東人の出戻り生活ところ変われば

  関東から新居浜に遷った当初、食べ物や風習、身の回りの物などに、今まで気がつかなかった地域性のあることに気がついた。
 関東に戻り、関東独特のものに触れるたびに、新居浜などの余所では異なっていたことを思い出すようになった。
 
 仕事で色々な地域に出かけることが多くなったが、それぞれの地域の特色についても、気がつくようになった。

 このページは、東人の新居浜生活関東との違いの逆バージョンとなります。
 

    
     【更新】(2006/07/14)
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刺身醤油

 刺身に使う醤油は、関東では普通の醤油を使うが、西日本では たまり醤油 が出てくる。
 たまり醤油については、大きなメーカーでは無く、地場の醸造所で作られたものが多いと感じている。
 自分としては、刺身醤油にあまり拘らないが、地元の醸造所の醤油でなければ駄目だという人も居るのだろう。
 
 西日本方面に出張し、お客さんと食事をした時にもたまり醤油が出てきた。
 同行した人が、「この醤油は旨い」と褒めたため、後で自宅にその醤油が送られてきたことがあった。
 最初のうちは珍しかったが、いつの間にか、普通の醤油を使うようになっていた。
 

 秋田県で食事をした時に、刺身の醤油皿が二つ出てきた。
 醤油の種類が違うのかと思ったら、同じとのこと。

 特に日本海側では、イカの刺身には薬味にショウガを入れて食べるものとのこと。
 ワサビ用とショウガ用の二皿の醤油であった。


信号待ち

   福井県越前市(旧 武生市)の横断歩道の近くにスコップがおいてあった。  
 

 「みどりのスコップ  ひとかき運動」

 信号待ちの時間、歩道の除雪にご協力をお願いします。
    
武生土木事務所
 

 この時には雪は殆ど無く、雪かきの体験をすることは出来なかった。
 
 このスコップがどれだけ活用されているかはわからないが、雪国では、信号待ちの少しの時間でも通路を整備する必要があるのだろう。 
 



通勤風景

    
 雪の降る富山駅前で見かけた通勤風景。
 雪の積もった中、人が通ってできた道を一人ずつ並んで歩いていた。
 
 雪の無い地域では、急いでいる人は他人を追い越していくが、雪国では老若男女が同じペースで歩いていた。
 



消火栓

   秋田県の横手市内で見かけた消火栓は、高い位置に設置されていた。
 
 雪に埋もれることを想定してこのような構造になったのだろう。
 防火水槽の標識の上にもポールが設けられていた。
 
 


エスカレータ

 これは有名な話であるが、エスカレータに乗った際、急ぎの人のために通路を空ける位置が東京方面と大阪方面では異なる。
 
 関東では、右側をあけて乗るが、大阪方面では左側をあける。
 これを間違えると、エスカレータを歩いて昇降しようとする人が後ろに詰まり、流れが止まる。
 急いでいる人からは「エスカレータの乗り方も知らない人」と思われるだろう。
 
 エスカレータを歩いて昇る時には、皆が速く歩いているので、無理してでもペースを合わせて昇らなければならない。
 疲れている時や荷物の多い時には、立ち止まる列でエスカレータを利用することが多い。
 また、キャスター付きのカバンを持ち歩く時は、当然、カバンを載せたら動けないので、立ち止まる列に加わる。
 大阪方面に出張した場合には、どちら側に乗るか、注意が必要となる。
 
 大阪でも、夕方の新幹線上りりホームに上がるエスカレータでは、右側を空けて乗っている人が多かった。
 
 


信号機

   出張で雪国に出かけると信号機が縦型になっているのを見かける。
 雪が積もりにくいように縦型となっているようだ。
 また、この信号機にはヒーターもついているとのこと。
 
 その他、道路の案内表示板も斜め下向きに設置され、表示面に積雪しないようになっていた。
 
 
 


ソース

 新居浜に行った当初、使い慣れたブルドックソースが売られていないことに気がついた。
 ソースというものには地域性があり、関西ではブルドックソースは売られていないようだった。
 東人の新居浜生活/関東との違い/ブルドックソース参照

 その後、一部の店には置かれていることを確認したが、やはり入手には苦労していた。
 以前に、関東に帰省した時にブルドックソースを買ってきて、職場に土産として置いていったことがあったが、地元の人の口には合わないようだった。
 
 関東に戻り、普通にブルドックソースが置かれている環境になった。
 関西方面で普通に売られていたカゴメのソースは滅多にみかけない。
 関西から関東に来た人にとっては、慣れ親しんだカゴメのソースが欲しいのではないだろうか?。