【射程増加法】
本体からスタンド体が遠く離れることによるパワーの低下を抑えることができる手法。これによりそのスタンド体はパワーを維持したまま射程を伸ばせることになる。
パワー伝達
本体と、遠くへ離れたスタンド体とを何らかの方法で繋ぎ、それを通じて本体からのパワーをスタンド体に「伝達」することでパワーを維持できるタイプ。
導体パワー伝達
本体からスタンド体までを「ケーブル」状のスタンド体でつなぎ、これを通してパワーを伝達するタイプ。
→触手の『ハイエロファントグリーン』、釣竿の糸の『ビーチ・ボーイ』、以上2体。
環境パワー伝達
自然界に存在する「環境」のうち、そのスタンドが持つ能力に深く関係する物質を通してパワーを伝達できるタイプ。(なお、それら環境はそのスタンドの能力で作り出される場合もある)
→水の『ダークブルームーン』、霧の『ジャスティス』、熱と光の『サン』、土の『ジャッジメント』、以上4体。
異世界パワー伝達
「異世界」を作り出す能力を持つスタンドは、その異世界内では本体からの射程に関係無くパワーを落とさず活動できる。
→夢の世界の『デスサーティーン』、鏡の中の世界の『マン・イン・ザ・ミラー』、以上2体。
操作分離
本体から「スタンド体の操作を切り離す」ことで、パワーを保ったまま射程を伸ばせるタイプ。
半操作分離
本体とは別の本能・人格等を宿し、本体の命令で動くタイプのスタンド体が該当する。その射程距離は、同じパワー量のスタンド体を本体が直接操作する場合に比べ、2〜3倍に伸びる。(近射程の人型スタンドなら2m→5m)
→本体の司令に忠実に従う意思無き軍隊『バッド・カンパニー』、本能を持つスタンドとして卵から産まれ脱皮により成長していく『エコーズ』、本体の心の奥底に眠る獰猛さを宿す『パープル・ヘイズ』など。
全操作分離
本体とは別の本能・人格等を宿し、本体の命令なしに勝手に動けるタイプのスタンド体が該当する。その射程距離は、同じパワー量のスタンド体を本体が直接操作する場合に比べ、10倍強に伸びる。(また、これと「パワー分離」を併用して操作・パワーをともに本体から切り離せば、射程はさらに伸びる) 本体が近くにいる時であれば半操作分離としても操れる。
→高熱に突進し体温の地点で爆発する『シアーハートアタック』、臭いを追跡し養分を吸い取る『ハイウェイ・スター』、ライター点火時の炎を見た者の魂を矢で射抜く『ブラック・サバス』など。