1stDay

 今年の夏の家族旅行は、初めてピークシーズンの夏休み期間となった。
 千歳からのフライトは12:55なので、のんびりと起床、そして準備を行い、高速道路を千歳へむかう。今回も、もちろんサン駐車場に車を預けた。これが、記念すべき10回目の利用だ。

 空港に到着すると、さすがに夏休み期間だけあり、空港内は家族連れで混雑していた。千歳空港から成田空港までは、IBEXエアラインとのコードシェア便。この飛行機は50人乗りの小さなCRJ200なので、待合室から飛行機までの移動はバスとなる。千歳空港では、ほとんどがボーディングブリッジから飛行機に搭乗ができるが、ボーディングブリッジへの接続ができない小型機や後発のAIR DOはバスでの搭乗となるケースがある。今回はたまたまAIR DOの出発便が前にあるため、待合室は座るところがないほど混雑していた。
 シンガポールへ向かうフライトは成田発となるため一度乗り換えが必要だが、今回は羽田経由ではなく成田まで直行便なので移動がとても楽だ。

今回の旅の始まりもサン駐車場から さすがは夏休み空港も混雑している 団体受付カウンターで航空券をもらう 国際線乗り継ぎカウンターでチェックイン 出発便が多く搭乗待合室も座るところがない

 1時間ほどで成田空港へ到着した。到着してから第一ターミナル駐機場への移動に時間がかかる。
 以前は国内線のゲートは、ANA、JALどちらも第二ターミナルだったが、一ターミナルの改修が終了したことにより、全日空が国際線、国内線、どちらも第一ターミナルへ移転し、スターアライアンスメンバーであれば同一ターミナル内で乗り換えができる(H18.8現在ニュージーランドエアを除く)ようになった。

バスで飛行機まで移動 久しぶりのCRJ200 やはり満席 成田到着後もバスでターミナルまで 新しくなった第1ターミナルは以前とは全く違う空港のようだ

 すでに千歳空港でシンガポールまでのチェックインを終了しており、成田空港では特に何もすることがない。そこで出国手続き前に成田空港内を散策してみた。「ユニクロ」や「TUTAYA」「ローソン」などおなじみの店舗が並ぶ。コンビニのローソンはわかるが、「TUTAYA」や「ユニクロ」は、いったいどのような購買層をターゲットにしているのか興味深かった。

 第一ターミナルの利用は、2004年のマウイ旅行(ユナイテッド航空利用)以来となる。でも、その時とは出国審査後の待合室、免税店など、様子も大きく変わっており、とてもきれいになっていた。

出発までの時間にターミナルをちょっと散策 出国後にキッズパークを発見 当然 買い物よりも遊ぶのが好きな二人 時間となったのでゲートまで さすがは夏休み 家族連れが多いように思える

  出発ゲートに向かう途中で「子供の遊び場所」を発見した。遊具はとんどないが、子供達はこれで十分に満足しているようだ。成田空港は、第二ターミナルの完成や第一ターミナルの改装等により、旅客施設に限れば、これまで訪問した国々の空港と比べて遜色のないレベルになったように思う。しかし、出発・到着時の滑走路の混雑や国内線アクセスなど改善してほしい点がまだまだある。

搭乗の時間となり飛行機へ どうやら満席のようだ 1時間ほどで 飲み物のサービス そして食事 まずはチャイルドミールのエビフラとドリア

 この日のフライトは満席のようだった。シンガポールまでは同じアジアということで距離的に近いようなイメージがある。でもシンガポールまでは、約7時間のフライトで、意外と時間がかかる。今回の飛行機はVOD(ビデオ オン デマンド)で映画は好きな時に見ることができる上に、ゲームを楽しむこともできるので快適のはずだった。しかし、1作目「ミッションインポッシブル4」は字幕だったので、隣のAIAIとのコミュニケーションやら食事などでほとんど内容もわからず終了してしまった。
 とは言いながら、AIAIは「トム&ジュリー」などを楽しそうに見ており、このビデオシステムは子連れにとってうれしい機能だ。 

そしてうなぎ こちらはチキン そしてまもなくシンガポールという時に アイスクリームサービス シンガポールに到着

 定刻にシンガポールチャンギ国際空港に到着した。入国審査もスムーズで、スーツケースが出てくるまで時間があったので、その間にシンガポールドルへ両替をした。
 到着出口では迎えのガイドさんとスムーズに合流することができた。しかし、ツアーなのでメンバーが全員そろうまで持つことに。この辺がツアーの面倒なところ。でも、ホテルまでの経路など何も考えることがないので気楽と言えば気楽だ。

スーツケースを待つ間に両替 すぐに現地添乗員さんと合流 一路ホテルにむかう 部屋から夜景を望む おやすみなさい

 ホテルまでの車中、夏休み期間中なのでシンガポールを訪れる人も多いとの説明を受け、個別に明日以降のスケジュールの確認を行う。その説明と一緒にオプショナルツアーの説明や申込みを個別に受付けていた。考え方もいろいろとあると思うが、オプショナルツアーの料金はそれなりに高く感じられ、魅力があるものとは思えなかった。

 降車はニューパークホテルが一番最初だった。このホテルへ宿泊するのは我々だけ。ものすごいスピードでチェックインが終了し、「朝食会場はあちらです。」と説明されただけで解散となった。早く部屋でくつろぎたいと思うので、バスで説明・オプショナルの受付を行い、ホテル到着後の時間を簡略するのはとても合理的だと思う。 

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