東人の出戻り生活家族の暮らし父と娘の会話より(Part 2)

父と娘の会話より(Part 2)



 Part 1 は、東人の新居浜生活新居浜の暮らし/父と娘の会話より になります。
 
 



習志野
力こぶ
行かんとって
きみ死にたもうことなかれ
ネイチャーガイド
ホテルの土産
単科講習
博多の塩
ど飴


習志野

 F市の市内を娘と歩いているとき、娘が言った。
 「この辺の車は、みんな シュウシノ って書いてあるね」
 父 「それは、ナラシノと読むんだよ」
 
 父 「習志野で有名な人、知ってるかな?」
 娘 「誰だろう?」
 父 「習志野ゴンベエさん」
 娘 「それって、名無しのゴンベエさん じゃないの?」
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力こぶ

 テレビにて、音楽コンサートの放送が流れていた。
 オーケストラと和楽器の笙による曲であったが、つまらない曲のように感じた。
 女性の笙奏者がアップで映された。
 笙の演奏では、笙を抱えるようにして持っているが・・・
 
 父 「あの笙を吹いている女の人、腕に「力こぶ」ができている!」
 娘 「本当だ!」
 
 音楽を鑑賞せずに、変なところに気がついて感心する父娘であった。
 
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行かんとって

 父が部屋から出ようとすると娘が引き留めた。
 娘 「行かんとって
 ・・・・・・(まだ新居浜の言葉が直っていない)
 廊下に置いてあったミカンを一つ持ってきて娘に渡した。
 父 「ミカン取って、って言ったでしょ」
 娘がミカンを食べている隙に部屋から抜け出した。
 
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きみ死にたもうことなかれ

 母親が目玉焼きを焼きすぎた。
 娘が目玉焼きを箸でつっつき、黄身が固くなっているのをみて、
 「やっぱり、死んでいる」と言った。
 
 父 「黄身、死にたもうことなかれ」
 
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ネイチャーガイド

 娘が修学旅行で日光に行ってきた。
 立ち寄った戦場ヶ原では、ネイチャーガイドから説明を受けたという。
 
 父 「そのネイチャーガイドは女の人?」
 娘 「女の人だけど、おばさんだった。」
 父 「何だ、ネエチャンガイドじゃなかったんだ。」
 
 
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ホテルの土産

 娘が修学旅行から帰ってきた。
 父親が出張から帰ると、ホテルに置いてあるティーバックやひげ剃りなどを持ち帰っているのを見ていた娘は、修学旅行で泊まった宿にあったシャンプーと石けんを持ち帰ってきた。
 
 娘 「お父さんの真似したんだ」
 父 「お父さんは、最近はこんな物まで持ってきているんだぞ!」
 と、朝食に出た味付け海苔を見せた。
 娘 「負けた!」
 
 変な父娘である。
 
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単科講習

 娘の通っている塾で単科講習というものがあるらしい。
 
 父 「たんか講習って、こんなことやるのかな?。  古池や・・・
 娘も後に続いて
    「かわず飛び込む水の音」  と父のボケについてきた。
 
 娘 「でも、これって、俳句じゃない?
 確かに・・・短歌では無かった。
 
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博多の塩
 
 父が博多に出張に行くと聞いて、

 娘「博多といえば・・・””」
 父「それは、愛媛の伯方島!」

 しまなみ海道には何度も連れて行ったことがあって、伯方島も通ったはずなのに・・・。
 
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ど飴
 
 喉の具合が少し悪いので、「○○のど飴」というのを買ってきてなめていた。、

 娘「喉の具合が悪いの?」
 父「これはのど飴では無いよ。 ○○の ど飴 」

 娘「 ど飴って、すごい飴なんだろうね」
 
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