南海の フェリーずかん
 
−2008年3月現在−


クルーズフェリー飛龍
(有村産業)
名古屋〜大阪〜那覇〜宮古〜石垣〜台湾基隆

1995年?月就航、16,494トン。沖縄航路では抜群にまともな船で、船内は快適だが 運航時間が長いので激しく退屈する。豪華な設備のほとんどは閉鎖されている。



フェリーありあけ
(マルエーフェリー)
東京〜志布志〜名瀬〜与論〜那覇

1995年9月就航、7,910トン。2等船室は田舎の古びた公民館のようで、マット・毛布は汚く、 枕はパリパリに硬化していた。よほどタフなヒマ人でないと通しで乗るのはつらいと思われる。



琉球エキスプレス
(マルエーフェリー)
神戸〜大阪〜名瀬〜亀徳〜和泊〜与論〜那覇

2003年2月就航、6,265トン。貨物船におまけで旅客を積んでいるだけの船で、最低限の設備しかないが、 エントランス周辺に多目のテーブル・椅子があり、就航年が新しい分だけ船室や寝具類もきれいで、 「ありあけ」よりはなんぼかマシと思われる。



フェリーあかつき
(マルエーフェリー)
鹿児島〜名瀬〜亀徳〜和泊〜与論〜本部〜那覇

1992年7月就航、6,412トン。地獄の難民船。とにかく汚く、単なる移動手段として以外の 期待は何ひとつ出来ないが、運航ダイヤを守ろうという意識がないので移動手段としても 劣悪である。


フェリーなみのうえ
(マルエーフェリー)
鹿児島〜名瀬〜亀徳〜和泊〜与論〜本部〜那覇

1994年6月就航、6,586トン。「フェリーあかつき」と交互に配船される難民兄弟船。角で簡単に見分けられる。 「あかつき」と同様船内の手入れが悪く、清潔感が全く無い。



フェリーあまみ
(奄美海運)
鹿児島〜喜界〜名瀬〜古仁屋〜平土野〜知名

2006年4月就航、2,942トン。喜界に寄港することだけがアイデンティティの船で、 名瀬以南はとても空いていて快適な船旅が楽しめる。 
設備は新しいだけに清潔で、車両甲板と同じ階に2等船室があって階段の 上り下りをしなくてもよいメリットもあり、「あかつき」「なみのうえ」よりはずっとマシだが、 総トン数が半分以下しかないため荒天時は狂ったように揺れて気持ち悪く、 さらに抜港・寄港地変更とやりたい放題なのが難点。


フェリーきかい
(奄美海運)
鹿児島〜喜界〜名瀬〜古仁屋〜平土野

1995年11月就航、2,878トン。乗ってないので詳細不明。



クイーンコーラル
(マリックスライン)
鹿児島〜名瀬〜亀徳〜和泊〜与論〜本部〜那覇

1993年10月就航、4,924トン。乗ってないので詳細不明。



クイーンコーラル8
(マリックスライン)
鹿児島〜名瀬〜亀徳〜和泊〜与論〜本部〜那覇

1999年9月就航、4,945トン。乗ってないので詳細不明。



フェリーかけろま
(瀬戸内町)
古仁屋〜瀬相、古仁屋〜生間

1994年11月就航、194トン。加計呂麻島の二つの港へ交互に運航される小さな船。



フェリーたらまゆう
(多良間海運)
平良〜多良間

2007年7月就航、457トン。新造船で船内はきれいだが、小市民の新車のように船室に入る時は靴を脱がされるという訳の分からなさ。乗組員の横暴極まりない接客態度にも泣かされる。