| Last Update 2005.06.28 |


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去る6月22日(水)、東京都内で日本学生野球協会の審査室会議が開かれ、金足農の嶋崎久美監督(57)と前野球部長(43)を1年間の謹慎処分としたことを発表した。 謹慎処分期間は、同校が日本高野連に報告した2005年4月28日から2006年4月27日まで。嶋崎監督はこの間、野球部の活動に一切関与できなくなる。 同協会によると、謹慎処分の1年間は極めて重い処分内容という。日本高野連の河村正副会長は会見で「(規定に反する入部勧誘行為は)あってはならないと指導してきたさなかの事案で、厳しく処分した。」とコメントした。 審査室会議は、高校・大学野球部の不祥事に対する対応を審議する機関。この日は、金足農のほか、部員の暴力や飲酒、監督の暴行行為などが発覚した全国23高校の野球部や関係者に対し、対外試合禁止や監督の謹慎・謹告処分などを決めた。嶋崎監督と前部長への今回の処分は、監督・部長らを対象とする処分計7件の中で最も重い。 嶋崎監督は総監督だった昨年8月から10月までの間、県内の中学生野球部員3人の自宅を訪れ、入部を勧誘。3人が推薦入試に合格した直後に、嶋崎監督が3人のうち2人を、前部長が1人をプロ野球キャンプ視察に連れて行った。 高野連では、高校入学前の中学生は3月25日以後でなければ高校の練習に参加できないと規定しているほか、部の一員とみなされる行為を禁じている。当然、今回の中学生の自宅を訪問するなどの勧誘行為も禁じている。 金足農は、高野連に報告した時点で、嶋崎監督を謹慎処分とし、代理監督として柏谷氏をたてて、本日の処分結果を待っていたが、この処分を受けて、昨年まで監督を務めていた三浦氏が指揮を執り、秋田県予選を迎えることになる。 嶋崎氏は、平成11年度まで金足農監督を務め、春夏計6回甲子園に導いた。翌12年に他校へ異動し、昨年度から金足農に復帰し、事務長として野球部を指導していた。 |