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これは功名に仕組まれた時間差トリックだ
2005年2月18日 金曜日 旅行1日目 晴れだか曇りだか

旅立ちの時は訪れた
準備万端、体調万全、無問題
意気揚々、元気ハツラツと飛行機に乗り込み一路北京を目指す

相変わらず離陸の瞬間にかかるは大人ながらにもワクワクさせてくれる
日程よると日本9時発−北京12時着とあった
3時間かかる……朝が早かったので寝て機内を過ごすことにした

目が覚めると到着時間の12時はとうに過ぎていた
到着が遅れているというアナウンスも流れていない
頭に?マークが浮んでいるとどうやら着陸態勢に入るようで飛行機が微妙に傾く
風に煽られてるのか操縦が下手なのか着陸するまでみょうにジェットコースタな感じで
何度も内臓の浮く思いをした

多少の恐怖感を味わいつつもなんとか北京空港へ到着
ここで俺はあることに気が付いた
空港の時計が腕時計の時間とちょうど1時間ずれている……
俺はとんでもない思い違いをしていた
犯人は時差というトリックを使って巧妙に俺を騙していたのだ
到着時間の12時とは現地時間のことだった
4時間かよ!!!

なんだかんだでお昼過ぎに到着なので観光はテンプレな、かの毛さんの絵がある天安門と
漢方屋さんに行くだけだった
というかね天安門は地獄だった、すっごい風か吹いていて周りに遮蔽物がないのでもろに暴風を見に受けた
しかも北京の気温は普通に10度以下のひと桁〜マイナス10度くらいまではざらで、風が冷たくて刺すように痛い、痛ひ
北京辛っ!!って一瞬思った

天安門〜
警備員だか警察だか(よく知らないけど)の人の格好がなんだかカッコいいなぁって思えた

夕食は四川料理…いわゆるカラい料理で辛いのが苦手な俺は
辛(から)っ!!辛(つら)っ!!とか思わず叫んだとか

夕食後に歩道の片側にズラーっと屋台が100くらい並ぶところへ行く
肉まんらしきものを買って食す
うむ美味じゃ、してこれは何肉だ?と屋台をよくよく見ると
犬肉!!!
日本人向けの屋台なので普通に読める字で書いてあったーーーー
……味に問題なかったからまいっかっと流した
あとカエルとか蛇の皮の串焼きというのがあって買ったはいいが生焼け
食った人はみんな近くのゴミ箱へペってしてた

1日目はとりあえず北京ってこんな感じよって味見程度で終わった
このときの俺はまだ迫り来る恐怖には微塵も気づいていなかった……

仕組まれた罠と氷点下15度の闘い
2005年2月19日 土曜日 旅行2日目 晴れところによりダイアモンドダストって技かい!?

今日はまず、かの有名な宇宙から見えるとかやっぱり見えなかったとか言われてる万里の長城へ向かった
場所がちょっと遠いこともあり早起き(強制)させられる


北京の朝焼け〜太陽が身に染みるぜ!!

んで到着〜

どこまでも続け万里の長城〜

すっげぇ下り坂〜ってかここまで登ってきた

しかしまだまだ上はある!!!
んで写真には収められなかったけどもこのときダイヤモンドダストらしきものが絶えず見れてた
もっともっと登るというか歩いてみたかったけどもいい加減寒いというか痛い!!昨日の天安門以上に寒痛い!!
着いて早々からひたすら刺すような強風が吹き荒れてて尋常じゃない寒さの初体験
手袋、マフラーや帽子など防寒具を持ってなかったので冷えて冷えてヤヴァかった
あとあとガイドさんが教えてくれたのが気温がマイナス15度だったということ
ぶっちゃけありえない

んで次に

昨日は遠目に見ただけの天安門の中へ入った〜

全体像はこんな感じ
端から端まで歩いたが広い広い
なぜかスタバがあったのが印象的だった

あとはこの近くのお茶屋さんで烏龍茶やライチ茶、ジャスミン茶を試飲して買ったりした

さてさて2日目は本格的に観光となったわけだけども
行くとこ行くとこに物売りが待機してて
ロォレックス〜、帽子ボウシ〜、マフラー
と連呼アーンドどこまでも付いてくる
このしつこさにぶち切れてリアルファイトしちゃう旅行者っていないのかなぁとか思った

北京といえば水兵服を着てグァグァ鳴く奴が頭に浮かぶね
決して赤いアフロに白い顔黄色い服を着た奴じゃないよ?
そいつが夕飯!!そう北京ダック!!!
…まぁ普通なおいしさだった
何これ?すっごい!!マジうめー信じらんなーい!!!
なんて言うほどのものじゃない

2日目はこんな感じで終了〜
連なる赤いモノと足枷
 2005年2月20日 日曜日 旅行3日目 なんの変哲もなく晴れ

最終日、泣いても笑ってもこれが最後
悲しみをバネに観光へと出かける
…いや悲しくもないけどね

中国の古い民家を爆走暴走人力車で爆撃訪問するとのこと
そしてこれが通常の三倍の速さで走ったら嬉しい人力車

……あのね乗っててすっごい寒いんだよ
ひざ掛けがあったからまだいいけどさ、ってか運転が凄いのよこの人力車が連なって走ったわけだけど
途中で急ブレーキして平気で前のにゴシャッ!!!とかってぶつかるんだよ
乗ってるほうはたまったもんじゃないね

肝心の昔ながらの民家だかってのを訪問した
作りは庭が真ん中にあってその東西南北に部屋があるという作り
家の中を見てもいいということなので見てみたら(ってか普通の民家なんですけど?)
プレジデントチェア装備のパソコンデスクはあるわ、5.1chスピーカにPS2はあるは
外見のボロさよりも中の豪華さに唖然……思わず本命は内装を見せたかったのか?と民家の所有者のおっさんに聞きたくなった
ちょっとムカついたので写真を撮るきにならなかった
くっべ、べつにうらやましくなんかないぞ

民家訪問が終わると昼食を食べて帰国となった
んがしかし空港にてハプニング発生
金属探知機を通る前に搭乗チケットのチェックを係員がするんだけどなぜか俺のチケットがピピピピっ!!とチケットリーダーに通したら明らかにエラー音くさい音をならした
案の定、係員の人♀に中国語で
「くぁwせdrftgyふじこlp;@」
と何か言ってきたがさっぱりわからない、んで通じないと分かったのか次に英語で言ってきたけどやっぱり純日本人は俺にはさっぱりわからない
ついにはゆっくりと
「Do you speak english?」
とか聞かれる始末
当然答えはNo!!!
と自信たっぷりに答えたら
ヽ(´ー`)ノハッ
(ノ゜凵K)ノ⌒□←チケット
ってすっごい馬鹿にされたようなそっけない態度
しょうがねぇ通りしてやるよ的な感じだった

さすが中国だ!!!
帰りの飛行機も遅れるしね〜相変わらず着陸が下手だったし
後輪が時間差で着地ってどうなのよ?機体が跳ねたよ?
これが中国クオリティか!?

てなわけでいろいろあったけど楽しめた3日間だった
でも冬の北京は地獄ですから!!!
行こうと思う人は秋にでも行ってください

〜おまけ〜

バスが二連結!?ぶっちゃけ驚き
中国といえば自転車だけどもところどころで見かけたがぞわ〜っと大量にいるというのはなかった

交通ルールがむちゃくちゃ、ガイドいわく勇気と強気があるほうが強いそうで
車が来てようと道路を横断するおっさんとかが普通にいてすごかった
中国は99%勇気と1%の強気さえあれば交通社会を行きぬける!!!


衝動で買ってしまった麻雀パイ型トランプ
竹と骨で出来ているそうだけど作りが非常にチープ、こんなのに○千円出した俺って…
まぁ満足しているからいいんだけどね

以上、涼紀がお送りしたさしておもしろくもない旅行記でしたと

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