Column
コ ラ ム
結婚式

 先日(7月某日)、私のいとこの結婚式がありまして、出席しました。2歳下の、実母の兄の末っ子の娘です。(K子としましょう。)同じ高校で、3年生になると、私は私文(いわゆる私立文系)クラス、K子は確か国文(国立文系)クラスに進み、はっきり言って賢くて、私の知る限りでは何にも親に迷惑かけたことも、何かあったという話もきいたことはナシ。
 そんなK子らしく、招待状はちと地味だし、私なんかと違って結婚式ではしゃいだりしないのかなー、などと、考えつつに当日。 ただ、式場は私と主人と同じホテルで、そこ、実は我が家と近いのですが、小高い場所にある歴史あるホテルで、天皇陛下がいらしたらここに宿泊されるという由緒ある所でもあります。

同じ会社の同僚と結婚とはきいていましたが、3歳年下と知って、ちょっと驚き。優しそうな好青年でした。実は私自身、K子と会うのが数年振りで、外見的にもどうなってるんだろうかとか、とにかく色々知りたかったのですが、主人に車で送ってもらい駆けつけると、もう親戚は時間に余裕を持って集まり、私はK子に会わないまま、受付へ。そう、受付を頼まれていたんです。でも、ただ待っているよりは、なかなか面白いお手伝い。実際、同じホテルで式を挙げたから、大体要領も分かるし。 というわけで、久しぶりで会う親戚の叔父や叔母や、K子の会社の皆さんと、あっという間に受付も無事終わり、いざ式の始まり。
 親族写真も撮り終え、最後のほうに会場に入るかんじでしたので、k子が白無垢から内掛けに早変わりするところも撮影しました。久しぶりに会ったK子に思ったより変化はなかったけど、やっぱりお嫁さんって、キレイですよね。文句なしに、人生で一番キレイな瞬間なはず。 会社の社長さんの祝辞で初めて彼女の社会人としての話を聞きましたが、予想通りの優秀な社員。経理を仕切っていて、その仕事ぶりは文句ナシだということで、やっぱりなあと感心しました。そして、意外だったのが、彼女のことを、若手社員たちが「K子姐」と呼んでいたこと。姐さんですよ。お酒も、カラオケもけっこう豪快だということでした。 
 同僚の皆さんの余興で面白かったのが、オーバーヘッドで、会社で撮影した画像を見せながら、「私がオバさんになっても」のK子編を作詞して、K子の後輩のとてもキレイな子が歌う、というもの。急いで作ったとのことでしたが、なかなかの出来でした。そして、K子の会社での絵が見られたことが一番貴重でした。
 どうやら、やはり彼女が年上だったことなど、6年間お付き合いしていたけれど思ったよりは遅い結婚になってしまたのかもしれません。でも、国立大学を卒業した彼女にとっては、一般的には別に遅くはなかったでしょう。
 私はつい、自分と式場が同じということで、「あ、この演出は私のときと同じだわ。」などと一人うなずいていたのですが、正直、職場結婚って、あんなにお互いのことを知っている人たちに祝福してもらって、自然な笑いがあって、仕事を退職してしかも地元で数年経って結婚した私としては羨ましい想いがありました。(地元がいいとか都会がいいということではなくて、やっぱり社会人として、企業人としての生活をした場所での結婚に憧れる、という意味ですよ!)
 K子は勿論仕事を続けるというし、同じ市内に私が嫁に来て、本当はそう遠くない場所にお互い住んでいたのに、ただなんとなく顔も合わせていなかったこの何年間かだったけど、これからはたまに、一緒に何かできたらいいなぁ、と思えたイベントでした。 デジカメで撮った写真渡すから、ちゃんとあとで連絡してよ、と言ってきたんですが、考えたら同年代なんだし、お互い夫婦4人で情報交換しあったり、遊びに行きたいなあと思っている今日この頃です。
 

当日は、エンジェル袖の黒のロングドレスを着て なんちゃってピアスのアクセサリー、義母にもら ったルビーのネックレス着用。ぜんぶゴールド にしました。
オーバーヘッドで画像を映しながら熱唱。 妙に恥ずかしがったりせずにテキパキと した余興で、見ているほうは満足でした。
当日のメークは、ザ・メーキャップのアイシャドー ヂュオシマーS9・ディグニータのグロスオアルー ジュ48・ネールはPNのデュードロップネールズ 94をベースに、同85でラメをタテ半分くらいにの せました。ボルドーとブラックでまとめました。
式場を飾ったお花を髪に差し込む。 生花を髪に飾るのは妙にテンション が上がってしまいます。
第 1 回