BLUEIII  ロックンロール ジー・クン・ドー

第1の部屋・・・byベイビー佐々木

 LED ZEPPELIN

 IN THROUGH THE OUT DOOR

  
 一般のZEPフリークには、評価の低いアルバムだが、俺にとっては一番最初のROCK衝動的アルバム。
 
まだ中3位だった頃だろうか?それまで、音楽と言えば、YMOやカーペンターズを聴いていた俺に、このアルバムは当時、難しかった。何せ、歌詞が英語でわからんし、曲が長い!おまけに何回もリフレインされるイントロが本当につまんなくて、1回目聴いた時は、途中で寝てしまったほどだ・・。

 しかし、「オール・マイ・ラブ」っていうバラードが、カーペンターズみたいで、比較的なじみやすくて、まずこの曲にハマった。そして、何回も何回も聞くうち、各曲の素晴らしさに打ちのめされることになる。

 ハード・ロックから、カントリー、サンバ、ブルースにプログレ・・と、そのバラエティ豊かな音楽性は聴いてて本当に楽しい気分にさせられるのだが、今考えるとZEP作品の中でも、このアルバムはかなり異色で、何故このアルバムが、数あるZEPのアルバムの中でわざわざ一番最初に聴いたかというと、あの当時、リリースされたばかり、つまり、ギリギリリアルタイムだからってことだったのだ!
 そしてこのアルバムを聴いたお陰で、BLUEIIIの音楽性にもかなり影響を与えてしまうことになった。
 
今でも、このアルバムを目指しているし、こんなアルバムが作れたらとも思う。

  

 MSG

 ASSAULT ATTACK


 ZEPに比べて、かなりわかりやすく、ストレートですぐにハマったアルバム。
 当時、俺が中3位の時、マイケル・シェンカーはスターで、多くのKIDSが彼のギターをコピーしたものだ。

 で、このアルバム、とにかくハードロックの一番カッコイイ部分が存分に詰まっている。一撃必殺のアソート・アタック、ポップなダンサー、緊張感のあるデザート・ソングなど、名曲ぞろいで、Vo.のグラハム・ボネットがまたスゴい。

 BLUEIIIの愛器も、もちろんマイケル・シェンカーからだ。(マイケル・シェンカーモデルのパンダVをずっと使っていたこともある。)



 SEX PISTOLS

 NEVER MIND

 これは、高校の時聴いた。
 何せ、当時郡山では音楽の情報が、雑誌「ミュージックライフ」ぐらいのもので、洋楽は皆カッコイイと思っていた位で、パンクもハードロックも全然関係なく聴いていた。
 マイケル・シェンカーも、ジョニー・ロットンも、同じ金髪のツンツンヘアーだし、ジャンルもクソも無かったね・・。

 で、このアルバム、パンクの名盤と世の中的には言われているが、俺の中では偉大なるハードロックの名盤。だって、歌詞も英語でわかんなかったし、政治批判とか、パンク的生き方とか、ロンドンの情勢とか全く知らなかったから・・。

 とにかく、1曲目「holiday in the sun」の「ザッザッザ〜ジャカジャー」から始まる全曲に響き渡るディストーションギターに、ジョニー・ロットンのシャウトヴォーカルは、究極のROCKのパワーだ!パンクっていう言葉も歌詞も理解できる今でも、やはり、このアルバムは純粋なロックアルバムだ。

 MSGとピストルズの違いって、当時は速弾きがあるかないかくらいのもので、大した違いはなく、どちらもカッコよかったのだ!



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