今年のＧＷはどうしようかと考えていたのですが、どう考えても海外は高そうだし、しかもＳＡＲＳが流行っているときにわざわざ海外まで行っても、なんてことを思いながらいつもどおり「じゃらん」を買って安そうなツアーを探し始めました。探して見ると、国内旅行だとＧＷ中でも安いツアーがあるんじゃないか。ということで、じゃらん掲載の「とある旅行代理店」にまずは連絡してみたところ、往路は満席で、帰りも朝８：００ぐらいの飛行機になるとのことでした。
それだと、実質、１．５日しかないので、再考していたところ、JR北海道のパンフレットに、値段がさらに安く、ホテルも結構よさそうなプランがありました。これで、空いていればと思い連絡してみると、あっさり希望便が確保できました。

旅行代理店　ＪＲ北海道「ツインクルプラザ」

５月２日

　今回は、ＫＡＮファミリーと一緒に出発です。そこでＫＡＮファミリーが自宅まで迎えに来てくれました。　駐車場は、いつもどおりサン駐車場に予約しました。ＧＷということで、結構車が止まっていました。
　すでに座席の予約も済んでいたので、カウンターでチェックインをし、すぐに搭乗待合室へ行きました。それにしても、今年は暦の関係なのかＳＡＲＳの関係なのか（国内線なのであんまり関係ない？）空港は意外なほどすいていいました。飛行機も搭乗率が８０％ほどでした。
　

千歳空港を出発	羽田ではバスで移動	長崎はとても５月とは思えないほど暖かく

　ということを考えながら羽田に到着しました。羽田空港は広く、同じ航空会社の乗り継ぎなのに結構歩くことになりました。しかも、長崎行きの飛行機まではバスでの移動となりました。
　
　長崎は、さすがに暖かく、すでに初夏の陽気で長袖では暑いくらいです。今回の旅行の主目的であるハウステンボスまではバスで移動します。空港からは、船も出ているですが今回はインターネット予約の入場券付きの「ハウステンボスチューリップホテルプラン」なので、船はだめということでした。
　九州は初めてなので、というか神戸以西は沖縄を除けば、初めてなので車窓から見える景色が新鮮で結構楽しむことができました。
　長崎空港を出発してから１時間ぐらいでハウステンボスに到着です。

　２時に到着したので、もしかしたらチェックインができるかと早速ホテルに電話したところ、チェックインは原則どおりの３時からとのこと。それでも、宿泊＆入場券プランなので、ホテルで入場券を購入しなくてはいけないため、まずはホテルへむかいました。
　ＧＷ中にも関わらずリーズナブルな料金だったので、ホテルにそれほど期待はしていなかったのですが、こじんまりとした、なかなかよい雰囲気のホテルでした。
　

　ここで、入場券と１３００円をプラスしてパスカードを入手しました。翌日もハウステンボスへ入場する予定なので、一番安いプランはないか確認したところ、再入園料１０００円とパスカード１６００円でＯＫということ。
　まあ、３，４のアトラクションに乗ればこれで元がとれるのでいいかなと。

　ようやくハウステンボスに入場。
　入場券を引き替えたついでに、明日のパスカードを買えるか聞いたところ、１０００円をプラスで、２日間のパスポートが買えるということだったので、早速購入しました。

　入場してみると、なかなかよい雰囲気で、風車が見えました。昼食がまだだったので、何か食べれるところを探してみました。　これまで、聞いたことがなかったのですが「トルコライス」なるものが名物？らしいのでそれを食べてみました。
　ナシゴレン＋トンカツ＋パスタが一つになったもののようで、なかなかおいしく満足いたしました。

　それから、アトラクションを２，３見まして、バスで入り口まで戻り、船で園内を見学することにしました。
　ハウステンボスと言えば、運河をのんびりと船に乗ってというイメージがあります。

　天気がよいので、運河の散策もなかなかよいものです。外の席は満員で室内でのんびりとクルージング？を満喫しました。　後でわかったのですが、コンバーチブルボートが一隻だけあるそうで、乗ってみたかったのですが、こればかりはタイミングの問題で、わざわざ４０分も待てないので今回は残念ながら乗船できませんせした。

　ハウステンボスは、歩いて回ることが不可能ではないかと思うほど広いです。広いからというわけでもなく、とにかく人があまりいなくて、どこか寂しい雰囲気もありました。

　５時をすぎ、夕食でもと思ったもののリーズナブルなお店は全部５時までということで、どこも閉まっていました。　開いているのは、一人５０００円ほどのお店ばかり。とても家族で食べれるようなものでは・・・　なんてことで、ようやくハンバーガーショップとラーメン屋を見つけて夕食を外で食べました。

ドムト−ルンです	レトロな雰囲気のエレベータ	バスもなかなか雰囲気をだしている感じ

　本日のラスト。ドムトールン（高さ１０５ｍのタワー）に上り、夜景をみつつ本日のハウステンボス観光は終了です。

５月３日

　本日も朝早くから活動開始です。　ホテルからは、送迎バスで５分ぐらいなので、荷物を持って歩いて行くことにしました。ところが、どうにも遠くて到着したころにはすでにお疲れモードになっていました。　園内は、さすがにＧＷという感じで、昨日とは比較にならないくらい混雑していましたが、それでも余裕があるような感じでした。

　ひととおり、昨日見学したので、本日は運河でまっすぐ街のゾーンへ行き、そこで、朝食を食べ、スパーケンブルグへ予約へ行きました。ところが１２時の便まではすでに満席だったので、１３時の船を予約して、またまた散策です。

　本当は、観光丸の帆船に乗りたかったのですが、整備中ということで小さなボートでクルーズです。

　ハウステンボスに来たからには、パレスハウステンボスを見学しなくてはと、一番奥まった場所にあるパレスを見学してきました。

なかなかきれいな庭園でした

　ここで、ハウステンボスを出発して、一路長崎へ行きました。　長崎へは、高速バス又はＪＲの二通りのルートがあったのですが、安くて早くしかもあまり歩かないバスを選択しました。
　ところが、これが失敗で、ＧＷ中の渋滞はルート選定から抜けていました。

　長崎へは、定刻から１時間ほど遅れて到着しました。バスは、長崎駅行きでしたが、西浜町で下車し電車で宿泊先である「長崎ビューホテル」へ。

　ホテルで休憩した後、長崎チャンポンを食べに中華街へ出発しました。

　異国情緒たっぷりの中華街はＧｏｏｄな雰囲気です。しかし、どの店も外まで行列ができていて、このままではチャンポンにあり
つけないと、比較的空いていたお店に入店しました。

　「長崎チャンポン」と「長崎皿うどん」を食べ、大満足で、次の目的地の稲佐山へ。　子供を入れて７名の行程なので、タクシーも使えず電車で長崎駅前に行きました。

「電車も大変混んでいたのですが、長崎の方々は大変親切で子連れの私達にみなさん席を譲って下さいました本当に感謝です」

　ここまでは、ガイドブックに書いてあったのですが、この後のバスはどこのバス停か見当もつかずにいたのですが、ちょうど来たバスに聞いた稲佐山の入り口まで行くとのことで非常にＯＫでした。　

　稲佐山での夜景は非常に綺麗で満足でしたが、ここも大混雑でした。日本三大夜景の函館と長崎を見たので次は神戸かな。　帰りは、バスがいつ来るかわからないのですが、とりあえず、バス停へ。ここで、ＫＡＮが停車中のタクシーとなにやら交渉中だったのですがというか、中型１台で全員が乗れるというので、タクシーでホテルまで帰りました。

「バス・電車と乗り継ぐと、一人２５０円＊大人４名＝１０００円（しかもバス・電車・電車と乗り継ぎ）にも関わらず、

タクシーは９００円でホテルまで」　長崎ビューホテルには展望大浴場があったので、のんびり景色を眺めながら入浴できました。

５月４日

　今日は、午前中しか見学する時間がないので早起きをしました。すぐにホテルでブッフェの朝食を食べ、ホテルから歩いて５分ほどの場所にある大浦天主堂へ行きました。

　朝も早かったのですが、すでに観光バスも来ていて、結構な観光客がおりました。

　そのまま、グラバー園に向かい、見学です。
　ここは、その昔外国人居留区ということでして、そこに歴史的建造物を移築したりして公園化したそうです。　坂が続いているのですがエスカレータも整備され、ベビーカーでの移動も楽でした。

　一番上にある旧三菱ドッグハウスからの眺望は、昨日の稲佐山の夜景もよかったのですが、それとは異なる風景でとても感動的でした。

　時間があれば、もう少しゆっくり見たかったのですが、旧グラバー住宅などを駆け足で見学し、バスターミナルへむかいました。

　空港へは、空港連絡バスで１時間ほどです。道路の渋滞もなくスムーズに移動することができました。　空港で昼食を食べたのですが、またまたトルコライスを食べてしまいました。

「結構ファンになってしまいました。札幌では見たことがないなあ」

　そんなことで羽田経由で千歳まで帰ってきました。羽田ではバス移動ではないものの搭乗ゲート間はかなり遠くて結構疲れました。　「羽田では、同じ便にのる川崎フロンターレの選手がおりましたが、サッカー選手ってかっこよいなあとふと思ってしまいました。」

旅行記index