BLUEIII  ロックンロール ジー・クン・ドー

BLUEIII 誕生前夜 熱狂時代 =助走編=

− ロックとの出会い −


中学時代の集合写真。坊主頭だが
ブルース・リー入っているベイビー佐々木

中学時代文化祭で「ブルース・リーショー」を開催した
ベイビー佐々木。大人気だった。

 出会い、出逢いっていっぱいあるけれど、ロックとの出会いほど俺の人生に衝撃を与えた事件はなかったね。

 俺の最大のヒーロー、ブルース・リーのことを除いては・・。
 
 今から20年以上も前の話さ。
 とある田舎の高校で、俺はサエない日々を過ごしていた。ホント、こん時の高校生活は、決して楽しいもんじゃなかったし、むしろ退屈というか憂鬱だった。

 中学時代、俺はバスケットボールをやっていた。
 この中学のバスケの想い出が強烈すぎてさ。「何でバスケだったんだ?」ってツッコまれても困るけど、俺にもよくわからない・・。

 とにかく毎日毎日休むことなくバスケバスケ、部活部活の、練習の日々に明け暮れていた。

 中学3年間ずっと続けたんだけど、この時代ってさあ、まだまだ先輩のシゴキの習慣とか、上下関係とかがキビしくて、練習も異常にキツかった。
 ホント、気合と気力、そして何よりも根性がなければやっていけないんだ。

 プレイを純粋に楽しんだって事は、まずなかったもの・・・。
 キツかった想い出ばっかでさ。
 その代わり、試合に勝った時は、本気でうれしかったし、負けた時はボロボロに泣くほどくやしかった。
 だから、めちゃくちゃうちの中学のチームは強くなっていったね。

 それと同時期、この時代って、まだ”ツッパリ”とか”不良”とか全盛で、うちの中学は特にひどかった。
 シンナーで先輩が死んじゃったりとか、転校したツッパリの女が転校先でボコボコにされて戻ってきたりとか、当たり前というヒドさ。

 まぁ、それはどうでもいいんだけど、ある日かなり面白い事件が起きた。
 学校一のツッパリの番長と、その他のツッパリの先輩達が、文化祭でバンドをやったんだ。

 キャロルとか、ベンチャーズとか数曲やったんだけど、先生達の冷ややかな監視下の中、それは恐ろしい衝撃となって、俺の頭を直撃した!
 何しろ、普段恐そうなツッパリの先輩達が、異常にイキイキとしたイイ顔でやってる姿が異常にカッコよかったんだ。

 生のエレキの音も初めてだったし、頭をハンマーでなぐられた気分だったよ。

 一部のツッパリのネエちゃんにしかウケてなかったけど、この辺から俺もYMOやカーペンターズみたいなポップスから、レッドツェッペリンやマイケルシェンカーなどの本格的なロックを聴きはじめていったのだった。


 



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