隣の人の田んぼとの違い(当園は左の田んぼ) 風通しのよい栽培は稲が健康になります

   稲も人間と同じ生き物。お米を作るうえで稲の「健康管理」はかかせません。我家では、いろんな
事に気を配っておりますが、こんなお米が「美味しいお米になる条件」だと思って取り組んでいます。
@朝露(夕方は水滴)が健康のバロメーター。健康な稲はきれいな水滴ができます。
A稲と稲の感覚を空けて田植えを行っているので、風通しがよく、病気にかかりにくい。
   (病気にかかりにくいので、農薬の使用する機会が減ります。収量よりも安全なお米づくり。)
B山から冷たい水がかかる事で、稲が輝きます。特に、真夏の暑いときは、皆さんが冷たいビールを
   飲みたいように稲も必要とします。山の冷たい水をかけると葉がシャキッとし、人の肌のように「つや
   つや」になり、輝いてきます。(機会があれば、ぜひ、見にきて下さいね。)
C健康な稲は食事も大事。肉(窒素)ではなく、野菜(リン酸)中心のメニューを組んでいます。
   (その他にも、魚(カリ)やいろんな栄養分を均等に与えます。)

自然豊かな環境のところで、我家のお米は育まれているんですよ。だからうまい!

   我家の稲の取り組みとしては、「田で採れたものは、田に返す。」の考えから、植物性(米ぬか主
体)の栽培。米ぬかが入る事で、窒素成分が少なくなります。窒素分が多いと虫が大好きな匂い
を発し虫が多く稲につきます。虫が多いと農薬の使用回数が多くなり、「無農薬・減農薬の栽培」
ができません。(皆さんはパンに塗るのはマーガリン?それともバター?ダイエットに大敵なのは・・・・)