CANCUN

 カンクン。PAPA&MAMAにとって思い出の場所も最初は、どこにあるのかも知らなかったのですが、どうして行ったかというと・・・

 二人で結婚式&新婚旅行の場所を探しているときに初めて候補にあがったところなのです。

 ガイドブックを購入し、見ているうちにもうここしかないなという感じになりました。候補地は、カンクンの他、ジャマイカ、ロスカボス、ハワイ、ラスベガスでした。

 いろいろ探したのですが、結婚式ツアーがなかなかなくて全体の行程はHISのツアーで結婚式はシンデレラストーリーという会社におまかせることにしました。


2月12日

 カンクンに向けて出発の日です。この時期の北海道発の飛行機は天候によりデレィなどがあるので、当日まで緊張するのですが、定刻に出発することができました。

 羽田では、T氏が迎えてくれて、成田まで車で送ってくれました。首都高湾岸線も大井料金所での渋滞もなく東関道も非常にスムーズで、約1時間ほどで成田空港到着することができました。

 成田空港で3人でランチの後、コンチネンタル航空でまずはヒューストンにむけ出発です。

「連休中にも関わらず成田まで送ってくれてありがとう。」

 コンチネンタル航空の機材はB777だったので、エコノミーにも関わらずシートテレビが完備されており、長時間のフライトのわりにはゲームなどで退屈もしないで過ごことができました。日本からはウェディングドレス・タキシードを持参したのですが、CAにお願いしてもかけるところがないので、自分で何とかしてねと言われ、最終地のカンクンまで、しわにならないかずっと気になっておりました。

 ヒューストンでは、荷物はスルーなのですが、トランジットのみなのですが、入国審査があり、ひとまずアメリカ入国となりました。空港で2時間ほどの時間があったのですが、さすがにアメリカの空港だけあってたばこコーナーがどこにもなく、たばこを吸うためには、待合室から一度空港の外にでなくてはいけません。その度にセキュリティーチェツクをうけなくてはならず困りましたが、そうも言ってはいられず何度も出たり入ったりしていました。

 ヒューストンからカンクンまでもコンチネンタル航空です。ちょうどアメリカは冬のバカンス時期とのことで満席で出発しました。

 さすが、カンクン。暖かくて南国気分を満喫です。HISの方にピックアップしてもらいホテルへ直行です。

 日本を出発してからすでに1日が経過しているのですが、時差の関係でカンクンではまだ、我々が日本を出発した12日の夕方です。そのようなこともあり、ホテルでチェックインをしてから、眠たい目をこすりながらも活動を開始することにしました。宿泊のフェスタアメリカーナカンクンではジュニアスイート(スタンダードツインはないらしい)で部屋は広々しており、外を見るとカリブ海が広がっており、とってもきれいで感動ものです。

 早速、今日は何食目かもわからくなりましたが、時間なので夕食を食べにプラザカラコル内にある、イグアナに行きました。メキシコ料理と言えば、辛いイメージがあったのですがとてもおいしかったです。

「サービス料金がレシートに含まれていたのですが、何もわからずチップを置いてきてしまった」


2月13日

 本日、午前中はジャングルツアーに出発です。日本からコスモスツアーにインターネットで申し込みをしていました。実際本当に会社があるのかわからず(失礼しました。とてもよい会社です。)、約束の時間まではドキドキでしたが、約束の時間にちゃんと迎えにきてくれました。

 HISにもいろいろとOPがあるのですが、比較すると、どこに行くのもコスモスツアーの方が安いのでちょっとだけ得をしたような
気分です。

 話はもどり、ジャングルツアーというと、ジャングルの中を散策するようなイメージだったのですが、このツアーは、モーターボートに2名づつ乗船して、湾内を遊覧して、ダイビングスポットでシュノーケリングをして帰ってくるというものです。自分でモーターボートを運転するのが非常に楽しいツアーです。

 何でもこのツアーを日本語で案内しているのは、コスモスツアーだけとのことでした。まあ、直接ジャングルツアーに行ってもよいのですが、さすがにモーターボートの運転方法などは日本語で通訳してもらった方が安全です。

 もちろん、ボートに乗ってしまうと戻るまでは英語オンリーです。


2月14日

 1日オプショナルツアーでチチェンイッツア観光です。何でもマヤ文明最大級の遺跡とのことです。旅行先を決めた
際にも絶対に行きたいということで、ツアーに申し込みました。
 カンクンからはバスで3時間ほどかかるとのことで、朝も早くから出発です。

 途中、休憩があり、ここで土産物を売っていたりしました。何と言ってもここで食べたタコスの味は最高でした。

 バスは、外国人(主にアメリカの方々(であろう))と一緒だったのですがチチェンでは、コスモスツアーの7名だけが
日本語(もちろん日本人のツアーガイドの方です)で観光することができました。

 どのような遺跡かというのは、ガイドブックを見た方がわかりやすくてよいかと思いますが、とにかく、壮大な感じです。この遺跡がしばらくの間、誰にも発見されずいたというのは驚きです。

 これまでの旅行は、どちらかというとビーチリゾートで昼寝をしてショッピングを楽しんでいたということが多かったのですが、この頃から世界遺産と言われるものを見てあるきたいなあと思うようになりました。

 写真のエル・カスティージョに登ってきましたが、とても急な階段でして、ロープもあるのですが、周りにこれといった高い建物もないので下を見ると、とんでもなく高いところに感じました。もちろん登る時は下を見ないようにしていたのですが、降りるときはそうもいかないので、結構ハードでした。

 チチェンイッツアは、いろいろな遺跡から構成されており、次の写真が天文台と言われているとのことです。マヤの遺跡の中では比較的新しい年代のものとは言え、その高度な知識に圧倒される思いです。

 十分満足したツアーですが、帰りもやはり3時間ほどかかり、途中、少し遅い昼食をとり夕方にカンクンに到着しました。


2月15日 

 今回の旅行のメイン。結婚式の日となりました。

 カンクンに到着してから3日目にもなり、遊びすぎでゆっくり休む時間もなかったのですがやはり本日も早起きで準備にとりかかります。

 何と言っても、昨夜もさあ明日に備えて寝ようかなと思ったのですが、隣の部屋で何やら喧嘩(と言っても怒鳴り声:英語)が始まりとても寝れるような状態ではありませんでした。(しかも3時くらいに仲直りしているようで、艶めかしい声が朝方まで聞こえてこれまた寝ることができません)「ビジネスホテルでもないのに隣の部屋の声があんなに聞こえるものなんですかね」

 寝不足の中、MAMAは、化粧に行ってしまい、一人特に何もすることもなく部屋でたたずんでおりました。1時間ほどして見違えるような化粧をして戻ってきましたが、欧米系の化粧は日本人には合わないのかせっせと自分で修正していました。

 結婚式は、ホテルのガゼボで挙行されるのですが、そこまではメキシカンバンド(5名)とメキシカンミュージックとともに一緒にホテル内を歩い行きました。

 10時もすぎていたので、ホテル内にはほとんど人はいませんでしたが、ちょっと恥ずかしかったような。

 そんなわけで、二人だけの結婚式もとどこおりなく終了です。

 「チチェンイッツアツアーの時に一緒だったご夫婦が祝福してくれました。ありがとうございました。」

 昼からは、ツアーに付いていた無料ミールクーポンで昼食を食べるため、カンクンヒルトンに行ってきました。カンクンホテル街からは少し離れた場所にあるのですが、ホテル街はバスが頻繁に走っているので不便は感じません。ヒルトンホテル側の海は波が高く泳げるような雰囲気ではありませんでしたが、静かでととも雰囲気のよいところでした。

 毎晩、ホテル街でショッピングを楽しみましたが、ホノルルのように大きいショッピングセンターがなく、あってもブランドものが安く買えるようなところもありませんでした。メキシコでは、買い物はディスカウントしてもらって当たり前と聞いていたので、土産物店ではねばりにねばって、半額で購入したつもりだったのに、他の店に行くとさらに値札が安くなっていたりと、市場調査は大変でした。


2月16日 

 この日は、トゥルム&シェルハツアーに出発しました。
 トゥルムもチチェンと同じようにマヤ遺跡の一つなのですが、 年代的にはチチェンよりもずっと
前の遺跡だとのことです。
 ホテルからは約1時間ぐらいのところにあるのですが、ここの海の青さは形容しがたいほど素晴らしいです。

 遺跡は、年代が古いということもあり風化が激しいです。修繕もしているとのことでしたが、全部の遺跡を
完全な形にするのは難しいようです。

 ここで昼食を食べ、次はシェルハにむかいました。

 ここは、シュノーケリングをしながら川を下るのがメインなので、用具一式をレンタルいたしました。

 上流までかなりの距離がありましたが、ここから約1時間ほどかけまして海まで一泳ぎです。ライフジャケットを着ているので、何もしなくても流れに任せていればよいので楽と言えば楽です。

 といいながらも、1時間も水に入っているといくら暖かいとは言え、身体は冷えるし疲れてくるしで大変なのは大変です。もちろん途中から徒歩で戻るという選択も可能です。


2月17日

 いよいよ明日が帰国の日です。

 午前中は、ホテルのプライベートビーチでジェットスキーを楽しみました。料金は30分で60$でした。結構高いかなあと思いましたが、日本では免許がないと乗れないので、ここは思い出作りと言う感じで気軽に乗ることにしました。ホテルのビーチ前を行ったり来たりするだけなので、30分がこれまた長くて疲れてしまいました。

 前日のツアーでご一緒だった方にマルガリータは美味しくて飲みやすいと聞いたので、ホテルのプールにあるバーでマルガリータを頼んだのですが、これがカクテル?と思うぐらい(マックのラージサイズ)のコップになみなみと注がれており、これ全部飲んだらこの日は何もできないなあなんてことを思いながら、悲しいことにもったいないということで全部飲んでしまいました。

 結局、ふらふらになりホテルの部屋で2時間ほど熟睡してしまい、しかも起きてからも頭が痛かったです。

 ここまでは、カンクンホテル街で過ごしていましたが、せっかくなのでダウンタウンにも行ってみることにしました。

 ダウンタウンは、ホテルからバスで15分ぐらいのところにあります。カンクンと言ってもここはメキシコ。ホテル街の治安はよかったのですが、ダウンタウンは?なので、あまり遠くへは行かずに、バス停近くのスーパーで買い物を楽しみました。

 売っている物はホテルと変わらないのですが、値段は半額以下という感じでお土産買うならダウンタウンと明日は帰国なのにちょっと気が付くのが遅かったか。


2月18日

 あっという間に滞在6日間はすぎてしまい、いよいよ帰国の日になってしまいました。

 帰りもヒューストン経由で成田まで、成田からは直行便で千歳到着です。

 マルガリータを勧めていただいたご夫婦(息子様も同行)は、新婚旅行がカンクンだったそうで、15年(だったかな)ぶりに家族で再訪されたそうです。当時は、こんなに賑やかな街になるとは思いもよらなかったそうです。

 私たちも15年先とは言いませんが、家族でこの地を再訪したいと思っています。

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