スティッキィ・フィンガーズ STICKY FINGERS

2003/07/04公開

本体名:ブローノ・ブチャラティ

プロフィール63巻P146、エピソード55巻P169〜

能力:物体表面にジッパーを走らせ分割・接合する

スタンド形成法射程距離パワー
身体同形体 2m

告知

スタンド解説

■目を完全に隠すマスクを被り、身体各部に「ジッパー」を飾り付けた姿を持つ人型スタンド。その拳で殴った物体に「空間の亀裂」を走らせ破壊する『殴打変換』能力を持つ。この「空間の亀裂」はどんな硬い物でも空間で「分断する力」として働く反面、亀裂によって分かたれた「分断面」は、それ同士が合わさることで元どおりに「接合される性質」も併せ持つ。それゆえ「S・フィンガーズ」はこの能力を、亀裂に沿って走る「ジッパー」のビジョンの開閉でもって操る。このジッパーには「摘み手」を付けることもでき、それを摘んで直接ジッパーの開閉をコントロールしたり、平らな壁などにつかまる取っ掛かりにしたりできる。また、ジッパーの「鉤(かぎ)の歯」の部分は、分断した物体をつなぐロープのようにも利用できる。

■「空間の亀裂」の能力では通常、「断面」はその表面をコーティングされており、また分かたれた断面の「間」は見た目の空間内では「分断」されているように見えても、実際には空間を飛び越えて「連続性」を保っている。また、「空間の亀裂」が開くとき、その断面間には一時的に「余分な空間」が生じ、そのぶん周囲の空間は「圧縮」される。例えば「S・フィンガーズ」が壁に1本のジッパーを走らせそれを開いて穴を開ける時、それは壁を「力でねじ曲げている」のではなく「空間ごとたわませている」のである。 以上のことを踏まえて、「空間の亀裂」はその「切開状態」と「断面状態」を、以下のように分類できる。

切開状態
◇半切開状態:物体がジッパーで完全には分断されておらず、どこかでつながっている状態。断面状態に関係無く、能力の解除によりジッパーは自力で閉じ、断面も元どおりにくっつく。
◇全切開状態:物体がジッパーで完全に分断され、切り離された状態。この状態で能力を解除すると、その物体は本当に物理的に「切断」されてしまう。外力により一部をくっつけてから能力を解除すれば、 後は「半切開状態」と同様にジッパーは閉じる。

断面状態
◇連続状態:断面が保護され、断面間で空間を飛び越え物体の連続性が保たれている状態。この断面状態なら、例えば生物が首を切り離されても大丈夫である。
◇保護状態:断面の表面が保護されているだけの状態。例えば生物ならその部分の血流等が滞ってしまう。
◇攻撃状態:攻撃時に、殴り切開した部位をとにかく「傷」にしてダメージを与えようとする状態。一発殴った程度の「半切開状態」では血が流れ出す程度の傷にしかならないが(ここで能力を解除すると断面は軽い切り傷程度を残して閉じてしまう)、殴りまくって各所の「半切開状態」同士がくっつき「全切開状態」になれば、すぐさま能力は解除されて、完全に物理的に切断される。

■なお、「S・フィンガーズ」の「接合」の能力を使えば、ジッパーの断面のところで別な物同士をくっつけることも出来る。(自分の腕を他人の腕と取り替えるなど、この場合断面の「保護状態」は保ったまま、「鉤の歯」で仮にくっつけることになる) また、ケガで切断された傷の切断面部分に「連続状態」を作り出してくっつけ、治療を行うこともできる。これは切断面同士を「糊で貼り合わせる」かのように完全にくっつけられるため、手軽ながらも優れた外科手術並に治療効果が高いようである。