04年 作業日誌

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1月1日(木)

 今日は社会人駅伝で中国電力の優勝をみたあとで、作曲に入る。いろいろとつくりかけの作品があるのだが、一曲ずつ集中して仕上げていくのがいいようだ。
 今日の作曲は、「ハッピーデリバリー」。8割くらいはできている。真ん中のところができなくて、放置してあった。ジャニーズ風の16ビートのはずだったが、またもや地がでて奇妙な歌になろうとしている。
 おまけにAメロとサビを先に作ったら、いつのまにか転調してしまったらしい。ひぇー、どう解決しろっていうんだ。すぐに息子をよんで、コードを聞く。便利だ。
 とりあえず、流れは完成した。そうなると余計なことをしたくなる。よく変声期前の男の子がスローテンポで歌う部分を作りたくなったのだ。適当にコードならべてみる。いいか、これで。許容範囲。
 ドラムパターンを流して、リズムギターをかぶせる。ぷほほほほ、下手。下手な自分を許す。ベースは面倒だから省略。あとは歌だけだ。今日のところ、終了。

1月2日(金)

 歌詞を書く。「ELVIS☆BOY」という少年アトムのロック版が欲しいなと思ったので。
「青空は地球がはいてるブルースェードシューズ 
 地中海にのびたイタリア半島のもみあげ」
なんていうのを書いているうちに続かなくて中断。
 あしながおじさんから郵便届いた。にじに関係する歌を作ろうと思う。「Under The Rainbow」というタイトルで
「虹の下で空を見上げると七色の光が降ってくる」
という書き出しを書いて中断。

1月3日(土)

 「Rainbow」のメロディにとりかかる。街頭で募金活動しているひとたちが、口づさめるメロディになってほしいなぁ。美しい曲にしようなんて柄にもない試みをしていたら、行き詰まる。当然か。
 山崎まさよしソングブックをめくりながら、メロディが降ってくるのを待つ。ちょっと降ってきた。4小節くらい使える。
 「太宰治プレゼント」という歌詞を書いてみる。
「日本人に生まれてきたらもれなく太宰治がついてくる 
 人生ってうまくいかなくてもキラキラしている」
なんていうのを書いて中断。ほらな、よく中断するんだおれは。
「ドンマイドンマイドンマイ 死んでもただの死体 
 どんまいどんまいどんまい 大いなる遊戯 レッツ人生」
うーん、これで癒しになるのかちょっと疑問。さすが太宰治モードは強力。


ここに曲が詰まっているのだ。

1月4日

 虹の歌を考えていて、「光の雨、虹の屋根」というフレーズが浮かぶ。あんまり無理してきれいきれいしなくていいかという気になってきた。

1月5日

 空白。

1月6日

また空白。

1月7日

発熱。
創作は空白。

1月8日

声でない、空白。

1月9日

低音は声がでるようになった。
首にねぎをまいて寝る、空白。

1月10日

早起き、まだ月が照っている。どこが朝なの? くやしまぎれに、携帯で写真を撮る。斑点のような曖昧な空白と化した月。
1オクターブくらい声がでる。勝手に回復してくれる人体の驚異。


空の斑点が月です。

1月11日

歌詞カードを整理して、明日の練習に備える。のど、なんとか普通になってきた。


1月12日

ターバンズ、練習日。初台NOAHへ。
 どこからともなくメンバーがそろってくるバンドの驚異。新曲その他、ライブのための練習をする。「ザ・プラネット」のイントロはまるでE,W&Fが登場するかというような晴れやかなコード。ほへーっ、いつからこんなハイブローなバンドになったのだろうか。男子三日あわざれば刮目してこれを見よ的展開。いっしょけんめ働いてはよ死ののカジュアルな絶望世界はいずこへ。
 「デフレ男」も練習する。おー、けっこうR&Rしてるぞ。8ビートやったり、16ビートやったりシャッフルやったり、演奏者はたいへんだろーなー。傍観。
 あっというまの5時間。
 飲みへ。
 さらに下北沢のライブ会場視察へ。
 偶然、後輩がCD発売記念で出演していた。みのむし。「たむらぱん」という芸名までみにつけていた。さすが、越冬記念か。

1月13日

声、がらがら。妙に太い。

1月14日

ジョンレノンが表紙のギターマガジンを読む。

1月15日(木)

「ハッピーデリー」のサビのところ、ハッピーデェイリィみたいに崩した方がいいかも、と浮かぶ。

1月16日(金) 

「That's Life!」の合いの手をいれた歌詞を考える。

「That's Life!」
ある時おれは気付いた
この世のしくみ シンプルな迷路

からだをときに ときをおかねに おかねをものに ものをからだに
からだをときに ときをおかねに おかねをものに ものをからだに

ひとは死んでも死なない That's Life! 
生きてることはごちそう That's Life!
パワー出せれば最高 That's Life!
遠慮しないで生きてよう That's Life!

1月17日(土) 

空白。

1月18日(日) 

空白。

1月19日(月) 

ジャスコの駐車場で、車に乗りこんだ時、「道(どう)」とつく歌が欲しいなと思う。

 どの道をきてもおれはここに着いた
 自分であることのちっぽけさ、不愉快さ
 自分であることのゆずれなさ、明快さ
 身の丈通りの来し方行く末
 
 たとえ出来事がジェットコースターみたいに
 騒音とともに来ては過ぎようとも
 それは自由とも享楽ともいえない
 自由とは自分になることなんだ

1月20日(火) 

まだニューアレンジしてもらっていない曲を思い浮かべてみた。
「ねぇ、プー」
「アンダーザパゴダツリー」
「始めることから始めてみようよ」
「Do you love LOVE?」
「星のAWARENESS」


これがご存じ「プー」です。

 
1月21日(水) 

そうだ、猫パンチの歌を作ろうとしていたんだった。

 腐った地球を守るため
 イヤだけど めんどくさいけど 
 立ち上がろう 
 あ、どっこらしょ
 くるぞくるぞ人間どもが
 どいつもこいつも徹頭徹尾人間くさいぞ
 あーこりゃ 猫パンチ One-Two One-Two
 やっぱり効かねー
 もひとつこりゃ 猫パンチ One-Two One-Two
 神さまでも歯がたたない 最強人間エゴ軍団
 いつ何時誰とでも

1月22日(木)

「ぶっちゃけ節」

 誰のための人生やら・・・・

 ぶっちゃけ仕事は好きじゃない
 ぶっちゃけお金も興味ない
 ぶっちゃけ×8 ぶっちゃけ極めて生きにくい

 ぶっちゃけ昔のおれなら死んでた
 ぶっちゃけやる気をなくして死んでた
 ぶっちゃけ×8 ぶっちゃけ生きててやりたいことは

 世直し、それだけ 出直し、それだけ
 ガガガガガ・ゴゴゴゴゴ 

 ぶっちゃけくどくてちょーどいい
 ぶっちゃけにぶくてちょーどいい
 ぶっちゃけ×8 ぶっちゃけひとなみ惰性で生きよう

 ぶっちゃけ昔のおれなら腹立てた 
 ぶっちゃけあきれて腹立てた
 ぶっちゃけ×8 ぶっちゃけこんな世界にだれがした

 お掃除、それだけ ゴシゴシ、それだけ
 ガガガガガ・ゴゴゴゴゴ 

 
1月23日(金) 

眠くて寝る。

1月24日(土) 

朝日新聞に紹介されている洋菓子店「ツマガリ」の社長に感銘うける。「菓子を愛しています。わが子供のように、してあげてもしてあげても損と思わない。」うーん、そうか。たしかに子供から利益は期待しないものだ。


なかなかかっこいい。


1月25日(日) 

「ハッピーデリー」の歌詞の手直しをする。図書館からロッキンオンを借りてきて 読んでいたら、毛唐という表現があって、これに値する日本語を考えていたら、ポ ンジンという語が浮かんだ。じゃ、J-POPは、ポンジンROCKか。

「ハッピーデリー」

流星の気まぐれさで 君へと急ごう
そぼふる銀河 今宵もまた 星を濡らして

ぼくら全部つないでいる 愛の透明ケーブル
感じること 思ったこと つぶやいた願いも

BOOM-B00M-B00M 君が悲しめば
BOOM-B00M-B00M ぼくも悲しくなっちゃう
BOOM-B00M-B00M ふたりで夜明けを呼ぼうか

宇宙はハッピーデリバリー ハッピーデリバリー
君の幸せ届けにそっちにむかってる
宇宙はハッピーデリバリー ハッピーデリバリー
ヒトリボッチで君を泣かせるなんてしないさ
ヤッホーヤッホーヤッホー

生きているって ときどきちょっと苦しくなるよね
本当のこと話できる相手欲しいよね

神さまってどこにいるか 君はもう見たかな
天使たちに包まれてるきみに見えるかな

BOOM-B00M-B00M 恋をしたなら
BOOM-B00M-B00M ドキドキしちゃうだろう
BOOM-B00M-B00M 人生に恋してごろんよ

宇宙はおねがいかなえマシーン
輝く未来をつんで君へとむかう
宇宙はおねがいかなえマシーン
君のお祈りの声 星空に揺れてる
ヤッホーヤッホーヤッホー

好きになると こころが開く
まぶしいくらいの 夜明けがはじまる

宇宙はハッピーデリバリー ハッピーデリバリー
君の幸せ届けにそっちにむかってる
宇宙はハッピーデリバリー ハッピーデリバリー
ヒトリボッチで君を泣かせるなんてしないさ
ヤッホーヤッホーヤッホー

「ポンジンROCK」(原案)

ポンジンROCKは君の横顔がすき
ポンジンROCKはいつもそばにいるよがすき

ポンジンROCKは英語で日本語歌うのがすき
ポンジンROCKは生きる悩みがすき

ポンジン、ポンジン、ポンジン、ポンジンROCK
ポンジン、ポンジン、ポンジン、ポンジンROCK

毛唐のやつらはROCKにFUNKにSKA、REGGAE、JAZZ
やつらに感じるサムライSPIRITS

ROCKのぢさまはCHICAGO BLUES
帝王ELVIS 不死鳥
テケテケ テケテケテケテケテケテケ
ヤァヤァヤァ SHAKIN' A BABY

1月26日(月) 

太宰治についての歌いだしから始まる歌は、あつかましくも「桜桃忌」と名付けてみた。東京に行ったらすぐに三鷹の墓参りに行こうと思っていた青春時代もあったぜ。


「桜桃忌」

太宰治より長生きしてんだぜ
とろとろ生きてるまに おじさんびっくりだぜ
中原中也くんや宮沢賢治くんはずっとずっと年下だ
いまでも励まされたり教わったりしてんのに

人生って
うまくいかなくても
失敗してても
キラキラしてるもんなんだ

A、エレキも
B、貧乏も
C、死んだらできないんだぜ
D、デンジャンラス
E、いとおしく
残りの日々をレッツ人生でGO!

1月27日(火)


夜中に突然、「ハッピーデリー」のコードミスに気付く。
わぉ、なんてこったい。どおりで歌いにくいと思ったよ。
ギターで、そこだけ直そうとして失敗。
わぉ、なんてこったい。弾き直しかよ、最低だ。また自分と直面しなくちゃなんねー。
ま、いいか。許そう、許そう。てきとーに弾く。
いいだろ、これで。曲が分かればいいんだからと強弁する。
だれと話してるの? おれって、いっつもおれと話してんだよな。あきねーぜ、全く。

1月28日(水)

眠くて寝る。

1月29日(木)

定例会実施。螢氏にHPをいじってもらう。新曲のコメントをその場で書く。こうやって部品を組み立てていって、いずれ自分という完成品が未完のままできあがるんだろうな。


1月30日(金)

ミニストップで鈴カステラを購入。おおっと、これはいける。

1月31日(土)

「おまえはなにをしてきたのだと、吹き去る風がわたしにいう」ご存じ中原中也。「Where have you been my blue-eyed son?」ご存じボブ・ディラン。
「So this is Christmas,what have you done?」ご存じ、ジョン・レノン。
憂鬱はいつも同じ質問を私に投げかける。



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