1.5KWダミーロード
 
MFJ-267リペア 
 DE JR1TOC 2022/5/11
 

ジャンクで購入したMFJ-267リペア履歴
@SWR/PWR検出部修理(メータ振らず)
・L201 1000μH(1mH)断線、2cmトロイダルコアに0.5mm被覆線を巻き自作したものに交換
 (自作インダクターをDE-5000での測定値は1117μH)
・R201(3.3K)が未実装であったので、追加
 MFJ-267 SWR/PWR検出部の回路図

Aダミーロード抵抗交換
・内蔵の50Ωが劣化して抵抗値が100Ω近くになっていて使えないので新たに、抵抗モジュール(100Ω800W X2)をヒートシンクに装着し設置(元のダミー抵抗MFJ119-1500)

B強制冷却ファンの設置
・ファンをヒートシンクの前後に2台設置、取り付けは結束バンドを使用(ファン電源は全面のPOWER-SWと連動)

C温度計設置(抵抗モジュール近く)
・素子の温度を測るため、秋月のセンサー付き温度計のセンサー部分をヒートシンクに取りつけ、RCAジャックで取出し外部で確認出来る様にした

Dその他 各種メータレベル再調整

*SWR/PWR検出部・PEP回路はMFJ-815Dとほぼ同じ(ネット上で公開されている)

 

 

@SWR/PWR検出部修理

 

・L201 1000μH交換
・R201(3.3K)追加

 

・1000μHを2cmトロイダルコアを使い作成

 

・DE-5000で測定≒1117μHでした

 

 

Aダミーロード抵抗交換

・元々の内蔵抵抗を取り外した状態

・抵抗を取り出した場所に、100Ω 800WモジュールI2をヒートシンクに取りつけて設置

・ファンをつける前の状態

・温度計端子RCAジャックを増設(高周波回り込み防止用に68P+0.047μコンデンサーを取り付け)秋月電子よりセンサー端子付き温度計のケーブルを途中で切断しRCAプラグをつけて外部で温度を監視



B強制冷却ファンの設置 C温度計設置

・ヒートシンクのフィン前面に小型ファンを内蔵(電源は本体POWER-SWより引き込み)

・ヒートシンク裏側(素子側)にも小型ファンを追加
温度計センサー取り付け(ファン右上)

・メータの照明をLEDに変更(680Ω抵抗で電源SWより12V供給)

・完成後、上部から撮影  

・内部の温度を外部表示させたところ

・・各メータレベルを再調整後、カバーを再塗装してリペア完了