1stDay(札幌駅−旭川空港−台湾桃園空港−ホテル)
 4泊5日19,800円のHISミステリーツアーに出発。旅行記が札幌駅から始まることは珍しい。今回のツアーのフライトは旭川空港発着のチャーター便になるため、札幌駅に集合してからバスで旭川空港まで移動することになっている。集合時間の20分前に札幌駅に到着して待ち合わせ場所の「鐘の広場」へ。すでにHISのスタッフの方がいたが受付は10時からとのこと。
 10時になり受付を開始する頃には周りにはスーツケースを持った方が大勢いた。バスは2台で札幌からの参加は60名ほどらしい。今回の目的地は台湾なので子連れは少ない。 
 旭川までは高速道路経由で3時間ほど。途中、砂川のサービスエリアで10分ほど休憩があるが、この時期、しかも日曜日なのでサービスエリアは大混雑で、トイレには行列ができるほどだった。道路は渋滞もなく順調な走行で出発地の旭川空港に到着したのが予定より少し早い12時40分だった。
 旭川空港は国際線の定期便がアシアナ航空のソウル便のみなので、今回搭乗するチャイナエアのカウンターもなく、千歳空港のような団体用のカウンターもないため上のような臨時受付カウンターが設置されていた。受付時刻は13時30分からなので、とりあえず昼食を食べることにした。2階が出発ゲートになっており、3階がレストランと展望台になっている。飛行機に乗れば機内食があるので、軽めの昼食を取ることにして、2階のファストフードコーナーへ。たこ焼き(300円)、スライスピザ(200円)、カレーナン(250円)と、とても安いが量もそれなり。
 何もすることがないので、1階の受付へ行ってみるとすでに長蛇の列ができていた。このカウンターで発券するわけではなく座席はすでに指定されているので並ぶ必要もないのだが、ほかにすることもないので列に並ぶことに。
 出国審査は14時からなので、国際線出発ロビーで待つことにする。国際定期便があるとはいえ、週に2便なので常時国際線のゲートが開いているわけではない。セキュリティチェック、出国審査を終えてようやく搭乗待合室へ。旭川市は木工が主要な産業だけあり木の椅子が使われている。小さいながらも免税店もある。外国から来ている方々が旭川から帰国する場合は需要もあるだろうが、日本人が観光で出発する場合はそれほど需要はないのだろう。
 飛行機は釧路からのフライト。多分、釧路空港着のチャーター便が旭川空港経由で台北へ向かうことになっているのだろう。この時間は国内線の発着便もないため、すべてがオンタイムで進む。時間どおりに旭川空港をテイクオフした。離陸後1時間ほどで前方から機内食のサービスが始まった。チャーター便にも関わらずしっかりとした機内食で、さらにチャイルドミールのリクエストも。チャイルドミールはチキンナゲット、そして大人はパスとか豚焼肉からチョイス。 
 モニターを見れば函館上空。機内食は製造が日本なのだろうから味付けも日本人向けになっているのか?なかなかおいしい。札幌ビールを飲みながらまったりとする。ビールは有料になっているエアラインもあるがチャイナエアは無料でサービスしてくれる。ここで映画が始まるので映画でも見たいところだが、今回搭乗のB737−800はパーソナルモニターではなく、音声は英語、字幕は中国語なのでバックグランドムービーにしかならなかった。日本からのチャーターなんだから、もう一工夫があってもよかったような気も。「なんて言いながら、今回の旅は19,800円。全く不満はないです。」
 旭川空港を出発してからわずか4時間ほどでもう台湾上空。空か見る台湾は日本とそれほど変わらない風景が広がっていた。台湾の桃園空港へはほぼ定刻に着陸した。第2ターミナルへ到着し、イミグレーションまでは結構歩く。空港は1979年に開港しており、到着した第2ターミナルは2000年から供用が開始されている。そんなわけで最近の空港と比較すると若干の古さは否めない。
 イミグレーションは到着時間の関係もあるのかもしれないけれどガラガラで5分ほどの待ち時間だった。次はバゲージエリアへ。こちらもスムーズで到着してからわずか15分ほどで到着ロビーへ。
 税関の後に両替所もあり、そこで両替をしてから到着ロビーへと思ったが、まあここは団体行動、まずはお迎えの添乗員さんとの合流を第一にまずは到着ロビーへ。到着ロビーに出るとすぐにHISの看板を持った添乗員さんを見つけた。「この付近で待っていてください」とのことだったので「両替をしてきてもよいですか」」と確認してから、到着ロビーの両替所で台湾元へ両替をしてきた。到着ロビーでの待ち時間は30分もあった。もしかすると他の到着便の方も一緒なのかも。ここは混載の送迎なので仕方がない。「なんて言いながら、今回の旅は19,800円。全く不満はありません。」
両替レート 0.37560 手数料30元 「1万円を両替すると3,756元になる。」なので買い物するときは1元は2.7円ぐらいで計算していた。
 バスに揺られること約1時間。途中で1か所だけホテルに立ち寄り、今回の宿泊先である「第一大飯店」へ到着した。フロントはそれほど大きくはない。それでも3人ほどのスタッフがてきぱきと対応をしてくれ、チェックインを完了した。TAKEFamilyとしては子供は添い寝でよいので「ツイン1部屋でお願いします。」と事前にリクエストしたところ、「トリプルの用意ができないので受け付けられません。」とのことだった。いやいやツインの添い寝で充分なのだが。
 台湾と日本の時差は1時間なので、台湾が22時だと日本では23時になる。どおりで眠いはずだ。体内時計はもう23時をすぎているのだから。でも夕食をまだ食べていないので、コンビニへ買い物へでかけた。コンビニのお隣には「吉野家」があり興味深かったが、KARINはセブンイレブンがよいというのでそちらで買うことにした。日本のコンビニとは言え品ぞろえはさすがに地元メニューになっている。そんなわけでお粥と肉まん、そしてカップ麺を購入した。明日はツアーについている1日観光なので、予定を何も考えることもなくビールを飲んで眠ることに。
ビール 32元(86円)、35元(95円)  セブンイレブンだけで見ると、日本の値段の6割ぐらい。
 ビールは税金がわからないので比較が難しいけれど、これが日本で言う発泡酒とかではなくビールであればかなり安い。
肉まん 25元(68円)
おにぎり 25元(68円)、35元(95円)
カップ麺 23元(62円)
お粥 35元(95円)

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