治療方針

治療方針

明治時代に西洋医学が日本に入って来てから、いわゆる問診を重視した治療が一般的になりました。

東洋医学でも、問診が重要なことは言うまでもありませんが、私はそれが難病に関しては十分なものとならないと考えています。

東洋医学では、本来問診よりも、治療家が患者を観察することに主眼が置かれていたように思います。

望診(見ること)や触診(さわること)より問診を重んじるようになったのは、西洋医学の影響だと思います。

患者の方を見ず、コンピューターばかり見ている治療家も増えました。

もちろん、問診で治療に有効な情報が得られ、十分な治療が出来るならそれでもいいのです。

しかし、難病で苦しんでいる方は、そういうやり方で効果が上がらないから困っていらっしゃるのではないでしょうか。

望診や触診に重点を置くことにより、本来の東洋医学の力を十分活かせる治療を行いたいと考えています。


「気」へのこだわり

私の治療では、鍼(はり)を刺すことは行いません。

身体全体の気の流れを整えることにより、より元気な状態に近づける。

元気になることによって、身体本来がもつ治癒力で治って行く。

そういう治療を行います。

あらかじめ、こういうことをご了承いただいて治療するのですが、それでも「痛いからここを治療してくれ」という方がいらっしゃいます。

私の治療はあくまで気を整えるものです。

痛い場所にブスリと鍼(はり)を刺す治療は、それが得意な治療家がたくさんいらっしゃいます。

こういうことをご理解の上、治療をお受け下さい。

 


お灸へのこだわり

ご希望の方にはお灸も行います。 

人によっては、劇的に効果を上げるお灸ですが、「すごく熱いのでは?」という間違ったイメージを持たれていました。

古来、鍼(はり)・灸(きゅう)・漢方は一つのものだったのですが、いつの間にかお灸だけが陽の当たらないところに追いやられてしまいました。

お灸が合う症状の方には、是非お勧めしたい治療法です。