5thDay いよいよ札幌に向けて帰る日になってしまった。目覚まし時計を3つ用意して、万全の体制で起床した。今回はホテルの無料送迎付きなので、多分、寝過ごしても電話がくるような気もするが、個人旅行は時間管理が大変だ。 パッキングはすでに終了しているので、着替えをしてからAIAI&KARINに声をかけてみたところ、8:00に寝た効果があったのか二人ともとても機嫌よく起床してくれた。 約束の時間の10分前にロビーに行きチェックアウトした。旅行英会話のテキストなどでは、このチェックアウト編もいろいろと話すことがある。しかし、実際には「チェックアウト プリーズ」であっさりと終了した。日本でもホテルのチェックアウト時に大した会話もないのに、海外でチェックアウトをする時に英語で会話が盛り上がることなどはないかも。 時間通りにお迎えへ。空港までの乗車はTAKEFamilyだけのようだ。空港までの15分ほどの時間は、運転手さんに「何日間だったんですか?」「5日間です」などの初級英会話にお付き合いしてもらった。
グアムのウォンバット国際空港はそれほど大きな空港ではない。でも航空会社によってカウンターのエリアが異なっている。グアムでの大韓航空利用は初めてなので、よくわからず反対方向に歩いて行ってしまった。一度戻って大韓航空のカウンターへ行くと10名ぐらいの方が列に並んでいた。お隣のフィリピン航空のチェックインカウンターでも手続きをしているようで、意外と早くチェックインを完了した。 さすがに3:00台の出発便は多くないのか、空港内も閑散としており、セキュリティチェックはそれほど並ぶこともなく終了した。DFSでおみやげの最終調整を行ってから出発ゲートにむかった。
最近の空港は、安全対策で出発と到着の旅客が同じ通路を歩くことはなくなりつつある。このグアム空港は壁のようなパティションで出発旅客と到着旅客を無理やり分離している。安全対策上仕方がないとはいえ、何かもっと美しい方法はないものだろうか。 また、出発間際にならないとゲートまで行くことができず、少し手前のイスは超満員で座るところすらない状態だった。 時間となったので機内へ。多分韓国では祝日ではないであろう平日の出発なので、中はガラガラ。このB777は2−5−2の座席配列で、窓側から2席がMAMA&KARIN、そして通路を挟んで中の2席がPAPA&AIAIの指定席だった。このPAPA&AIAIの隣の3席は空席だったので、久しぶりにベッド状態で横になることができた。しかも離陸する前にAIAI&KARINは寝てしまって、いつになく良好なコンディションだった。
何て思っていたが、シートを3つ使用して横になるも結局、一睡もすることができず、鹿児島上空まで来たところで朝食となった。朝食は「オムレツ」と「おかゆ」いずれかをチョイスすることができた。AIAI&KARINは熟睡中につき、お持ち帰りにしてもらった。機内では映画も上映されていたが、シートTVではないので映画の選択もできず、かつ日本語を選択するということもできない。この辺が日本発のグアム便と異なるところだが、これも料金を考えると仕方がないところ。
6:30すぎにインチョン空港へ到着した。この時間は、到着便が集中することがないのか、到着フロアも閑散としておりのんびりとした雰囲気だった。乗り換えのチェックも空いており、並ぶことなく3階の出発エリアへ。 上がってすぐのところに子供の遊び場があるので、まっすぐにそちらへ行くことにした。まだ照明もついておらず、静かな雰囲気がただよう。出発が10時なので約3時間ここにいるべきか考えたが、他に考えられるのは、「トランジットラウンジで座っている」、「買い物をする」、「食事をするぐらい」なので、やはりここをベースキャンプとすることにした。
せっかく韓国に立ち寄ったので、好物の「キムチ」と「韓国のり」を購入した。 時間となったので、出発ゲートへ。ここで、札幌からの往路便でお世話になったご夫婦と再会した。モンゴルへ5日間行かれており、そのお話しを伺っていたところあっと言う間に搭乗の時間となった。札幌までの飛行時間はわずか2時間あまりと、機内サービスの時間もないのではないかというぐらい忙しい雰囲気。
機内で少し早い昼食を食べているうちに、もう北海道が見えてきた。定刻より少し早く千歳に到着した。入国もスムーズに進んだが、荷物が少し前に到着した上海便が終了してからになるとのことで、30分ほど待つことになった。千歳空港もそれなりに大きな空港のはずだが、それは国内線だけで、国際線の設備は荷物のターンテーブルも一つしかなく実に貧弱だ。 そういえば、入国にあたって初めて経験したのが、「税関の申告書」を提出したこと。これまでは、少なくとも日本の入国で提出したことがないので、機内で配られていても、「何だろう」と思って、記入もしていなかったが、税関の前でみんなが書いていたので、ここでようやく理解した。 グアムから直行便であれば4,5時間のところを12時間かけて帰国。一睡もできなかったが、時差が1時間しかないのでそれほど疲労はしていない(と思う)。ぜひ、また行きたいと思いながら自宅へ到着。 「旅行記を読んでいただきありがとうございました。」 |