婦人科相談室
悩み、ありませんか?

 私が03年4月末、卵巣のう腫の手術をしたことは既に記述しました。
その後、私は無事、9日間の入院生活を終えて退院しましたが、その後は自分でも驚くほどに体調、
もしくは体質が変わってしまいました。
 具体的には、「冷え」に対する恐怖が大きくなって、実際に体の冷えにやたら敏感になっていました。
スーパーの冷蔵・冷凍コーナーでの長居は酷!あっという間に冷えて、具合が悪くなってしまいます。
逆に、自他ともに認める暑がりだった私は、今年の夏は余裕。家族で一番暑がらないという結果に。
 ただ、入院中の病棟は一日中暑く、春先だというのに私は毎晩、氷のう(氷まくら)を借りてでないと
眠れず、思いがけなく病院で夏を体験してしまったのでした。
 そのせいかどうかはわかりませんが、以前より明らかに暑さに耐えることができ、逆に夏でも、ちょっとの涼しさでも体を温めたり、なんといっても、冷たい飲み物・食べ物(アイスコーヒーとか、アイスクリームとか)を摂取する回数が激減していました。暑いから大丈夫だろうと、氷を2,3個入れたアイスコーヒーは途中で飲めなかったほど。
 そんな私は、入院を機に変化した自分の自己管理、体調管理そのものを本当に重視できるようになりました。夕食どきにどんなに食欲がなくても、無理してでも、時間を少し遅らせてでも、お茶漬け程度の炭水化物を摂取しておく。暑くても、冷たいものはほんの少し。あとは冷静に、暖かいものを摂って、体を冷やさない。・・・・・・・・これが、本当に自然にできました。
 これが、女性としての本能なのかもしれません。

女性の悩み、おききします。

 ここでは、婦人科の疾病をはじめ、メンタルな面の相談を受付け、悩みを共有していこうと思います。
というのも、私自身が手術後も「子宮内膜症」という、慢性病とこれからの人生うまくつきあっていかなければならないという事実、そして同じ悩みを持っている女性が、多くいるという事実から、一人で困っているより、愚痴ったり、ちょっと悲観しながらもうまくマネージメントしていきましょう、という気持ちからです。
 子宮内膜症の女性は、およそ10人に1人といわれています。たまたまその1人になってしまったひとも、また、ちょっと違うけれどもこんな症状があって困る、などのことばでも。専門に開かれているサイトも多くありますし、実際、婦人科の先生が監修しているHPも多くあります。
 ただ、私の場合は、もう知っている、もしくは実感している人が多くいらっしゃるように、この婦人科の疾病は、直接<美容>にかなり関係していることを皆さんで更に実感して、その悩みを共有して、症状を解決したり、緩和したりをいわゆるクチコミのようにできたらいいなと思うのです。
 私たちの体は、あまりにもメンタルに直結しています。追々お話ししますが、私自身、それを過去、身をもって体験しています。いまでこそ多く取り上げられるようになった、うつ病。ほんの数年前までは、他人ごとでした。また、いい薬が日本で処方されるようになったのも、それほど昔ではありません。そして何より厄介なのは、あらゆる種類の疾病のなかでも、本当に症状が他人にわかってもらえないのです。私自身は、当事者でもあり、当事者の家族でもありました。
 このコーナーでは、美容という枠を越えて、でも密接に関係があることを証明すべく、皆さんに参加していただき、いずれは充実した話し合い、アドバイスを掲載したいと思っています。こんなことでいいのかな?ということでも、是非メールしてみてください。

小猫のときに避妊手術を受けて、乳房もない 実家の飼い猫、チャッキ。 彼女は、人間が寒い季節になると脂肪を 蓄えやすくなるのと同じように、冬季には 肥えます。
アイラインがきれいで美猫のチャッキだけど、 嫁になった私にとっては、猫らがら「女性」と して見てしまうのです。いってみれば彼女は 生殖器をとって子供を産めなくさせられて しまった、典型的な飼い猫。でも、小猫を 沢山処分しなければならない現実を一番 嫌うわたしたち飼い主は、そういったことを 行う義務(?)もあるんですよね。
些細なことでも、分け合えばきっと安心できるはず。 トップページの<メール>をクリックして、お話をきかせてください。
子宮内膜症の症状(私の場合)

 10月某日。私は主人と一緒に、手術を受けた病院に検診に行きました。 じつに4ヶ月ぶりの定期
的な検診。6月に、「特に異常なし、次回は10月に。」ということでしたが、毎月の辛い症状を思うと、
また再発しているのではないか、別の症状が発生してはいないか、と気が気ではありません。
というのも、私は下腹部の両脇に痛みをおぼえることが明らかにあったからです。特に、便秘中には
明らかに。精神的なものだろうかとも考えましたが、どうも気のせいではない。8月の中旬に出てきた
ニキビも、結局治りきらないまま。 
 そんなわけで、まず、10月の定期の検診の前に、心配の解消をしておかねばということで、近くの
婦人科へ。ここは、市内でも有名な病院。幸いにして家の近くなので、多少待ち時間があっても気楽
に行ける病院です。内容は、尿検査。そしたら、先生のおっしゃることには、「膀胱炎の予兆」とのこと。
意外な病名に驚きが隠せませんでしたが、先生曰く、「女性は疲れているとよくなるんだよ。」治療は
とくに行うこともなく、抗生物質と一週間ぶんと、「ウーロン茶などを気持ち多めに飲んで、疲れを溜め
ないように。」とのこと。実際、飲み物を変えることはできても、疲れないように、というのはできそうで
もなかなかできないこと。いったいどうすれば疲れないっていうんでしょう?と、また考えこんでしまい
ました・・・。

11月某日。体調が悪い、というか、なぜこんなに気分が悪いのかしらと、考えていました。昨日の休日、
出かけずにいたから疲れているはずはないのに。・・・そういえば、こういう日は定期的にある。
 そう思いつつ、あっという間に夜になっていました。気分がイマイチだけれど、気合で夕食の準備。
お風呂洗いも終了、さて、ダンナが帰ってくるまでもう少し。さて、トイレに・・・。   と。ああ、そっか。
そう、なんのことはない。月経ですよ。日にちを数えてみたらわかることでした。あー、そう思ったらだる
かった今日一日がもったいなかった!だって、わかっていたら、気分が違いましたよね、きっと。という
わけで、先月も確かこんなかんじだったような。学ばない人間だなあ、とちょっとへこんだ私でした。
 しかし見事に、日にちが28日周期。(実は、この2ヶ月間は厳密にいうと26日周期なんですけどね。)
でも、子宮内膜症の症状は相変わらず手加減してくれません!薬を飲んで散らす。でもきつい。毎月
のことだから諦める、なのか、毎月のことだから何とかしなくちゃ、なのか。?

もしかして、内膜症の症状が良くなってる!?

 ちょっとびっくりしたんです。もう、昨年の10月から定期検診をしていないので、そろそろ婦人科に行か
なくては・・・と思っていたので、2月上旬に、行ってきました。そのときは、ちょうど2月の月経が来ると思われる数日前。気になったのは、なんだか、ときどき下腹部(の右端、左端のあたり)がチクチク痛い気がする
といういこと。でも、これ便秘してるとき特に気になる・・・・ような・・・。まあ、とにかく、先月は生理通もあんまりきつくなかったし(鎮痛剤を飲んだのは1、2回ですんだので)、行ってみようっと。
 当日、先生のお言葉では「心配なし」とのこと。だた、気になっていた下腹部痛のことを言ったら、「それはよくあることだから気にすることはなし。むしろ、生理通などの症状が軽くなっているのであれば、内膜症は進行していなくて、いい方向に向かっているのかもしれないから」とのこと!そういえば、3、4ヶ月前の生理痛では、こちらの病院に駆け込んで、鎮痛剤(座薬タイプと飲むタイプ)を処方してもらったほど。そのあとの数ヶ月は、正直、症状は軽くなっているような・・・。なんだか、嬉しい!で、ところでなぜ?となるわけですが
実は、思い当たるふしがひとつ。
 それは、昨年の8月から通っている皮膚科で処方されている漢方薬。別のページでも紹介したいと思いますが、「当帰芍薬散」。ちなみにこの病院ではツムラのものを処方されていますが、勿論けっこうメジャーなお薬。昨年卵巣のう腫の手術をして、子宮内膜症であることを説明したら、皮膚科の院長はこの漢方薬を出してくださいました。
 この皮膚科は、洗顔法のご紹介でもいずれご紹介しますが、私が本当に信頼をおいています、院長にも取材をさせていただいた病院。この薬を処方していただいた理由が皮膚科のニキビ治療のみならず、婦人科の症状のためでもあったならば本当に嬉しいこと。やっぱり、薬は抗生物質だけでは辛いもの。効果が現れるまで時間がかかるとはいっても、できればからだに優しいのが一番ですよね。というわけで、もしかしたらこれからもどんどん良くなるかも、という期待が生まれた私でした。

実家で父のお守りをさせられている、ご苦労ネコのチャッキ。 私にだけあいかわらず冷たい・・・。やっぱり、女性同士は わかりあえないのかしら。だって、本当にわたしには心を 許してないんですよ・・・。なぜなの、チャッキ?
こりゃ、ビックリ!初めて、こんな軽い生理!

 04年6月。本当に驚いています。今月の生理、この20年間で初めての「軽さ」でした。それにしても、なぜに?!と言う疑問が湧いてきていますが、やはり前述のとおり、どう考えても私に思い当たるのは昨年の夏から「皮膚科」で処方されています、当帰芍薬散という漢方薬です。このお薬を2週間おきに皮膚科のすぐ近くの調剤さんから手渡される際、ときどき「大丈夫ですか?ちゃんと飲めていますか?」と「尋ねられることがあります。私が逆に質問すると、どうも漢方薬というのは、体に合わないというのか、飲むことじたいが困難なかたも多いのだとか。その点、私は以前、数年前に精神神経科に入院していた再にも一定期間、同じような
漢方薬を処方されていた期間があります。というのも、過激なダイエットとうつ病のでいで生理がまるまる10ヶ月停止したことがあるからです。(うつ病ときいて穏やかでなくなってしまうというかた、このことについてはまた別の機会に触れたいと思います。)
 幸い、私にとっては漢方薬は、食前に飲む胃腸薬のような感覚になってしまい、朝に「なーんか胃が重いなー」なんて日があっても、飲んだら解消。なんていう存在でございます。
 話が飛びましたが、とにかくこんなにも生理が軽くなったのは漢方薬のせいとしか思えない!今月はなんとなんと、初めてかもしれません!鎮痛剤を一度も飲まなかったんです!!
 私にとっては本当にこれは感動もの。出血じたいも明らかに少なくなっているのです。
 とにかく私はかなりの快適な「生理」を過ごすことができました。
そんなわけで、これからもこの「軽い生理」は続くのか?!今後も報告させていただきます。