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題名「天長地久七福神」
天長地久即ち
天は永遠(とこしえ)に、地は久しく永久に国土が豊かに栄え、両陛下の万歳を寿ぐ(ことほぐ)言葉である。
福の神である七福神が、豊かな海の幸を漁(すな)どり、内裏(だいり)さま、おひなさまにお祝いを申し上げている場面である。
女官や、楽人(がくじん)、舎人(とねり)なども、祝いの唄に、
たのしいおどり、
恵比寿様にはめでたい大鯛(おおだい)が網にかかり、七福神もみな、豊かな海の幸に、人々の幸せと、国土とゆたかな発展そして両陛下の長寿万歳を祝っている。
この山車(だし)は平成2年7月に三沢市で開催された「全国豊かな海づくり大会」で両陛下に御高覧戴くため特別に制作した。
八戸三社大祭の由来
二百七十年余の歴史と伝統を誇る東北地方屈指の華やかな祭り。
江戸、京都方面から買い入れた人形を台の上にのせ、掛け声も勇ましく練り歩いたのが事の起こり。
時代とともに趣向と工夫をこらし、各町内が絢爛豪華さを競って山車づくりをするようになった。
山車の題材は、主に神話、伝説、歌舞伎物、史実、童話や妖怪物等で子供から大人まで毎年新しい趣向の山車がたのしめる。
お囃子(はやし)の大太鼓、小太鼓の勇ましい連打と絶え間ない笛の音色に加え、引き子の元気いっぱいの掛け声が独特の情緒をかもし出している。
三社とは、おがみ神社、新羅神社、神明宮のことである。
この祭りの日程
7月31日に行われる前夜祭、市庁前に出し集結(午後6時から)
8月1日のお通り、神輿と山車の合同運行(午後3時から)
8月2日中日(なかび)、山車の合同運行(午後6時から)
8月3日のお還り、神輿と山車の合同運行(午後3時から)
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