ポスト・バーズニュアンセはなに？！・・・と、ここで、この話題の優秀下地、
ニナリッチの「バーズニュアンセ」をご紹介。　画像は、私が所有している
もので、旧ボトルです。現在国内のカウンターで売られているのは、ニナ
リッチのロゴが入った大きめキャップの、カチッとした四角いボトル。　乳白
色にピンクを混ぜたような、優しい色・そしてローズの癒される優雅な香
り・・・。さすがの一言です。　で、国内も国外も、ニュアンス系・ローズパ
ープル系色のベースが続々登場。その中から、いろいろと独自の選択で、
徹底分析しました。私の顔がモデルなのはお許しください。

ニュアンス系というか、はっきりいってコントロールカラーです。というのも、パールが全く入っていなくて、更にトリートメント成分も配合されているという、優しい処方。香りも特に無く、伸びという点ではちょっと物足りないのですが、補正力はダントツです。見たとおり、パープル！ラベンダー！というお色。アルコールフリーでもあるので、肌の悩みに関係なく使っていただける商品かと思います。26ｍｌ、4000円です。

こちら、ビオテルムの下地。なかなか地方では入手が困難です。ところで驚いたのは、一見、全くピンクみも何もない、白にしか見えないその色。・・・と思いつつ伸ばすと、みるみる肌の上でピンクが発色していきます！　しかも、ピンクゴールド。画像では分かり難いと思いますが、角度を変えて見ると一目瞭然。ピンクとともに、上品なゴールドがキラキラです。ＳＰＦ効果もあり（ＳＰＦ23　ＰＡ＋）、香りもビオテルムらしいきつくないもの。補正色としてはとても強い色というわけではありませんが、保湿もできるしスキンケア効果と紫外線対策として優秀だと思います。組み合わせるファンデ次第で、キラキラな肌に！

お待たせしました、バイタルサイエンスの高級下地、9月16日に発売されたファンデと同時にお目見えです。　ＢＡさんに「藤色」と紹介されました。確かに、ピンクまではいかないけれどピンクに近い藤色なんて、デコルテさんらしいじゃありませんか。（藤色という表現が好きです）　こちらは、ファンデ「リッキッドファンデーション　ヒアロニスト」のベースということで、水分保持力が抜群です。だから、テクスチャーは想像に難くないと思います。そして、冬場には嬉しいやんわり感。補正色としては控えめでも、乾燥対策にはこれがおすすめできそうです。でも、色がバーズニュアンセに結構似ているんです。高貴な香りも癒されます！

こちらはかの有名なディオール　スノーの日焼け止め乳液。2色あって、そのローズパープル。これが、テクスチャーと色、トータルで見たときの今のところ、一番バーズニュアンセに近いと思われるベース。パールも入っていますが、ギラギラするほどではありません。香りは、やや日焼け止めという感じが強くはありますが、当然、ＳＰＦ値も高いのでそれは納得。ＳＰＦ35　ＰＡ＋＋　なので、上記の中でも最強値です。　ということで、色白さんで且つ年中日焼け止めを使う！という方には、夏場は勿論のこと、秋冬もこれでＯＫ！ということになります。　個人的には、このライン、ローションもファンデも好きなので、納得の一品と言えるかと思います。

　ご存知、エクストラフォーミュラファンデーションの下地の一品。　ロゼカラーを提唱していらっしゃるだけあって、さすがの血色感。お値段もいいんですが、それだけの価値あるもの。
　補正も抜群、確実にしっとりしています。且つ、ＳＰＦ33　ＰＡ＋＋で紫外線もがっちりガード。テクスチャーは固めなので、むらなくキレイに伸ばすのにはそれなりに時間が要るかもしれません。そう、香りも勿論、ロゼ。気品あふれる香りはアロマ・・・という感じです。

　今年、下地とリキッド、かなりの力の入れ具合が感じられるのがカネボウの以下の商品。
というのも、アイテム数の多さ、それによって仕上がりも好みによって選べるのです。自分の肌質や
なりたい仕上がりによっていろいろと選べるのが魅力。

　「肌を明るく見せるベース」だというこの下地。はっきりいって、ファンデーヨンそのものとして使えるほどの色とテクスチャー。下の画像のように、マットな肌に仕上がる。勿論、保湿効果もなかなかのもの。
　もともとの肌が特に目立つシミなどがなければ、これだけで充分。ツヤはあまり出ないけれど、ナチュラルメーク派はこのワンアイテムのみで完成、というのもありです。

上のアイテムの上から、今期の目玉とも言える（？）「シルキーブライト」を重ねてみました。　パールを存分に効かせた、光とシルクパウダーの効果。色がピンクですが、上の「ブライトアップ」でかなり完成度が高い
状態なので、補正色としては強く色が出るという感じではありません。やはり、光でツヤを出し、更に潤いの
効果がプラスされているということ。

　リキッドものだけでこの完成度の高さ。
　しかしやはり秋冬ということを考えれば、
しっかりと乾燥対策はしたいもの。ベース作り
の前に、朝のお手入れでしっかり肌内部に
潤いを溜め込んで、部分的な粉吹き状態など
は回避しましょう。
　ちなみに、この上からパウダーファンデのほうの
「シルキーブライト」をおしろいとして使用すると
ほんのりと顔色を明るくでき、化粧直しもできると
いうわけです。

　こちらは既に春夏用で同じ商品が出ていて、今期は保湿度がアップしたほうが新発売。　モイストと銘打っているだけあり、クリームで、保湿効果は充分。
色の補正度もなかなかです。シェルピンクというので、もう少し薄いピンク色かと思っていましたら、実際は本当に可愛いピンク色です。補正効果・保湿効果のバランスはいいと思います。

最近脚光を浴びているエレガンスの補正色下地。こちらは本当に色の種類が豊富です。ブルー、イエロー、ホワイトなど、純粋な補正色で、こちらはＳＰＦが１２と、どちらかといえば夏用のもの。保湿に優れたのは、同じ色数でちゃんと揃っています。パールは特に入っていません。金額と補正色の効果からいって、信頼のおけるアイテムと言っていいと思います。テクスチャーがもっとやわらかなら、パーフェクトでしょうか？