BLUEIII  ロックンロール ジー・クン・ドー

第6の部屋・・・byベイビー佐々木


トラックシューズの種類

 
さてさてお次は、トラックシューズの種類検証といきますか!

「え?ブルース・リーのトラックシューズにも種類なんてあるのかい?」なんて、思っていた皆さん!あるどころか、かなり、レアでドッキリな事実もあるので必読ですよ!!!


まずは、一番オーソドックスな、オニツカタイガー。または、アシックスタイプの4本ラインに1本短いラインが乗っかったデザインのもの。



限りなく彼の着るトラックスーツと同じ色に近く、これを元にしたレプリカも出回っているが、本物は靴底がレプリカと違う。

本物のブルース・リーが履くトラックシューズの底は、ジグザグ模様

おそらく、レプリカシューズを製作する時、参考に
したと思われるフランス版ポスター



おそらく、このレプリカは、フランス版の死亡遊戯ポスターあたりを参考にして作られたのではあるまいか?

ちなみに、この一番オーソドックス(!?)なタイプは、ブルース・リーが劇中、イノサント戦とジャバー戦ではいてます。と、言うことは・・・。


ブルース・リーショップや雑貨屋で売られている、レプリカトラックシューズ
よく出来ているが、靴底が大ポカ!


なんと劇中、本物のブルース・リーは、別のデザインのトラックシューズもはいています。

マニア以外には知られていない、チ・ハンサイ線で、ブルース・リーが履くトラックシューズに注目!

・・・ってまぁ、マニアならみんな知っていることなんだけど、チ・ハンサイ戦の時だけ、ブルース・リーはプーマとアディダスが合体したようなデザインのトラックシューズを履いているのだ!!

色もよく似ているし、気がつきにくいが、もしかしたら、この黄色に黒ラインのトラックシューズは、2つのデザインもあることだし、映画のために作られた特注品ではなく、既製品の可能性もあるわけだ。


もう一足は、劇中では履いていないが、有名なジャバーに飛び蹴りをキメるスチール写真。

なんと、アシックスタイプの白に、赤青ラインのデザインだ。
これ、’70年代によく流行ったデザインだよなぁ・・。




裸足。

これも、スチール撮りのみだが、おそらく宣伝用とか取材用に撮ったものか、リハーサルの時のものだろう。



偽物のトラックシューズ


塔内のファイトで、ブルース・リーがやっと登場してからも、ちょこちょこ偽物を使って、追加撮影された部分が結構ある。

その辺は、「G.O.D/死亡的遊戯」とか「A WARRIOR’S JOURNEY」と比較して、どこが追加のシーンだか確認してみましょう!


特に、イノサント戦の時、偽物がヌンチャクケースを床に落としたり拾ったりするカットがあるんだけど、この時、偽物の足元がアップで何度も写されるから、確認し易い。

ついでに、この時床の色もつるつるしてておかしいんだけど・・・。

で、この偽物の靴は、まるでコンバースのオールスターみたいなバッシュタイプのもので、アディダスみたいな3本ラインが入っている。

色も薄いし、先は白いしで、とりあえず黄色地に黒ラインだったら何でも良かったのだろうか?

しかも、偽リーが、これを自分の自室(楽屋?)で履くんだけど、何故その後バイクライダーから奪ったトラックスーツの色も、塔の階段に偶然かけてあったヌンチャクの色も同じく黄色に黒ラインなんだろう?

奇跡か?偶然か!?と、変なツッコミを入れるのはやめよう。

ただでさえ、この映画は、夜のシーンなのに途中で昼になったりと、ツジツマが合わないことが多すぎるのだから。(バイクシーンの時のおもちゃは、なんではじめからぜんまい巻いてあったの?とかね・・・。)




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