ソウル2

 旅行に行くときは、海外、国内を問わずツアーがほとんどなので、航会社を選ぶことができず、結果、FFPもなかなかたまらなかったのですが、唯一ANAが1万5千マイルに達しました。

 当初は、1万5千マイルで、どこまで行けるかは全くわからなかったので、ANAWebページで調べたところ、韓国まで旅行できることがわかりました。

 そうなると、後は行動あるのみで、電話で韓国までのANA便の予約をし、いつものHISでホテルを予約して出発です。

 今回初めてわかったのですが、千歳からソウルに行く場合は、千歳からANAのソウル線が飛んでいる空港までの国内線も無料なんです。なんて、わからなかったのは我々だけか。
「とはいいながらも、ものすごく得をした気分で出発です」

旅行代理店:HIS(ホテルのみ)
宿泊:ハミルトンホテル


6月8日

 千歳を12:05発のNH136便で関空まで行き、そこでNH177便に乗り換え、ソウルインチョン国際空港まではわずか2時間のフライトです。

 関空は、北海道からの海外旅行者にとって、羽田-成田と異なり、同じ空港内で乗り換えができ、とても便利なので、ハブ空港としてもう少し活用されればよいのですが、ツアー等は、なぜか成田経由より割高な料金なため、費用対効果で考えると、優先度は低くなってしまいます。
 また、空港使用料はもっと安くしてほしい。

 今回は、家族2人ですが、4人家族で旅行して空港の使用料だけで10000円を超えるのは・・・。

 インチョン空港は、ふたりとも初めてですが、市内まで結構距離があるのと、ソウル市内で結構渋滞があるらしいとの情報を元に金浦空港までリムジンバスで行き、そこから、地下鉄で宿泊先のハミルトンホテルまで行くことにしました。

「この経路は、後で考えれば失敗でした。金浦空港までは30分ぐらいで行くのですが、降りる場所を間違えたので、地下鉄乗り場まで、歩く、歩くで地下鉄に乗った頃には二人とも疲れ果てていました。

 地下鉄5号線から6号線に乗り換え梨泰院に到着したのはすでに7時をすぎていましたが、地下鉄を出てすぐのところにハミルトンホテルがあり一安心です。

 いつもながら料金的に安いホテルをさがしたもののなかなかどうして、立派なホテルでした。

 夕食は、梨泰院の屋台でインスタントラーメン定食(勝手に言っているだけ)をいただきましたが、これがまた絶品の味で、おすすめです。

 このあたりは、夜でもとても賑やかで、というよりも夜の方が賑やかでコピー商品の宝庫でもありました。


6月9日

 朝食を梨泰院にある高麗仙で粥をいただき、前回の旅行で見ることのできなかった景福宮の見学からスタートです。ソウルの地下鉄は乗り換え案内(標識)がとても見やすく、道に迷うことなく到着です。

 入り口には多分修学旅行なのか観光バスがたくさん止まっていました。宮内は、修復中の建物もまだあるのですが、実に壮大な感じでした。隣には、民族博物館があり前回行った中央博物館とは展示内容が異なり生活関連の歴史館という感じでした。

 1年ぶりのソウルということもあり、かつ、前回も歩いて見て回ったので道路も覚えており、スムーズに観光することができました。

 昼は、前回、あまりおいしくなかった冷麺に再挑戦しましたが、どことなく酢のにおいが強烈で今回も?です。

 明洞を散策し、歩いてソウルタワーのロープウェー乗り場まで行きました。明洞から行くと山を登る感じでとても疲れます。今回は、夜景ではなく昼のソウルタワーを見学してきました。

 夕食は、前回行った「中央全州会館」で石焼きビビンバを食べましたが、二人で絶賛です。これは本当においしいです。



6月10日

 昨日までで、私のソウルボキャブラリーはすべて出し尽くしてしまったので、ここからは新たな発見を目指してガイドブック片手に出発です。

歴史的建造物が好きなので、本日は昌徳宮に行くことにしまして、地下鉄を乗り継ぎ仁寺洞まで行きました。

 ガイドブックと行ってもHISからもらった冊子だけが頼りなので、出口を一つ間違えるとここはいったいどこなんだというぐらいわけがわからなくなりましたが、何とか到着できました。

 景福宮とは異なり、観光客もあまりいなかったのですが、中に入ると日本語対応のガイドさんもいまして、わかりやすい説明を聞きながら宮内を見て回りました。

 その後は、仁寺洞で、おみやげものなどを買いました。昼食は、観光案内所で紹介してもらったところで、韓定食を食べました。

 昼からは、少し中心部から離れたところも見たいということで、梨花女子大学のある新村地区まで行ってきました。日本で言う原宿のような感じもしましたが、中心部とはこれまたひとあじ違う感じがしました。

 夕食は、ハミルトンホテルに一度戻り、韓国と言えば、隣にある梨泰院カルビで骨付きカルビをいただいてきました。そしてそのまた隣にある足裏マッサージで、3日間歩き続けて披露した足のリフレッシュをしてきました。

 


6月11日

 早いもので、日本に帰国する日です。いつもながら、休みなく歩き続けたので相当疲れてはいますが、今回も観光・食事・ショッピングと大満足でソウルを後にしました。

 


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