、そこはフォルトですぅ!(後ろの方だった)  ノータッチエース!(挿入の前に発射) などのイベントもあったかもしれません。おっとと、下ネタかよ。 いやぁ、皆、こんなライフ実際送ってるわけでしょ? 毎日楽しくてしょうがないんだろうなぁ。ワクワク。 しかし、まず僕なんぞが入れる大学などないのでしょうのでそれは決してかなわぬ夢なのですね、きっと。
 これをTOPに残したまま去るのは非常に恥辱プレイなのでもう一日書きます。






4月3日(水)

 地獄・・・東京面接編。

 この街の暑さは異常・・・まるで地獄の釜の底・・・ 地球温暖化・・・ この星には崩壊の危険が迫っている・・・ MMRばりの強迫観念に襲われながらも、羽田空港から 会社までえっちらおっちら辿りついたのですが、 正直炎天下の中歩きまして、面接に対して万全! という肉体状態では ありませんでした。マジ暑すぎ! 
 通常は面接試験を受ける前には学校で練習をしてくれたり、 「必勝! 面接の達人」とかのタイトルの本に目を通し、事前に きっちりとした対策をしてからのぞむものなのでしょうが、 「先生は忙しい、一社目なんて落ちるつもりで気楽に受けてこい」 なるユニークな発言が飛び出したため特に準備なんぞしていきませんでした。 なんて学校だ。僕もなんて受験姿勢だ。

 いよいよ面接。部屋のドアをノックして「どうぞ」という返事の後に入室。 い、1対5!? と中の重役らしき面々を見てオラ、ビックラこいてまいました。 と、いいますか社長です。社長も面接官なのです。 いや、これぐらいは常識的なことなのでしょうが なんということだ、地獄……ここまで本格的なものだったとは。 全てを甘く見ていたことに遅まきながら気づいたのです。時既に遅し。 僕の中での社長、グループや会社のTOPといえば鷲巣(アカギ)、誠京(銀と金)、 兵藤(カイジ)、のような「ククク・・・とどのつまり世の中は金・・・!金・・・!」  「苦しい・・・苦しい・・・強運が苦しい・・・!」 「死んじゃう・・・!死んじゃうツモだ・・・!」  「通るかもしれんぞ・・・?そのイーピン・・・!」 有害に偏ったメディアに毒されていたために、こんな発言ばかりをするものだという先入観があったのですが、 まるでそんなイメージとかけ離れている抱いて〜! といった感じの素敵ダンディな方でした。 いや、今挙げた例は会長と呼ばれる階級の方々なのですけれど。

 面接内容に関してはほとんど覚えてませんでしたが、 「あー、うー」と某ギャルゲーのヒロインの真似をしてみたり、 なんか上手くしゃべれていなかったことだけは覚えています。 約30分のかけぬけていく私とオジサマ方との素敵なスゥイートタイム。 終わって退室する際には「失礼しました」と、場違いなところに来ちゃって すいません、という意味もこめ深く礼をして退室しました。 私、ダメだわ、もうダメだわ。 一次試験の時の人事の人も同席していて、「今日は緊張していたみたいだね(笑)」 とのフォローを入れてくれるダメっぷりに失意のまま北海道に帰ったのです。 やっぱり私にはこの北国が合ってるかのしれないわ。

 学校の先生にそんな感じで試験のことを報告したところ、「初めてだし、そんなもんだろ」とのお言葉。 まぁ、一次受かったのがそもそも意味がわからないし、今回はああいう雰囲気が味わえただけでもよかったかぁ、 次こそは……次こそは万全に! と、面接本でも買おうかと思案していたところ、 貴様は受かったぞ、との信じられない奇報が。 我が耳を疑うこの報告を素直に喜んでいいのか僕にはわかりませんでした。 ホント、未だに全然意味がわからないんです。 だけど、気づけばいつのまにか就職は決まっていました。 これが僕の就職活動の全てです。ホントに今って不況なの? 嘘だべって感じ。 こうして、僕は自分がなぜ受かったのか、まるで疑問なまま東京に向かいます。 こんな社会人も世の中にはいるので、これから就職活動をしようとしている 僕より優れているであろう皆さんは自信を持っていいと思います。 そんな感じです。






4月2日(火)

「もう春だね、ステファニー」
「クソ雪が降ってるわよダーリン。一度病院に行って来たほうがよろしいんじゃなくて?」

 といった日和の中、市内におそらくは一つしかない(僕は自分の住んでいる街のことが最近よくわかっておりませんので)、 国道36号線沿いの吉野家に行ってまいりました。 かれこれ数ヶ月ぶりの吉野家、よーしパパ一杯食べちゃうぞ〜と注文致そうとしたならば、 その店員のツラたるや私めの中学時代の同級生の売女、いや失礼、女子。それも二人とも、という プチ同窓会かよ! みたいな勢い。 君たちはあれかね? 今、流行りのフリーターかい? ダメだよそんなことじゃ。 これから社会に羽ばたこうとしている僕を見習いなさい。と問い詰めようかと思いましたが、 面倒だったので、一緒に来たもう一人の社交性抜群の彼に二人のお相手は任せまして、 僕は並盛り早食いにチャレンジ。ガツガツ。 ちょっと出かければ知ってる人間に会ってしまうこの街はホント頂けねえ。 僕は誰も僕のことを知らない街で静かに暮らしたい。 この街は狭すぎるんだ!(明日から5畳一間で一人暮しのくせに)






4月1日(月)

 ジオに移転しまして一番何が変わったかと申しますと、スタイルシート。 コジャレサイトの王道と言えます外部スタイルシート読みこみにソースを書き直したということです。 フォントタグとはもうさよならなのね。なんとかHTMLチェッカーというヤツでも合格したので、 このサイトは正にコジャレ。女子からのメールもこれからはガンガン届くと思いまする。未だにそんなことを言うのか、俺、死ね。

 というわけで久々に本を読みました。お家に転がっていた「コンセント」という本です。 なんていいますか結論を言ってしまうと、コンセントというのは女の…… というこのサイトで語ってしまうにはとても不適切な内容のラストでした。 などと書くと、また僕のことを頭がおかしいと思われるでしょうが、 これがマジメやマジメ、大マジメなんだから仕方がないじゃないか!  ある意味面白かったので読んでみるといいと思います。

 てか、この日が入社式の日です。やれやれ。希望はたった一つ!






3月31日(日)

 北大生にマージャンで勝ちました。
 だからどうしたといった感じですが、僕がヤツラに勝てるものといえばそれぐらいなんです。 素人相手ならトータルでならほとんど負けなくなりました。 素人といってもウチの高校の元クラスの連中はなかなか強いほうなのですが、 メチャ調子が悪くてもプラマイ0ぐらいに押さえられます。 ただ○千円勝っても彼らの本業はスロットで○万円勝った、負けた言ってるレベルなので 与えるダメージが少なすぎます。僕はスロットはやらないのですが、 おそらく真剣にやれば勝ち組にはなれると思います。 しかしあのスロットというやつは面白みがないし、勝ち負けが機械に左右されるだなんてはっきりいって 冗談でないのでやる気にはなれません。 一回だけ大花火だかという台を打ってトータルマイナス2000円で終わったのが僕が最後にやったスロット。 マージャンなら自分でなんとかできる、つまりは自分の選択でかなり強く勝負を左右できるのに対して、 スロット、パチンコはそれが少ないなぁ、と昔から思ってるので真剣にやらないんだろうなと。







 木漏れ日日和のうららかな春の午後。 ブラインド越しにやわらかに差しこむ夕日の光はなぜだか私を高揚させるの。 あの赤い光は私の色。あの青い空は彼の色。 やっぱり夕暮れ時の交じり合う二つの色のせいなのかな?  この時間帯が一日の中で一番好き。 こんにちは。あやです。……ってゲフッ! ゲフッ! もうやんないって言ったジャン!  危ない、危ない。彼女を登場させることは最早日常となっていたのでした。 それにしてもこの視点が使えないとなると、このサイトの日記パターンの半分は削られたようなもので、 ただでさえネタをストックすることなどあり得ないこのサイトはこれからどうなっていくのでしょう、っと。






3月29日(金)

 これから就職シーズン。できるヤツは春には決まる!  と去年、僕の学校では先生様は吠えていました。 なのでこれから就職活動をしよう! あるいはもう始めてるんだよぉ! クソがぁ!  という皆さんのためにいかにして僕が就職が決まったかを書いていこうと思います。 参考にしないでください。決まらないから。

 まず僕の専門学校には就職センターというものがありました。 これは他の所にもあるかはしりません。多分大体のところにはあるでしょう。 三月の春休みの内にここに通って求人票見てどんな会社行きたいか決めとけよ。 先生は言いました。僕は苫小牧から札幌まで学校に通っていました。 往復にJRで3000円かかるぐらいの距離です。 定期が切れていました。一度も行きませんでした。
 4月になって、よーし、就職すんべーと北海道弁丸出しで就職センターに 意気揚揚闊歩して向かい、求人票とにらめっこ、負けようがない。面白くない。特に就職に際してこだわりとかはなくて、条件は東京、寮あり、資格がなくてもよし(僕は愚かなのでこの業界では持ってて当然という情報処理技術者試験というものに二度も落ちていたので)、給料まぁまぁ、社員数が4ケタいない(大きすぎるところは嫌でした)、というどこでもいいと言う割に随分贅沢じゃないか? んー、ゆう君。という感じの条件のところを探しました。これくらいの条件なら結構あるんですが、名の通った大手企業の子会社に目が止まりまして、ここだと思いそこを受けてみることに決めました。

 試験はわざわざ東京からウチの学校までその会社の 担当人事の方がやってきて受けられるという、非常にフレンドリーな形式だったのですが、 内容は筆記と作文というか論文、の二つ。 まず筆記だったのですが、なんじゃこりゃと。なんなんだこの問題は!  ふざけんな! と。 一般常識のような問題を想像していた僕の 予測に反してまるで大学レベルというような難解な問題がズラリ。 これぞ己の能力不足を棚にあげての逆切れ。カコワルイYO!  開始一分、既にマジで笑えない状況に陥った僕はとにかくひたすらに解いていきました。 せめてもの救いだったことはマークシートだったのでわからなくても適当に埋めていけるという 「要約運のみ」という受験テクニックが使えたことです。 埋めればいいってもんじゃねえんだよ! 死体じゃねえんだから! …今のは僕の大好きなサイトが使っていたフレーズをパクりました。

 そして筆記終了ー。この時点ではっきりいってダメですねぇ。と、思っていたので後半の論文に関してはいくつか題材があったのですが、 「インターネットと私」的なテーマがあったので、これからはメールだ! FAXは電話に劣り、電話はメールに劣る、つまりはこれからはビバッ! インターネット!  みたいな思考内容を読むに耐えうる丁寧な言語に変換して提出したと思います。よく覚えていません。 その日は一次試験で、それに受かると東京で面接があるとのことなので、落ちたと思っていた僕はさぁ次、どこ受けようか、と思案していたところ なんとまぁ、受かったので東京に来いやコラァ! との吉報が。
 なぜ? まるで意味がわからない。陰謀? 得意のアビリティ・妄想が発動し、 ドッキリ? ねぇ? これドッキリでしょ? などと恐怖に打ち震えました。 しかし、予感がした。あの街が、あの大地が我を呼びけりと。

 こうして魔都・東京、地獄の面接、灼熱の烈風は我が身を焦がす編に続くわけなのです。(多分続く)






3月28日(木)

 よっしゃあー!

 と、始めてみてついにこの人は頭が……(以下略) と思われた皆さんは多数いるでしょうが、閉鎖してみたはいいものの 26日まで僕は実際、暇。今日は23日、 日記の日付は28日。明らかな矛盾がここでは生じているのですが、 その程度のことにはブルレ読者の皆さんは慣れっこ。 当然のことだと認識していらっしゃることを前提に、始めたいと思います。 4月までいっけるかな〜? パピコ、プゥ〜。

 何始めよう。始めて見たものの物語を書く気力もなし、 あや、僕シリーズなどというものもありましたが今やもうリアルに夢中な私め、 誠実な男たるやいなやなのであれを書くわけにはいけませぬわ。 なので社会人になるにあたっての抱負。これをここで自戒のためにも書きとめておこうと思います。

 遅刻。そう、こればかりが社会人になるにあたってのネックでございます。 僕はとてつもなく頑丈な肉体を誇っていますので38度、39度の熱があろうと普通に学校に行くという荒行を幾度と無くこなしてきましたが、 といいますかその時点でどこが頑丈なんだというツッコミを自分で入れそうなのですが、 とにかく病欠により学校を高校から休んだことがありません。 その代わりといっては難ですが遅刻、早退は合わせて三ケタを超えるという所業を 毎年重ねてきた人生から推察しますに遅刻はしそう。これはまずいと。 寝坊するわけではないんです。 僕は目覚ましがなくとも起きようと思った時間に 起きれるという技能も持っているので、寝過ごすというリスクに関しては心配無いんですが、 じゃあどうして遅刻するのかと申されますと謎。 僕自身それは形式化されていない謎なのでございます。 なんとなく遅刻するという最悪のパターン。 これではまずい、と。 ぶっちゃけ入社する前なのですが、僕はおそらくはリストラ候補NO1に入っている と推察しているので一度遅刻すればおそらく首。 「明日からもう来なくていいから。(笑)」と言ったシミュレーションが幾度と なく脳内で繰り返されています。これはまぁ、言いすぎましたが とにかく遅刻はダメ! 絶対ダメ!(ポスター風に)

 後、お金がありません。先日、これから郵便貯金の口座をフル活用いたす、と思っているので 残高照会しにいってきたのですが、その残高たるや5円。フォントいじり系ならサイズ7で 赤文字+(涙)で書かれるような内容をサラリと書いてしまいました。5円って! えぇー! 5エーン!  僕もその紙を見た瞬間にポーカーフェイスがさすがにシニカルに歪みました。 そもそもマシンでは下ろせない。 「俺達は積み重ねてないんだ」 このセリフ、無論僕を指す言葉なのですが、 まさか努力、才能ばかりでなく金まで積み重ねてないとは……正に泥沼。 どうやって生きろと?  既に暗雲立ち込める社会人一年目。恐い、恐いよーブルブル。 確保されているのは会社寮のみ。寝床さえあれば人って生きていけるよね?  僕はヒモを希望します。誰か買ってください。恋人ができたことがないし、 とってもウブな男のこなんだよ! オエッ! 最悪の締め。






3月27日(水)

 さてさて、いよいよ終焉を迎えますブルレなわけですが、 こんなのが書いてみたいかなーと思い、 僕はダメな人間だ、から書き始め全て適当に書き連ねていったのですが 最後にひじょーに適当なものを書き終えたので僕的には満足しております。 サイトをやっててあー恵まれてるなぁと思ったことは僕が大好きになった サイトの管理人の人ばかりがここに見に来てくれたこと。 今までサイト3つやって、アクセス数はここが一番少なかったけど、 これってそんなことを払拭するほど最高に幸せで、嬉しくて、楽しくて、 素晴らしいことだと思います。本当にありがとうございました。 僕の学生時代としてのブルーレッドは終わります。

 と書いて、終わらせてネットから消えれば非常に感動的に終われるのですが、 4月からもしもドリキャスでネット繋げられるようになればまたここで新サイトやりたいかなー って。僕は閉鎖大好きなので一旦閉鎖しなければという強迫観念に襲われ夜も眠れなくなる 狂人なので、これはしょうがないことなのです。ですから閉鎖という形はとります。 このヘタレ管理人が! あれだけ言っときながらまだやるのか! もう知らぬ、お前など 知らぬ存ぜぬ! と見捨てない方は4月になったらまたふらりとここを訪れると新しいサイトが 始まっているかもしれませぬ。 ただこれまでと違って暇じゃなくなるっぽいので、書く内容も、更新頻度も適当なサイトになると思います。ただそれは元からなのでまぁいいや。 もしそうなったならばその時はまたまたよろしくお願いします。 BBSは消すのめんどいから残していきますので、 荒らそうが何しようが自由なので好き勝手に使ってください。 って書いても何も起こらないでしょうが。正に弱小サイトの特権。荒らしなどあり得ない辺りが。 ではでは。






3月26日(火)

・終わって僕が思うことは;

 僕は死んでいる。あっははー! だなんて冷静に描写して見ちゃったりしてね。 目を見開いたまま死んでいるんだね。安らかな死に顔ってやつからは程遠い凄い形相で死んでいるんだね。 子供が見たら後に何かの物語のきっかけになりそうなトラウマになっちゃいそうなほど凄惨でひどいもんさ。

 理由? 何でなんだろうね。僕が知りたいぐらいだよ。 でも、いつだって不条理で曖昧な倫理を誰かえらい人が決めて、 それに従わない人間は殺してしまうぞって。小学生でも知ってることだよね。 僕はそれを迎合しなかったんだ。まぁ、迎合してても殺されてたから結局は何も変えられなかったってことだよね。 僕を殺した人ってヤツがいて、それはどこにでもいるような20歳ぐらいの女の人だった。 道を太陽が眩しいからって、僕のような正しくない人間はあんなに眩しい光を浴びていると死んでしまうかもって思って、 目立たないように日陰の方をこっそりと歩いていただけだった。 彼女と目が合った。皆には信じられないだろうけど、 僕の顔を見た瞬間に彼女はまるで親の仇を見つけたようにそのきれいな顔を醜く歪めて笑ったんだ。 もう、それが何故だったかなんてどうでもいい。僕は極秘裏に指名手配されていたのかもしれないし、 彼女はそういう非迎合者を扱う特別な殺し屋だったのかもしれない。 いや、違うな。エージェントだったんだ! 彼女はマトリックスに出てくるようなエージェントだったんだ。 あの映画は今の世界の真実を映し出していたのかもしれない。 目に見えやすいエージェントは警察っていう組織に多くいるのだろうけど、 緊急時には誰でもエージェントに。この国は今まで知らなかったけどそうだったんだね。 知らなかったのは僕だけだったんだね。無知でゴメンナサイ。 でも死んでしまったからそんなことはもういいんだよね。 彼女はいきなりバッグからナイフを……よく切れるナイフだったなぁ。 首筋を一突きさ。グサリ。それでおしまい。あっさりとしたもんだよね。 僕はあーうーってわけのわからない声をあげて重力にひかれてゆっくりと地面に叩きつけられて、 元来栄養も足りていないからその衝撃で体中の骨も折れちゃって。 救急車が目前にいたとしても助からないんだろうなって、即時に冷静に判断できるぐらいなんだ。 あー、なんということなのだろう。 どうせ死ぬんだったら走馬灯ってヤツを経験して見たかったけど、記憶へのアクセスはもうずっと前に封印してしまったから、 ダメだった。僕に出来たことは体も動かせずにあー、あー、あー、って気持ち悪い声をもらすことだけだった。 誰も僕のことになんか気づかずに今日の晩御飯はなんだろうって顔をしてたまぁに通り過ぎて行くんだけども、 そうだよね。気づかないほうが幸せだよね。こんな気持ち悪いモノを見たら一週間は何も喉を通らなくなるものね。 あなた達はいつだって正しく生きているんだね。

 僕には優しさがなかった。それは生きていくためには必要の無いものだと思っていた。 でも違ったんだ。ないのは構わないけどそれをやつらに悟られてはいけなかったんだ。 円滑に、不和を起こさず生きていくためにはそれは必要なものだったんだね。 どうりで嫌になるほどに道徳の時間に人には優しく、思いやりを持って接しなさいよって習うわけなんだね。 出来ない人間は死ねってことなんだね。よくわかったよ。 それがばれたから僕は逃げつづけたわけなんだけど、世界を敵に回すのってこんなに大変なことだとは思わなかった。 だってこの国の人間全てに殺されてしまう可能性があるなら、誰とも道端ですれ違ってもいけないってことなんだものね。 そんなの無理だよ。透明人間にでもならない限り無理だよ。 食べ物はどうするの? お店になんていけないよ。通販で買うにしても誰かと配達してもらうときにはその人と 顔をあわせなければならないよ。始めから無理だったんだ。無力な僕では逃げることすら無理だったんだ。 今更抜け道を探しても遅いんだけどね。だって死んじゃってるんだから。アッハハ!

 最期に伝えたいことがあります。僕をさんざんなじった彼女にです。 僕に死ねって言ったということは君は死を望んでいたのかな?  僕はこんな終わり方は望んでいなかったけど、やっぱり心のどこかでは思っていたのかな?  見開いた目はまばたきすることをやめたので吹き上げる風で舞う砂埃が容赦無く眼球にぶつかってきます。 水分もなくなって乾いてしまったけど視界が砂で覆われて何も見えません。 あなたの顔も見ることは出来ません。記憶へのアクセスもチャンネルを接続することを放棄してしまったので 思い起こすことも出来ません。体も骨がバラバラで動くことができません。 でも僕はゲンキです。こんなにボロボロで醜くなってしまったけど僕はゲンキです。  今、この街では黄砂という砂が中国の方から風に吹かれて空を覆っています。 どんどん僕の死骸は砂に埋もれて見えなくなってしまっていますが、僕は今でも変わらずにこんなにも元気です。  伝えたいことはいっぱいあったはずなんだけど、それも忘れてしまいました。 ただ一つ言えること。あなたは今ゲンキですか?  僕はゲンキです。

  僕を殺した彼女は凶器の始末もせずにスキップしながら立ち去って行ったよ。 どうせ捕まらないってか? ハン!  最後に一言「さようなら」って。
 あれ? 僕を殺した彼女こそが……ああ、あなただったんだね?  ああ、よかった、さようなら。君が元気そうでよかったよ。 僕と違って君はとても正しく幸せに生きて行けると思うんだ。 僕もこんなにもゲンキだよ?
 だから。
 本当に、さようなら。






3月25日(月)

・終わりに僕が思うことは:

 僕はダメな人間だ。いつだって優しさはなく、人を見下ろして、 あろうことかその生き方が嫌いではなくて、社会を、世の中に対し斜にかまえて わかった気になって、それが正しいだなんて信じ込んでいる。 実際にこれまで幾人もの人が僕の目の前から呪詛の言葉を吐いて立ち去り、二度と戻ってくることはなかった。 世界を、社会を、自分を、滅ぼしたいだなんて思って、行動力はないくせに心の中ではいつもその光景を思い浮かべては悦に浸る。 世界の敵にもなれず、世界を変革することもできない。 全てが最悪だった。 自分を嫌い、嫌う自分が好きで、もうわけがわからない感情に支配され自滅を繰り返して そしてその時、僕の周りには誰もいない。そんな最期を迎えるのだろう。 考えうる限りそんな最期しか僕のない頭を巡らしての想像力では浮かべることはできない。 お前、冷たいよとか、心がこもってないとか、そんな言葉は聞き飽きた。 たくさんだ。わかってるよ。わかってることをさも俺が、私が、発見したんだぜってしたり顔で話すのはやめてくれ。 それは全ての大前提なんだ!  誰だって、いつだって大前提なことばかりを偉そうに話す。 もっと何かないのか!? もっと!

 彼女がそこにいた。僕がさよならした人だった。思い出の人とよく似た彼女はこう言った。 これから社会人になるのだそうだけれど、全然ダメ。絶対ダメ。上手くいきっこなんか無い。 あなたは自分の中の、私一人との人間関係ですら円滑に進めることはできなかったわ。そんな人間が もっと複雑化された憎悪と欲望ばかり渦巻く社会でまともに暮らして行けると思っているの?  私は思わない。わたしが思うということは当然あなたも思っているんだっけ? ハハハ!  わかってるならどうしてそこに踏み出そうとするの? 破綻がわかってるのにその道をわざわざ選ぶのなんてバカげてる。 崩れそうな、ううん、崩れるつり橋を渡ろうとするぐらいバカげてる。あなたいつだって逃げてきたのにどうして今回はなの?  まさか変わるとでも思ってるの? たくさんの人がいて、その中であなたにだけ奇跡が起こるとでも思ってるの?  どうかしてるよ。頭がおかしい。いや、それはもう大前提だったわね。 ハッピーエンドの物語のみすぎよ。いつだって現実はバッドエンドで終わる映画により近くなるよう 平均化されているんだから。ねぇ? あなたは一体何がしたいの? 目的なんてないの?  つまらない男。まるで面白みもない。外を見てごらんなさい。アナタ以外の人は明確に意思を持って生きているのよ。 あなたにはそれがない。それってあなたが好きな大前提よ。大前提を話されることが嫌いなあなたはそれで覆してるつもりなのかしら。 お笑いだね。あなたといてこんなに楽しいと思うのなんて初めて。 誰でもできてることができない人は頭がおかしいって言うのよ。 それがわかってるだけまだマシなんだけど、あなたはおかしいわ。 いいえ、劣っているのよ。明らかに。お互い様。あたしもおかしいんだわ。 でも狂ってはいないの。何もかもが中途半端なのよ。どうでもいいわ。もう、ホントあなたもあたしもどうでもいい。

 頭の中では今でも彼女の言葉が響きつづけている。耳を塞げば聞こえなくなるのならどんなに楽なのだろうけど、 彼女の言葉は僕の頭に直接響いてくる。耳をひきちぎろうが、鼓膜を破こうが途絶えはしないのだろう。 脳を活動させることをやめれば? 死ねってことよ。ゴメンね。僕にはそんな勇気はないんだ。中途半端なんだ。なにもかも君の言う通りだ。 謝ろうにも誰に謝ればいいのかわからない。でも、ゴメンナサイ。謝ります。 ここは檻の中なんだ。狭くて暗い檻のなかだったんだ。そこから出て行こうとする僕にだから彼女は怒る。 どうせどこにも行けやしないことはわかっているはずなのに。 これは正しくないことなんだ。正しさって? 誰が決めるんですか? どうか僕に教えてください。 結果から正しい、正しくないを測るんですか? だったら僕がしようとしていることは正しいのですか?  動物園の猛獣を外に出すことは誰の目から見ても正しくないのですか? 狭い檻の中に閉じ込められているライオンを不憫に思って、 檻から出すのはどんなに愛を持って行う行為だとしても正しくないのですか? ハイ、そうですか。 それで人が死ねば正しくないのですね? 誰も不幸にならないこと。誰にも迷惑がかからないことが正しいことなのですね。 では僕が外に出て誰にも迷惑をかけなければ正しいことなのですね? いや、違う。あなたの存在が正しくないことなのです。 では僕はどうすればいいのでしょう。死ねばいいのです、それが正しいことなのです。 僕には死ぬ勇気がありません、誰かが殺してくれればいいと思ってます、 それは正しいことなのですか? 人を殺すのは正しくないと教わって、今までずっとそう思ってきましたが違ったのですか。 それは正しい人にのみ適用される教えです、あなたは正しくない、だからあなたを殺しても誰も罪にならないのです。 そんなの変です、だって僕は正しくないかもしれないけど、なにか変です。 当たり前です、あなたは変なのですから、おかしいのですから、 目的のない人間は生きてることが罪悪なのです、 希望の無い人間は自我を破壊して正しく生きることなどできないのです、 あなたにはそのどちらも欠けている、 ならば社会を円滑に進めて行くためには必要なことでしょう、これは必要悪なんです。 悪、だなんていうってことは正しくないのでしょう、嫌だ、正しく殺されるのならまだしも、 あなたたちはそれをごまかして僕を殺そうとしている、そんな間違っている理念を押しつけられて僕は死にたくはない。 それは無理です、世界は押し付け合いなのです、正しさなどではなく決められるのは数によってなのですから、数がより多いことこそがその時代の正しさなのです。 あなたは死ぬことがもう決まっています、ですから死ななければならないのです、 自分でもよく思っていたはずでしょう?  自分が生きてることへの違和感に。

 嫌だ、嫌だ、嫌だ、そうだ、正しさは誰かが決めるものじゃないんだ、全て自分の中で決められたものなんだ、 オウム真理教には彼らなりの正しさがあった、ビン・ラディンも彼なりの正しさがあった、だけどそれは誰かの正しさとぶつかり合って、 数の暴力によって正しくないことにされてしまった、だったらその正しさと 今を変えられない無力な僕には戦うことなどできず 勝ち目のない僕にできることはその正しさを迎合するか、逃げつづけることだけだ、 迎合するなら僕は死ななければならない、でも死にたくない、だったら逃げつづけなきゃダメだね、 差し当たってはこの人から逃げなくちゃ。
 何処へ行くんですか? あなたを迎えてくれる正しさなんかどこにもありはしない、一生逃げつづけるだけですよ、 あなたはその孤独に耐えられるのですか? 耐えられず死ぬだけです、だったらここで死ぬのもそれが遅いか早いかなだけで 変わらないじゃないですか?
 僕は脳のチャンネルを強制的に切断した。そうだ、これは僕以外にできる人が少ないことだった。 迎えられる正しさなんていらない。 自分が無力ならば目を伏せて、正しさの影に隠れてひっそりと生きていればいいんだ。 もうアクセスできないから記憶を取り出すことはできないけど運動神経部分にだけアクセスできれば 生活に支障は無い。ちょっと物忘れがひどい人としてやっていけるはずだ。 もう僕に過去は存在しない。 気がつけばもう朝だった。鳥の声が不快なほどうるさかった。 でも脳内からの声ほどではない。僕は窓を開け、汚れた空気を吸いこんだ。閉め切った部屋よかマシなんだから。 問題は何一つ解決していない。でも逃げつづけなきゃ僕は死んでしまうんだ。






3月24日(日)

「今、思うと長いようで短い付き合いだったのかもね」
 コーヒーカップをカチャリと置きながら私は俯き加減でそう言った。 混ざりきらないミルクがグルグルとカップの中で螺旋を描く。 長いようで短い一年間だった。 無表情に窓の外を見ながらあなたはそうだね、と呟いた。 外では雨が降っていた。あなたが見ているのは雨? 何を見て、何を思っているの?  わからなかった。今となっては何もかもわかっていなかった気がする。 あなたのこと、何も。
「こんな日が来ることはあなたにとってはとてもいいことなのかもしれない」
 彼は私の方にゆっくりと視線を戻す。 「だって、このまま内的世界に閉じこもって外に目を向けようとしないなら、あなたはこの世界で生きている必要なんてないもの。現実で時を過ごす必然性はない。 自発的にトランス状態に入ることができるあなたは、ホームページという媒体を通して、 それを更に目に見えやすい形で具現化できるようになってしまった。 それじゃあダメ。現実で生きていくにはそれができてはダメ」
 私が言いたいのはこんなことじゃない。でも……彼が静かに言葉を発する。
「自分でも気づいてる。いつだって気づかないことなんてないんだ。 だからこそ君と別れよう? ってそう決めたんだ。このままじゃいけないって。そう思ったから、 いや思っていたからこそ」
 話しづらい内容だったとしてもこの人は会話する時は人の目を見て話す。 私が目を合わせまいが関係無い。コミュニケーションの基本ではあるけど、 その視線が痛い。揺るぎ無い決意を感じさせるから。 私にとっては悲しいことだから。ああ、もうどうしようもない。 私が彼を引き止めるということは、彼にもっと現実を捨てろということと同じこと。 そんなこと私、言えないよ。私。せっかく外に出ようとしているあなたにそんなこと言えない。
「私にそれを拒む権利はあるのかな? あなたが聞く必要なんてないと思うけど?」
「強制的に君とのチャンネルを閉じるのは僕にとっても上手いやり方でないと思う。 君だってそうなはずだ。なんていうか明るくお別れがしたい。わがままなんだけどね」
 ほんと、無責任。明るいお別れなんて上辺だけなんだよ。
「正確にはこの関係。疑似恋人的な関係を終わらせよう、そう言いたいんだ。 ここで広げられてきた様々な出来事が0になるわけではない。普通の関係になろうよって、そういうこと」
 言いたいことを言い終えた彼は、一息ついてグラスのメロンソーダを一口。 氷がカランと心地よい音を立てた。
 あなたが遠くに行こうとするなら、私はそれを笑顔で見送るのが役割。 そのために生まれてきたのだから。 何もかも都合良く進む世界を構築するために私があなたの中に。

 それが私の役割なのだから。