☆2004年10月3日 チーフジャスティスの7戦目 (2004/10/09)
2004年10月3日、私が名付け親となったフェアダンスの初仔のチーフジャスティスが、高崎競馬場で第7戦目に挑み、8着になったようです。勝利にはいたらなかったようですが次走も頑張ってもらいたいものです。
このチーフジャスティスという馬、オーナーのご好意で私の考えた名前で競走馬名登録してくださいました。一生に一度あるか無いかの出来事に、嬉しさのあまり名古屋でのデビュー戦に駆けつけ観戦、名付けた名前が実況で呼ばれ悦に浸るという貴重な体験が出来たのです。
これは出走のたびに応援に行かなければと思っていた矢先、足元に故障を負い中央競馬からの引退を余儀なくされたのでした。地方競馬での再起を目指すことになったのですが怪我の具合は重く復帰も危うかったようです。時々オーナーの牧場にメールをして近況を伺っていたのですが、状況が好転する気配も感じられませんでした。部外者が突っ込んだことを聞くのもはばかられ、核心、つまり完全引退するのかということはずっと聞けずじまいでした。
競走馬は引退するとどうなるのか?成績の良かった者は、種馬、繁殖馬に。人気のある馬は有名乗馬クラブや養老牧場などに。それ以外の馬の末路は・・・、悲しいものです。実験用、食用。走らない、走れない馬は生きることが保障されないのです。
そんな世界です。正直もう自分の知らないところでチーフジャスティスという馬は行方不明になってしまうんだろうなと思っていた時、地方競馬のHPのデータ検索ページでチーフの名前が引っかかりました。デビュー戦後休養に入って1年、無事なら何処ぞの競馬場の所属になってるだろうと・・・。良かった!生きてた!高崎競馬か・・・。ん?!通算成績6戦3勝?!!そうです、私の知らない間に5戦を走り3回も勝っていたのです。驚き、嬉しさ、そして初勝利を拝めなかった悔しさ、いろいろな思いが込み上げてきました。足元の不安と戦いながら、それでも競馬開催ごとに元気に出走しているようでした。またいつか競馬場での彼を応援できるかもしれないと思うと涙がちょちょぎれそうです。
しかし先日、今年限りで高崎競馬の廃止が決定しました。次々と地方競馬場の廃止が伝えられ、競馬界はいま冬の時代といったところです。廃止にともない処分される馬もたくさん出るでしょう。チーフがその中に入らないことを祈るしかありません。でも復帰して3勝もしてるんです、まだまだ見込みがあるから、きっとチーフも来年からは違う競馬場に移動して競走馬として走り続けてくれるでしょう。出来れば川崎か大井競馬場に移動になってくれればいつでも応援に行けるのに。もうホント切に願います。
☆2004年3月22日 ハルウララの馬券購入 (2004/03/23)
天気予報が雪予報の中、トンボ玉関連の材料を購入しに行くついでに、高知競馬のハルウララの馬券を買いに行きました。いや、むしろハルウララの馬券発売にあわせて材料購入のスケジュールを合わせたと言ったほうがいいか。趣味は競馬と公言する身としてはこういったお祭りは参加しとこうということで寒さに耐えながら行ってきました。
首都圏での発売は大井競馬場とWINS新橋の2ヶ所なので電車で1本でいける新橋に向かった。しかし現地についてみると、新橋の場外馬券売り場では1000円単位でしか買えないことが判明。こっちとしては当たり外れよりも記念のつもりで買いに来ていたし、おふくろからも頼まれていたのでここは諦め、100円単位で買える大井競馬場に場所を変更した。大井競馬場に着いてみると、「ハルウララ号の馬券発売所」などと書かれた看板の矢印方向に人の流れが。そして発券機前だけやたらと人がたくさん。発券機脇ではハルウララの単勝馬券がスムーズに購入できるように、すでにマーク済みのマークカードが配られるほどの親切ぶりだ。たしかに発券機前では「馬券なんて今日初めてで。」なんて言いながら買い方がわからずあたふたするオバちゃんたちが多数いた。こうしたことを見越しての対応だったのだろうが、それはこの日が競馬界における大イベントであることを物語っているようだった。
滞りなく100円の単勝馬券を家族親戚分含め15枚購入。馬券にはハルウララと騎乗者武豊の名前がしっかりと印字。なんでもこの馬券、いくら走っても当たらない、怪我しない、クビにならないということでお守りになるとか。
レースまでには何時間も時間があったので、レースは見ずに買い物へ。18時ごろ帰宅するとおふくろの第一声「ダメだったネェ」。わたし「あぁ、やっぱり。」 ハルちゃん、11頭中10着。お疲れ様でした。
それにしてもこのハルウララフィーバー、ちょっと異常です。いままでにも国民的に認知された馬はハイセイコーやオグリキャップなどがいたがいずれも勝ち続けて人気を得たのです。しかし今回のハルちゃんの場合、106連敗して人気者。106敗ではなく連敗、なおかつ0勝。同じ地方競馬で荒尾競馬場所属のキサスキサスキサスという馬は現在24連勝もしてるのにほとんど誰も知らないでしょう。ですから優秀の血以外は淘汰される運命のサラブレッドのなかでこのハルちゃんの存在自体とても稀です。勝っても有名になれない馬もいるのに。
なぜこんなに人気が出たのでしょう。今回人気騎手の武豊が乗ったというのは当然ありますが、「負けても負けても一生懸命走る姿が健気で感動する。」と人は言います。根底には日本人特有の判官贔屓的な部分があるんでしょう。でも人気の要因は「ハルウララ」というその名前も関係してると思います。優勝劣敗の競馬界には似つかわしくない、全く戦いを連想させない愛らしい名前。それでいて100戦以上戦ってそして負けて、あぁやっぱりみたいな・・・。でも次を期待させるような、明るい未来を感じさせる「ハルウララ」という響き。この不況下未来に光を見出したいんですねみんな。
不況といえば地方競馬は赤字だらけで、それは高知競馬も例外ではなく・・・。景気が良く売り上げもたくさんあった頃は税金をたくさん取っておいて、不況で赤字になると即廃止。関係者の保障も無いままでの廃止決定なんて競馬場もありました。今回のことで地方競馬にも眼が行くことで現状のいろいろな問題点が改善されて、廃止という悲しい結末がなくなる事を一競馬ファンとして願っています。
それにしても負けても負けても処分を免れてきたハルウララ。馬主、調教師が手放したくなくなるような魅力を彼女自身が持っていたのでしょうか。すごく興味が沸きます。引退して北海道に帰ったときは是非会いに行ってみたいものです。
☆2003年12月28日 有馬記念にて今年の競馬終了。 (2003/12/29)
とうとう今年の競馬も有馬記念をもって終了となりました。(29日に大井競馬場で東京大賞典はありますが)結果は12番シンボリクリスエスが1番人気にこたえて9馬身差の圧勝!2着は武豊騎乗の3番リンカーン、3着はシンボリと同じ厩舎のゼンノロブロイ。結果としてはそんなに波乱にはならなかったですが、なかなかの好勝負で面白いものでした。私の買い目はリンカーンと6番タップダンスシチーを軸に1番ツルマルボーイ、8番ザッツザプレンティ、12番シンボリクリスエスへ3連複流しの勝負でしたが、逃げた8番は早々に戦線離脱、1番は直線に向くまでケツから2頭目で追い込み届かず4着、6番は直線中程で力尽き8着・・・。パドックを見て8番から3番に軸を変更したところまでは良かったんですが、結局カスリもしなかったと言う結果に。諦めきれず次の第10レースハッピーエンドカップというレースのメンバーにノーモアウォーという名の馬が。世界の情勢不安定の昨今、来年は平和な年でありますように、「ノーモアウォーでハッピーエンド」なんてキレイに終わるんじゃないですかぁ?などと思いを巡らしこの馬の単勝を。しかし結果は惨敗。世界の平和もまだまだ先なのでしょうか。
しかしトータルで見れば今年の競馬はわたしにとって思い出の残る年でもあったと思います。3月には弥生賞で9年目にして初の万馬券GETや、6月には名付け馬チーフジャスティスのデビューで中京競馬場まで遠征したり、ホームページでの馬券予想開始、先日のステイヤーズステークスでの高配当GETなどなど。
なかでも馬券予想、これはひどかった・・・。予想46レース中的中1回。的中したマーメードステークスでさえ名前がカワイイからという理由だけで買ったショコットが来てくれたおかげって・・・、なにこれ?予想センスの無さを痛感しました。本来ケチ症のわたし、正直ツライのです。来年からは毎週ではなくレースを絞っていこうと心に決めた年末のひとときでした。あっ、でも来年一発目の1月5日の金杯はやりますよ、年始めですしね・・・。大丈夫か、俺?
☆2003年12月6日 中山競馬場へ競馬観戦 (2003/12/07)
春以来になる中山競馬場での競馬観戦をしてきました。メンバーは私を合わせて4人。そのうち2人は以前からの競馬仲間、1人は競馬場初体験。車で鎌倉から約2時間、11時を過ぎたころに到着。200円の入場料を払いいざ場内へ!場内建物はは清潔感がありとても大きい。がそれ以上にたくさんの人でその広さが感じられない。この日は土曜日だからまだいいが日曜日はさらに混雑するのです。観客スタンドに出るとそこには冬でも緑の芝生のコースが。そこをカラフルな勝負服を着たジョッキーを乗せた毛ヅヤのいいサラブレッド達が疾駆するのですが、その光景はもうただのギャンブルを超えたスポーツエンターテイメントと言っても差し支えない程の美しさと興奮があるのです。(決して大袈裟ではありません)
やはりライブに限るなぁなどと思いながらまず手始めに第5レースから。私の競馬場での馬券の買い方は、まず新聞である程度の予想を立て、パドック(馬の下見所)でお馬を見て、返し馬(コース上でのウォーミングアップ)を見てから購入馬券を決めます。馬券を買うとすぐレースなので休む暇がなく帰るころにはヘロヘロです。馬券の買い方は個性が出ます。友人のTさんは阪神・中京の全レース購入するので発券所に張り付きっぱなし。中山のレースでさえモニターで観戦しないと間に合わない始末。もう1人の友人Hさんは新聞のデータとオッズで馬券決定するのでほとんど動かず。そこに必ず居てくれるので動き回る私にとってははぐれる心配がないので助かります。競馬場デビューの友人Yは競馬自体あまりやらないのでHさんと一緒に行動。馬券も新聞で印が付いてる馬から買ってるようでした。
レースは観戦スタンドのゴール板前あたりで。買ってる馬がゴール近くで先頭集団にいたりすると自然と雄叫びが出てしまいます。
何レースか終わったころ、気が付けば馬券を一回も取ってないのは自分だけと気が付く。競馬初心者のYすら的中してる。ヤバイ。でもこの日の予想は決して悪いものではなく、惜しいレースが何回もあった。今日の馬を見る目は調子いいぞ!と言い聞かせメインの11レースステイヤーズステークス(3600m)のパドックへ。前日からの検討で、人気になっている5番ナチュラルナインには距離が長すぎ、6番イングランディーレは馬体重が増えてたらダメだろうと予想してました。しかし実際この日のナチュラルナインは好気配。イングランディーレのほうもプラス体重であるにもかかわらずそれほど太く見えない。人気馬が好調子なら逆らうこともないのですが、自分の予想を信じこの2頭を外し、それ以外で目に付いた1番ファストタテヤマ、3番ハッピールック、4番エリモシャルマン、8番チャクラの3連複BOXを購入。(1〜3着を当てる馬券の全通りを購入)
そしてレース。何万という人が見守る中スタート。3・4・8番は中段グループに、1番は指定席の最後方、5番は1番の前あたりで力んだ走り。1番はダメだと早々確信。6番は2番手を追走していい位置に着けている。この馬が勝つのかなぁ。レースが動いたのは最終周の3コーナー手前あたり、逃げていた9番を6番が捕らえに掛かり、それを見て4番と8番も動く。9・6番が並ぶかたちで直線へ。6番のすぐ後ろに4番、その外に8番、その後ろに3番。あれあれ?もしかして!6番の勢いが無くなりその横を4・8番がかわし並んで先頭へ。よし!よし!あれ?でも3番は?馬群がこちらに向かってくるがなかなか確認できず。目の前を通り過ぎるころ、大外を猛然と追い込む3番の姿を発見!!前の2頭と並んだところでゴール。やりました!!3−4−8の3連複94.8倍をゲッツ!!オッズを確認していなかったのでこんなに高い倍率だったことに驚くとともに自然と顔がニヤけて・・・。
久々の高額配当でした。こうして自分の予想がバシッと決まると嬉しいものです。これは穴を当てたときだけではなくどんなに低配当馬券でも喜びは同じ。つまり自分の推理が正しかったことが当たり馬券として証明されることがうれしいのです。私も10年近く競馬を続けていますが、お金を増やしたいという気持ちだけではここまで続かなかったのではないでしょうか。実際競馬で儲けている人はほんの一握りでそれでもこれだけ人気があるのは、競馬をレジャーととらえる人が多く、またそれは日本が平和でゆとりがある証拠だと思います。
結局この日、財布の中身が大幅アップしたのは私だけ。交通費の半分負担で勘弁してもらいましたとさ。
☆2003年8月21日 久々の乗馬 (2003/08/23)
21日、久々に乗馬のレッスン行って来ました。じつにウンヶ月ぶりで。私がお世話になっているクラブは秦野市渋沢にある「乗馬クラブクレイン神奈川」さん。家からは遠いんですが、山の高台に位置するロケーションの良さ、施設が広いなど、とてもよいクラブです。
12:45のレッスンのため10:00に家を出る。道順は鎌倉からまずは国道1号線で平塚へ。そこから秦野方面へ北上し渋沢へというもの。十分余裕をもっての出発だと思ったがしかし1号線が渋滞。平塚に着いたのが12:15。間に合いそうもないので14:00からに振り替えてもらうことに。
13:30頃クラブ入り。受付済ませ、着替えて、お馬さんの配車ならぬ配馬を確認すると今日の相棒は「コルカント」とのこと。う〜ん知らん・・・。乗ったことない。以前乗ったことがある子なら、細かいことは憶えてなくとも多少安心できるところもあるんだけど。大体私が当たる馬は乗り手の指示に鈍い馬、俗に「重い馬」か逆にやたらムキになって走る馬が多い。(まぁ乗り手の私のせいで馬がそうなるという見方も出来ますが・・・)はたしてコルカント君とはどんな子か?あらら私の好きな葦毛(白い毛)ではあーりませんか。厩舎で食事中。可哀想だがそこから引きずり出すように洗い場へ。馬装の準備へ取り掛かる。
私は鞍を乗せたときの馬の動作をよく見るようにしている。固定ベルトを締めるとき嫌がってるのかそうでないのか。以前嫌がる馬がいました。それに気づいていましたが、レッスン直前ベルトを締めなおしたとき、横に立つわたしの腰骨の辺りをおもいっっきりガブッ!!とやられました。このとき馬の口撃範囲の広さに驚くとともに、これからは気をつけねばと固く心に誓いました。
コルカント君は・・・、大丈夫そう。安心しているとレッスン5分前のアナウンス。全然準備できてない。クラブスタッフの方に手伝ってもらいなんとかレッスンへ。なんか今日は最初からスムーズさに欠ける・・・。
しかしレッスン自体はいつもと変わらず進行。久々ということもあり最初はぎこちない感じでしたが、後半はなんとかこなせました。コルカント君は駆け足時の反動が他馬と違うので気をつけてとのインストラクターさんの注意でしたが、確かに上への反動が高いような。しかし特に問題もなく気持ちよく駆け足ができ風になれた気が・・・。(←大袈裟)こんなヘナチョコライダーのいう事を素直に聞いてくれて、コルカント君には感謝、感謝で家路に。
次の日筋肉痛で歩き方がぎこちなかった事は言うまでもない。
☆2003年6月8日 馬券はずして喜んだ。 (2003/06/14)
私は最近馬券を購入するのにパソコンや携帯電話を用います。以前は横浜の日の出町にある場外馬券場までえっちらおっちら電車で向かっていたわけだが、交通費がバカにならない。しかしこのインターネット時代に、ついに馬券までもがパソコンのみならず携帯でさえ購入出来るようになったのです。これによって生まれる一番のメリットは、「どこでも馬券が買える」ということであるが、それ以外には、交通費がかからなくなる、テレビでレース前の馬の状態を把握できる、テレビの解説者の意見を参考に出来る、発走2分前まで検討できるなど、主に検討時間が増えることがあげられる。私は当日の馬の状態を馬券購入の判断材料にするので、このシステムは大変ありがたいものであるのです。しかしこのギリギリまで悩み抜き馬券買い作戦が危うくとんでもない悲劇を生むところでした。
このホームページでは馬券予想のコーナーも設けてますが、日曜日のメインレース予想を土曜日に発表しています。つまりここでの予想発表は新聞と過去の記憶と勘だけを判断材料にしているわけで、本来の自分の予想スタイルとは若干違うものなのです。ならしなけりゃいいんだけど、こういうのやってみたかったので・・・。
で、先週の安田記念のHP予想は過去の実績重視で3番アグネスデジタル、7番ダンツフレーム、14番イーグルカフェ、16番アドマイヤマックスの3連複(1〜3着の組み合わせを当てる)全通り。しかし当日の馬の状態を見るとアグネスデジタルはイマイチ元気が無い、アドマイヤマックスは体重が16キロ増でいかにも太い。それよりも1番人気、8番ローエングリンと人気薄、4番ボールドブライアン、12番ウインブレイズが良く見える。ならば3番を切って、7−8を軸に4、12、14、念のため16を少々と3連複流しへ予想変更。どうせ誰も予想コーナーなんて見てないんだからなんて思いつつパソコンで馬券購入。そしてレースへ。
スタート直後6番ダンツジャッジ落馬。買ってなくてホッ。軸のローエンとダンツは好位置キープのまま直線へ。残り400mぐらいでローエン先頭、すぐ後ろにダンツ。よし!!しかしダンツ伸びあぐねてる。そうこうしてるとローエンの外をかわしていく2頭が!!アグネスとアドマイヤ!!そして2馬身後ろに勢い鋭いイーグルカフェが!!まずい!!イーグルがローエンをかわすか?かわすか?かわした!?ところがゴール。3着写真判定。イーグルが3着だった場合HP予想は万馬券大当たり!!だが買ってない。そんなの悔やんでも悔やみきれないよ。どうかイーグルが4着でありますようにと祈っていると願いが通じたか、鼻差でイーグル4着。やった〜!!予想はずれた〜!!
わたくし馬券はずしていてこんなにうれしかった事ありません。どっちが3着でも結局はずしてたわけだけど、買った馬券がはずれたのと、予想は当たってるが実際の馬券ははずれてたのでは気持ち的に大違い。一生心に残る後悔を背負うところでした。競馬の神様有難う。もう予想変更などという不義理は決していたしません。
☆2003年6月1日 チーフジャスティスついにデビュー!!
とうとう待ちに待ったこの馬のデビュー戦がやってきました。他の馬に比べるとかなり遅いデビューとなり、正直中央競馬での出走は叶わないのかなあと思っていましたが。
そもそもなんで私がこの「チーフジャスティス」なるお馬さんを応援する事になったのか。それは遡ること3年、彼がこの世に生を受けたところから始まるのです。彼が誕生してからしばらくして1通のメールが届きました。それは競走馬生産を営んでいる「三石ファーム」さんからでした。以前チーフのお母さん「フェアダンス」を見学させて頂いた際にメルアドの交換をしてから度々近況などをうかがっていたのですが、その日のメールの内容はなんと「今年生まれた仔馬の名前を付けませんか」だったのです。馬の所有が牧場名義になった際はなるべく今回付けた名前でデビューしてくれるということで、まさに夢のような話。さっそくフェアダンスの仔の名前で「チーフジャスティス」なんてどうでしょうと返信したところ、有難くも採用していただいたということなのです。
そこでこの日のデビュー戦。見に行かないわけにはいきません。中京競馬場まで晴れ姿を見に行ってきました。新幹線で豊橋まで。乗り換えの際、キオスクでスポーツ新聞を購入し競馬記事を見ると、ありました、チーフジャスティスの名前が!!一気にテンションが上がり落ち着かなくなってきました。予想もチェックすると本命に推す人こそいませんが相手候補にする予想家も。そして競馬場近くの売店で普段はまず買うことの無い一部410円もする競馬専門新聞も購入。そこでもまた愛馬の名前をみてウットリ。超自己満足の世界に浸りながら競馬場へ入場。
早速パドックへ。レースに出る前の馬を見るところで、ここでその日の馬の状態を確認し、馬券検討の判断材料にします。到着したときは2レースに出走する馬たちが周回していて、チーフが出る3レースのパドックまでこの馬たちをモデルに写真撮影場所やアングル等を考え本番へ準備万端。
そして待つこと約30分。出てきました!!彼が!!背中のゼッケンにはまぎれも無くその名前が。あの名前自分が名付けたんですよと周りの人に言いたい気持ちをこらえ、写真撮ったり眺めたり。気性がかなり激しいと聞いていたので、とりあえず普通に周回してるチーフを見て一安心。2度ほど不安からか、いなないたところはご愛嬌。
あっという間にパドック周回の時間も終わり、ジョッキーを背にコース内へ。いよいよレース。なんともいえない緊張感。とりあえず無事に周ってきてと願う。ゲートに入るのを一瞬嫌がるそぶりも、すぐに収まり発走体制完了。そしてスタート!チーフのスタートは?おぉ好スタート!1周目の直線、私の目の前を彼が走り抜ける。前から2、3頭目の好位置で、これは初戦からもしかしたらの期待が募る。が、向こう正面で騎手との息が合わなくなり力んだ走りで徐々に後退。最後の直線に入るころには余力もあとわずか。結局チーフジャスティスの初戦は13頭中の11着。馬券も外す・・・。出走経験のある馬たちが相手だったから、チーフにしてみれば楽じゃ無かったはずで、また前日までの雨の影響で悪化した馬場コンディションも影響したかも。最初からはうまくはいかないもんです。怪我せず走っていればいつかチャンスは必ず来るはず。その勝利のときを目の前で見ることが出来ますようにと祈らずにはいられない。
チーフのレースも終わりすぐに帰っても良かったのだけど、せっかくここまで来たのだからとメインのレースまでいることに。しかしこれがイケなかった。チーフのレースで傷ついた懐の傷口をさらに広げる結果に。その日は競馬の神様は降りて来てはくださらなかったようでした。(というかここんとこずっと)